NECパーソナルコンピュータ株式会社は9月6日、1982年発表の「PC-9801」、1983年発表の「PC-100」が、独立行政法人国立科学博物館により「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録されたと発表した。 |
98...読めない人がいるだろう。「きゅーはち」である。
最初に職場に現れたのは、9801VMだったかな?
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PC-9801は「日本で最も普及した16ビットパソコン」である。
選定理由は以下の通り。
グラフィックディスプレイコントローラ(GDC)で高速化した640×400ドットのディスプレイと16ビット外部バスをもち、オプションのJIS第一水準漢字ROMの搭載で漢字処理に対応した16ビットパーソナルコンピュータ(PC)である。拡張性の高いハードウェアと、既に普及していた8ビットPCと交換性のあるOS的役割を果たすソフトウェアN88-BASIC(86)を搭載していた。
1980年代後半から10年以上にわたり事実上の日本の標準機として普及するとともに工業用として多くの生産現場を支えた「98シリーズ」の初代機である。本体価格は298,000円であった。
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1982年が「初出年」なので、僕の学生時代から就職した頃である。
298,000円という価格は、当時の僕の実質給与3ヵ月分近い。とてもじゃないが買えない価格だった。
就職後3年目、初めて購入できたPCは、EPSONの98互換機だった。
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知らないことばかりだって? むかしばなしだから。