チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

水の音 山種美術館@恵比寿

2014-08-02 23:00:00 | 美術館 博物館

チビクロは、でかけましたにゃ。


水の音 広重から千住博まで
2014年7月19日~9月15日
山種美術館



暑い日が続きますにゃ。
そんな季節にぴったりな
美術展ですにゃ。

チビクロ
千住博さんの「滝」シリーズを
見たくて、たまりませんでしたにゃ。
やっと見ることができますにゃ。

チビクロが、美術館に着いたのは10時30分くらいでしたにゃ。
午前中のせいか、
すいてましたにゃ。
早起きすると、いいことが
ありますにゃ。

構成
第一章 波のイメージ
川-流れゆく波
海-躍動する波

第二章
滝のダイナミズム

第三章
きらめく水面

第四章
雨の情景


チビクロおすすめの作品を
ご紹介しますにゃ。

4,荒木寛畝
雉竹長春
花鳥画を得意としている
そうですにゃ。

8,山本丘人
流転之詩
解説を引用しますにゃ。
「人生流転のうた
渓流は、軽井沢の谷間の素描。
構成は、能楽の背景からヒントを
得たもの。
垂直線をよぎって
見える流れは、人びとによって
それぞれの異うもの。」
晩年は、心象風景を
抒情的に表現する。

9,奥田元宗
奥入瀬(秋)
日本画で使われる
岩絵の具でしょうか?
粉末がきらきらと輝いて
いましたにゃ。

11,千住博
水 渓谷
31才の作品ですにゃ。

23,奥村土牛
鳴門
渦の表現が、ダイナミックで
迫力がありますにゃ。
グリーンの色調の絵の具を
厚みがあるまで
塗り重ねられていて、
やっぱり、画集ではわからない
面白さがあって、本物を見るって
素晴らしいですにゃ。
遠くにみえる島影もいいですにゃ。

千住博
33,ウォーターフォール
34,松風荘襖絵習作
35,フォーリングカラーズ
そぎおとされされた魅力。
抽象に近づくほど、
本質に近くなりますにゃ。
現代の日本画ですにゃ。
作家曰く
「技法的には、絵の具による滝。
内容は、滝の絵。」
このモチーフにとりつかれたように、取り組んだそうですにゃ。

39,四季・秋
40,光

52,入江波光
志ぐれ
墨絵ですにゃ。
風に流れる竹林。数羽の鳥。
右から中央に雨の降る様子。
チビクロ的に、ぐっときますにゃ。

53,小茂田青樹
春雨
世紀の日本画展でも、
見ることができましたにゃ。
この画家さんチビクロ好きですにゃ。
山種美術館にくると
いつも一点か二点初めて
お目にかかる作品があって
うれしい発見ですにゃ。
牡丹桜に降りしきる雨。
でも春の雨と聞いただけで
優しい感じに、思うのは
どうしてだろにゃ?
新芽をはぐくむ雨だからですかにゃ。

目に涼しげな作品が
多く展示されていて
おすすめの展覧会ですにゃ。

皆さまもぜひご覧になっては
いかがでしょうか?

素晴らしい作品に
出会えましたにゃ。

ありがとうございますにゃ。