今年、改めて生徒たちとの言語感覚のずれを感じた。
『センセ
『何ですか?
『HRにGがいました。
『ハイ?
『。。。ゴキちゃん...です。
そんな会話だった。
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学校には毎日清掃時間がある。ゴミ捨てもちゃんとしている。それでもゴキブリが出る。調理実習室だけではなく、教室や水飲み場に死んだゴキブリがいることが、まれにある。すみっこにひっくり返っている。
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ゴキブリ発見を僕に報告してきた生徒が、「G(ジー)」と言った。なるほど確かにgokiburiなのでGだが、僕にはない言葉の感覚だった。「G」と言う表現はある種の忌避だと思う。
JKが女子高生のことを表すようになって、どれくらいだろう。
JKのような頭文字略語の存在が話題となり、広く普及したのは10年少し前かもしれない。僕が「KY」をブログに書いた頃だから、若者の間ではそれ以前から使われていたのだろう。AKBも発足当初は「秋葉原48」(Akihabara 48,アキバ 48)だったような気がする。単語が省略されるだけではなく、頭文字言葉もどんどん短くなるのかな。