全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

ディズニーがルーカスフィルムを買収

2012-10-31 20:08:41 | 全英連参加者 2012

 ---速報---

 『スター・ウォーズ』新作が2015年に全世界公開へ!
  ディズニーがルーカスフィルム買収を発表

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 こんなニュースが31日にネットで流れた。午後7時のNHKニュースでも、かなり長い時間取りあげられていた。
 USA Todayの記事を一部引用する。(30日付)

USA Today
Disney buys Lucasfilm for $4 billion

 Disney is buying Lucasfilm for $4 billion, adding the legendary Star Wars franchise to the entertainment giant's stable of characters. Lucasfilm is 100% owned by founder George Lucas. The purchase culminates a one and a half year pursuit of the Lucas empire, Disney's CEO said.
 Lucas, who receives 40 million Disney shares from the deal, will be the second-largest non-institutional shareholder of Disney, Bloomberg News says, behind the trust of deceased Apple co-founder Steve Jobs.
 The 68-year-old Lucas will serve as a creative consultant but plans to retire.

 ディズニーはルーカスフィルムを40億ドルで購入。買い取り交渉には、1年半かかった。
 ルーカスは、代金(現金)の他、ディズニー社株式4000万株を得る。これにより彼は、故スティーブ・ジョブズの次の個人大株主ということになる。
 ルーカスは、クリエイティブ・コンサルタントになる。(会社経営からは)引退を計画している。

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 スター・ウォーズオリジナル3部作が公開された時、ルーカスにはスター・ウォーズ9部作構想があった。その路線通りならば、「エピソード7」は、オリジナル3部作3作目の後からはじまることになる。でも、どんな形になるかわからない。わからなくても、それはそれで楽しみだ。
 ルーカスの個人的才能、体力、映画制作に割ける時間を考えるならば、スター・ウォーズフランチャイズ(ものがたり世界)には、新しい人材が必要なことは、ファンならば誰でもわかること。新たなものがたりをつむぐ人たちが、どのような作品を作るかわからない。でも、ディズニーであれば、考えうる最高のクリエイターたちを、かき集めることが可能だろう。

 公式発表によると、ディズニーは2015年の「エピソード7」の後も、2年から3年間隔で新作を公開し、シリーズ化を見込んでいるとのこと。
 ・・・長生きしなくては。

 今回の買収には『スター・ウォーズ』の権利の他、『インディ・ジョーンズ』シリーズの権利等も含まれる。VFX技術で知られるILM(インダストリアル・ライト&マジック)、音響部門のスカイウォーカー・サウンドも、ディズニー傘下となる。 これはすごい買い物である。


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系外惑星

2012-10-31 05:14:32 | 全英連参加者 2012

 ...この話題、続くなあ。
 (2012.10.26、「PH1:連星をまわる惑星」)

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 PH1が公転している、四重連星のKIC4862625まで、太陽系から(以下同じ)5000光年。
 (2012.10.22、「4つの太陽を持つ惑星を初確認」)

 アルファ・ケンタウリBまで、4.3光年。
 (2012.10.21、「SFの定番舞台にも、惑星がある。」)

 ケプラー22bまで、620光年。
 (2012.10.01、「ニュートン11月号」)

 「スターウォーズ」で描かれた惑星タトゥイーンのようだと報道された、連星を回る惑星であるケプラー16b。
 この惑星が公転しているのが、ケプラー16(AB)という連星。200光年。
 (2011.09.20、「まるで「スター・ウォーズ」」)

 グリーゼ581まで、20光年
 (2010.10.07、「第2の地球」)
 (2007.05.01、「Potentially habitable planet found」)

 これまでに、系外惑星について、ブログでこれだけ取上げている。
 2番目を除き、発見(確認・発表)される系外惑星を持つ恒星(連星)までの距離が、どんどん大きくなっている。観測技術・分析技術のものすごい進歩と考えていいのだと思う。特に、5000光年も離れた場所の四重連星、それを公転するPH1を「発見」できるなんて、20年前ならばSF作品である。


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