
これは、何を作っているところでしょう。
答えは、「地瓜球」です。
「地瓜」は、サツマイモ。手前にある棒状のものは、サツマイモと小麦粉などを練ったもの。これを小さく切って、油の中にいれます。大きな中華鍋の上に、穴の開いた銀色の中華鍋が見えますか?これは二つがセットになっている「地瓜球」専用鍋です。油にいれて、少しあがったころ、上の穴あき鍋を下ろして、ぎゅうーっと押さえます。何度か押して、緩めてを繰り返すと、あら不思議、団子状だったものが中に空気がはいって、ボールのようになっていきます。
ヨーロッパの料理でも、ジャガイモで作る同じような料理があります。料理の付け合せになっていました。
台湾では、これはおやつです。揚げたては、サクサクッとして、ほんのりサツマイモの甘みがあって、ポンポン口に入ります。
話は、変わりますが、今週末(2/28)まで、台中の国立美術館で、アジア藝術展「ビエンナーレ」が開催されています。現代アートは、ちょっとっと思って敬遠していた私ですが、友人のMさんが、ボランティアガイドをされていたので、解説を聞きながら鑑賞させていただきました。もう目からうろこ。NHKの「デジスタ」みたいな作品もあって、不思議空間がなんともステキでした。こんなステキな展示が無料で見られるなんて、台湾って、太っ腹です。台中在住のかた、ぜひ、28日までに国立美術館へ。
2009亜洲藝術雙年展 Asian Art Biennial
2009年10月24日~2010年2月28日まで 入場無料
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