『だから』ってことでもないんじゃない？

一昨日、某テレビ番組で「ポ●ョに出ている『声優』を４人挙げなさい」というクイズが絡んできました。
『声優』と言ってもあのスタジオの最近の作品なので言わずもがな本業の人ではありません。

皆が走って一定点に達したら答えられてるというアレなんで、答えられる時間は比較的短いです。


答えられないだろうな、と思ったら案の定。


話題集めだの何だので本業以外を起用しても結局そんなもんですよ。（失笑）


だったらたとえ無名でも新人でも声と演技が印象に残って「このキャラはその人でないと」と思わせられてこれからも「声優」として活躍される人の方がいいじゃないですか。


声優の仕事は声優にやってもらいたいと思っている方は結構居ます。
たとえ私のように普通に（？）声優好きではないとしても。


大抵話題にされるのは映画等の単発の吹き替えなんですが、レギュラーアニメでも無いとは言えません。
むしろ最近になって増えている気がします。
でも、評判はいまいち。
話を聞く（見る）とき●りんが特に良くないです。ただでさえ演技のクオリティが低いところに商業戦略が大きく絡んでいる為。


90年代後半から続く声優ブームに「声優は売れる」と芸能事務所に認識されてしまったのでしょうか。
実際、電王のイベントでも声優人気によってチケットにすごい値段が付いたとか。


だから、売る為に「声優」のジャンルに参入する。


だけど、違う。


確かに売れている人は売れていますけど、地道な人気の人も居ます。
そこまで至れずに挫折してしまった人も居るでしょう。

「声優だから」売れるのではなく、発表されてヒットしたメディアでの位置が「声優という立場だった」というだけでしょう。


別に事務所として『業務拡大』『新分野開拓』っていうならいいですけど、「プロ」とは呼べないレベルで固めるのはやめてほしいですね。
今のベテランも最初から上手かったわけじゃない（と思う）ですけど、やはり声で演じることに対しての「基礎」は商業の為にいきなり演じる人よりも明らかに違うと思います。