全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

平成25年5月11日(土)に思うこと。

2013-05-11 06:31:19 | 全英連参加者 2013

 東日本大震災発生から2年2ヶ月。
 数日前政府は、福島第1原発の事故で警戒区域となっている福島・双葉町について、5月28日(火)に、帰還困難区域など、2つの区域に再編することを正式決定。これで、全ての警戒区域がなくなることになる。午前0時から。

 双葉町は全域が警戒区域。再編により、人口の96%(人口約6270人)が住む大部分の地域を「帰還困難区域」、残り4%(人口約250人)を、日中の立ち入りが可能な「避難指示解除準備区域」とする。原発事故で警戒区域となっていた9市町村全ての再編が終わる。政府はインフラ復旧などの取り組みを急ぐ方針。

 再編が終わっただけなのだ。
 インフラ整備が進み、ハードウエアの整備ができても、人が住むのだろうか。生活が営めるのだろうか。「避難指示解除準備区域」とされても、まだまだ道のりは遠い。前に進んではいる。でもこれは、双葉町住民でない僕の感じ方。町民の方にはこのニュース、どう響くのだろう。

 「帰還困難区域」という言葉をあらためて調べてみた。これは、『原子力災害により放射線の年間積算線量が50ミリシーベルトを超え、5年間を経過しても年間積算線量が20ミリシーベルトを下回らないおそれのある地域。5年以上の長期にわたって居住が制限される区域。』なのである。最低でも5年間ということ。何年かかるかわからない。

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 以下は平成25年4月10日付、警察庁緊急災害警備本部による、『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置』による。
 〇亡くなった方は、15883人(H.25/3/8付よりも2名増)
 〇行方不明の方は、2681人(  〃   13名減)
 亡くなられた方のご冥福をお祈りする。

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 11日に震災関係のことを書くことの是非。1ヶ月、何度も考えたが結論が出ない。結論が出せないので、続けることにした。
 今月も少額だけど募金できた。節電、省エネも心がけたい。生徒諸君にも折に触れて話し続けようと思う。

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