就活において推薦制度(推薦求人)というシステムがあります。
旧の倫理憲章においても「推薦書の提出は7月以降」というのはあったように記憶して
いますので認知されていた制度のようです。
大学入試においても推薦入試で入学する学生が増えており中堅以下の(一般入試で多くの
応募者が望めない)大学では学生確保の重要なシステムのようです。
高校生にしてもそれまでの成績を評価され、秋口に進路が決まり残りの高校生活を充実
させることができるのではないでしょうか。
しかし就活における推薦制度は少し違います。
推薦制度で求人をする企業は、まず求人票を『採用したい大学』に提出します。
大学に対しては、求人の内容を伝えるのに加え、推薦数を提示します。(例えば5名とか)
「一般職 求人数 3名」を5大学に推薦数各3名で募集するような感じです。
現在のナビを使った誰でも応募できる求人ではありません。つまり制度として「学歴フィルター」。
学生にとってはライバルが少ないので選考回数が少なく(筆記試験+面接2回とかで)負担が少ない。
企業としてもそこそこのレベルの学生が少なく応募するので選考の負荷が少ない。
そして一番のメリットは、「推薦求人で内定を得たら絶対辞退できない。」ということです。
別に大学に推薦を依頼して応募者があっても1つの大学から必ず〇名は採用するという義務はない。
(大学によっては、交渉上手な大学もあるようですが)
大学によっては(特に企業に対して立場の弱い大学では)「選考中の辞退も不可」とか「自由応募に制限
を掛けるところもあるかもしれません。
学生にとって「ライバルが少ない」(だから引っ張られることは少ない。)以外メリットはないように感じます。
推薦応募と並行して受検していた「いい企業」から内定をもらっても推薦で内定をもらったら推薦された
企業に行かなければならない、
大学も辞退させるわけにはいかないので応募時点で念を押しますし、万一辞退するようなことがないよう
締め付けます。
(大学の判断として、推薦応募した企業よりBIGな企業から内定をもらった場合、菓子折り下げてお詫びに
行くこともあるようですが。)
つまり内定辞退におびえる企業にとって、素晴らしい制度なわけです。
自分に自信がある学生は、推薦ではなく自由応募でその企業を受けることがありますが、企業としては
推薦求人を出している大学からの自由応募学生は、「内定予備軍」の可能性ありとみるでしょう。
ただどこの企業でも推薦を出せば学生が応募するわけではありません。
ただ「推薦書を出したら内定辞退できない。」ことを利用して後付けで推薦書を要求する企業があります。
最終選考で応募書類を提出させ、その中に推薦書を含めてけば「オワハラ」をする必要はありません。
実際後付けの推薦書は明らかな「オワハラ」だと思うのですが、あまり話題にならないようです。
それも推薦制度が大学と企業の力関係によるところが大きい。
推薦書についてはまだまだたくさん企業に有利なところばかりですが、その辺は改めて。
応募者が少ないというのは、無駄の少ない選考であることは疑いありません。
旧の倫理憲章においても「推薦書の提出は7月以降」というのはあったように記憶して
いますので認知されていた制度のようです。
大学入試においても推薦入試で入学する学生が増えており中堅以下の(一般入試で多くの
応募者が望めない)大学では学生確保の重要なシステムのようです。
高校生にしてもそれまでの成績を評価され、秋口に進路が決まり残りの高校生活を充実
させることができるのではないでしょうか。
しかし就活における推薦制度は少し違います。
推薦制度で求人をする企業は、まず求人票を『採用したい大学』に提出します。
大学に対しては、求人の内容を伝えるのに加え、推薦数を提示します。(例えば5名とか)
「一般職 求人数 3名」を5大学に推薦数各3名で募集するような感じです。
現在のナビを使った誰でも応募できる求人ではありません。つまり制度として「学歴フィルター」。
学生にとってはライバルが少ないので選考回数が少なく(筆記試験+面接2回とかで)負担が少ない。
企業としてもそこそこのレベルの学生が少なく応募するので選考の負荷が少ない。
そして一番のメリットは、「推薦求人で内定を得たら絶対辞退できない。」ということです。
別に大学に推薦を依頼して応募者があっても1つの大学から必ず〇名は採用するという義務はない。
(大学によっては、交渉上手な大学もあるようですが)
大学によっては(特に企業に対して立場の弱い大学では)「選考中の辞退も不可」とか「自由応募に制限
を掛けるところもあるかもしれません。
学生にとって「ライバルが少ない」(だから引っ張られることは少ない。)以外メリットはないように感じます。
推薦応募と並行して受検していた「いい企業」から内定をもらっても推薦で内定をもらったら推薦された
企業に行かなければならない、
大学も辞退させるわけにはいかないので応募時点で念を押しますし、万一辞退するようなことがないよう
締め付けます。
(大学の判断として、推薦応募した企業よりBIGな企業から内定をもらった場合、菓子折り下げてお詫びに
行くこともあるようですが。)
つまり内定辞退におびえる企業にとって、素晴らしい制度なわけです。
自分に自信がある学生は、推薦ではなく自由応募でその企業を受けることがありますが、企業としては
推薦求人を出している大学からの自由応募学生は、「内定予備軍」の可能性ありとみるでしょう。
ただどこの企業でも推薦を出せば学生が応募するわけではありません。
ただ「推薦書を出したら内定辞退できない。」ことを利用して後付けで推薦書を要求する企業があります。
最終選考で応募書類を提出させ、その中に推薦書を含めてけば「オワハラ」をする必要はありません。
実際後付けの推薦書は明らかな「オワハラ」だと思うのですが、あまり話題にならないようです。
それも推薦制度が大学と企業の力関係によるところが大きい。
推薦書についてはまだまだたくさん企業に有利なところばかりですが、その辺は改めて。
応募者が少ないというのは、無駄の少ない選考であることは疑いありません。