部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



三国伝 趙雲ガンダム、完成しました。

この趙雲ガンダムはKazさんのところで開催中の「檄三国伝コンペ(子竜VS水軍)」のうち、
俺流子竜コンペに参加するために作製しました。



コンペの発動は2008年の7月、参加表明も同時期でしたが、提出まで結局1年かかりました。
実際の作製は2009年の5月後半から。
作製着手から完成まで約1.5ヶ月。いままでの最短記録かもしれません。

もともとキットの出来が良いのと、作製開始時点ですでに4点の参加作品(力作!)が公開されており、コンペ課題である”俺流”を如何に出すかに悩みました。
結局はオーソドックに、体型を設定にどれだけ近づけるかを目標に作製開始。
少しカラーでの差別化ポイントを追加して完成させました。



■俺流子竜 趙雲ガンダム


























俺流子竜コンペ会場にも別写真がありますので、合わせてご覧いただければ幸いです。




■作製記

1.趙雲本体キット素体
 結構良いキットです。そのままでもカッコいい!カッコよさに限って言えば、曹操ガンダムの上をいくかもしれません。三国伝ガンダム系で一番かも。


 

 とは言え、箱絵や三国伝公式サイトの設定画と見比べると少し違和感があるのも事実。
 この当りを”俺流”で解釈しながら修正することにしました。

 当時のメモを見ると改修点は以下の通り。

 ・兜:大きな角が短い。小角も短い。延長させる。
 ・頭部:頭が奥行き不足で小さい。幅増し必要。
 ・胸部:幅が足りない。前面へも少し張り出す必要有り。
 ・肩部:薄い感じ。上部へボリューム増加必要。
 ・スカート:サイド、フロントの切り分け必要。
       フロントは小さいので幅増し必要。 
 ・足(ソール):細く見えるので幅増し必要。
 ・バックパック、羽:ダボ穴不要。
 ・馬:四肢が開かないので力強さに欠ける。

2.兜

 大角、小角ともエポパテで延長。
 小角は作製途中で一度折れました。
 バルカン部分は削除し、最終的にメタルパーツへ置き換えました。




3.頭部

 頭部の前後が少し短く感じたので、1.5mmプラパンを挟み込みました。
 また写真にはありませんが、髪飾り-髷(?)はエポパテで延長。肉抜き溝も処置しています。
 (塗装のマスキングを剥がす時に折れました-涙)

 同じく写真にはありませんが、フェイスはコリコリと掘り込んでいます。
 兜の頬当ての突起も細く整形しています。




4.胸部および肩部

 胸部が少し小さいイメージだったので、エポパテで幅増し。
 胸部鎧も同じく幅増し。また本体胸部へ取り付け時に少し前方へ付くように小細工。これにともない上部に出来る隙間はプラパンで簡単にふさいでいます。
 肩部鎧の厚みが足りないように感じたので、エポパテで増量。
 また写真にはありませんが肩部の垂れの根元のボリュームが足りないように感じたので、同じくエポパテで増量しています。
 



5.スカート部

 フロント部とサイド部の間を切り分けました。
また、フロントスカートの幅増しをエポパテで行っています。個別写真はないのですが、後のほうで出てくる改造全体写真でご確認いただけるかと思います。
 




6.足(ソール)部

 どうも足が細く見えてバランスが悪いように感じるので、幅増ししました。
 ソールを前後に分断し、前側だけを1.5mmプラパンで幅増し。
 一旦ディテールは消して、幅増し後に薄いプラパンと市販のバーニアパーツでそれらしく再生しました。





7.羽

 羽にある龍の取り付けダボは設定画重視で削除しました。
 肉抜き溝も含めエポパテで修正。




8.改造全体
 
 趙雲本体の改造後の全体像です。
 だいぶ設定画にイメージが近づいたと...自画自賛ですが。 





9.馬キット素体

 今回のコンペでは”馬”完成も必須課題でしたので、馬も作製しました。
 しかし、プラで馬を作ることになろうとはビックリ。
 バンダイ企画担当者の意気込みが伝わります。

 キットそのものは良くは出来ているのですが、四肢が前後にしか動かないため、立ち姿が美しくない。
 四肢を踏ん張って立つ力強さが感じられないので、四肢を外向きに出来ように改造する事にしました。
 (ネットでお世話になっているYFさんの曹操ガンダムの馬の作例を参考にさせていただきました)




10.軸変更

 もともとの軸を削除し、市販のPC軸へ置換え。エポパテで強引に固めました。




11.四肢

 四肢が外向きに開くようになってイメージが相当に改善されました。




12.サフ

 鎧に金・銀が使用されるため、表面処理は何度かやり直しました。
 



13.マスキング

 三国伝の特徴である、マスキング地獄を味わいました。




■塗装

・趙雲本体の白ベースにはライトグレーを使用しました(クレオス ライトグレーFS36495)。
 馬の白にはガンダムカラーのホワイト(5)を使用
・青にはガンダムカラーのグレー(9)を使用。
・赤にはクレオス マルーンを使用
・金は2種類使用
 鎧の金、馬の金、武器の金には、おとなし目にクレオスのスーパーゴールド。
 胸部および龍激導の龍には派手にガイアのスターブライトゴールドを使用。
・銀はガイヤのスターブライトシルバーを使用。

 塗装全体は少し色味をおさえたロービジ風(以前にインパルスで試した色合い)で塗装してみました。
 トップコートは、金、銀部分にはスーパークリア(半ツヤ)、他はスーパークリア(ツヤ無し)を使い分けています。


 当初は竜つながりで、本体を青白のドラゴンズカラーにして、CDの旗を持たせようかとも画策しましたが、思いっきり外してしまいそうだったので、結局オーソドックスにまとめてみました(根性なしです...)


■あとがき

 最後までご覧いただきありがとうございました。

 2007年11月の司馬懿サザビー以来約2年ぶりの三国伝でした。
 三国伝はなかなか個人的には手を付ける機会の少ないキットですが、今回のコンペで魅力を再確認しました。

 外伝も始まるようでさらに盛り上がっていくのでしょうね-
 個人的にはノーマルのBB戦士の拡充もバンダイさんにはお願いしたいところ。

 作製途中に、リンクでお世話になっているYFさんに素敵な馬の複製パーツをいただきました。
 今回の作製にはレギュ関係もあり投入でいませんでしたが、近いうちに作製して追加UPしたいと考えています。
 YFさん、ありがとうございました。

 最後になりましたが、Kaz軍師様とと。。。副軍師様、今回のコンペに参加させていただき、本当にありがとうございました。楽しかったです。



(バナーはYFさんから頂いた物です)



コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )