MT学園への国有地売却に関する決裁文書が、書き換えられたとされる疑惑。ホントだろうか。
公務員組織は、基本文書(保存)主義である。学校であれば、生徒異動、様々なお金の支払い、場合によっては学年通信の発行も、担当者から学年/教科/分掌責任者・教頭・事務長・校長のハンコ(チェック)がいる。全部終わって決裁完了であり、文書は「決裁済文書」になる。
チェックをうけるために「起案」をする。チェック中、どこかで「朱」が入る、つまり「書き直し指示」を受けることは別段珍しくない。でも、これは起案途中のこと。通常、決裁後のものを「直す」ことは、あり得ない。どうしても必要ならば、再度赤点線部のプロセスをやり直す。それが当たり前である。
国会に提出する文書と、実際に作成したものが違っている。
違っている理由は、決裁文書を「直した」から。
普通の公務員の僕にとって、あり得ないように思うのだが。
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そんなことを書いていたら、渦中のS氏が退職とのこと。今後どうなるのだろう。