台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

辛いもの好き貴州人

2014年08月10日 | 台湾の生活

台湾が中国観光客を受け入れて6年、台湾では、どこへ行っても中国大陸からも団体を見かけます。
日本もここ数年、中国人観光客ツアーをどこでも見かけるようになったと思います。

この前、花蓮の市内で発見した看板。
意味わかりますか?

「四川人不怕辣,湖南人辣不怕,貴州人怕不辣」
不怕辣=辣不怕<怕不辣
という図式。四川省と湖南省の人は、「辛くても平気、貴州省の人は、辛くないのが怖い」と言う意味。

特に貴州省の人は、辛い+酸っぱいで、舌が痺れて感覚が無くなり、全身から汗が噴き出すような味がお好み。
台湾は、食は中国と似ている部分も多いですが、それでも、辛いもの好きのお客様には、また特別な辛さで味付て提供しているんです。

刻んだ唐辛子をニンニクなどといっしょに発酵させた調味料は、「辣椒醤」。日本ではあまり見かけせんが、台湾では、食堂のテーブルには必ずあります。
小さな煮干しを入れたり、黒豆も入っていたりします。

日本でも、もし中国の特にこの四川、湖南、貴州からのお客様をお迎えする時には生の唐辛子とニンニクを刻んだものを小皿に用意しておくだけでも喜ばれます。せっかくの日本料理が、、、と思うこともあるでしょうが、人の食習慣は、そうそう変わるものではないで、こんなことも「おもてなし」の一つになるのではないかなあと思います。



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