私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

朝日新聞は「言論の自由」をはき違えている

2008年11月12日 16時45分30秒 | 偏向マスコミ

前空幕長―「言論の自由」のはき違え

 事態の深刻さが、そして何が問われているかが理解できていない。航空自衛隊の田母神(たもがみ)前幕僚長を招いての参院の参考人質疑は、そんな懸念を強く抱かせるものだった。

 田母神氏は「自衛官にも言論の自由がある」「言論統制はおかしい」と繰り返し発言した。自衛隊のトップにまでのぼり詰めた空将が、こんな認識の持ち主だった。

 戦後の日本は、軍部の独走が国を破滅させた過去を反省し、その上に立って平和国家としての歩みを進めてきた。自衛隊という形で再び実力組織を持つことになった際も、厳格な文民統制の下に置くこと、そして旧日本軍とは隔絶された新しい組織とすることが大原則であった。

 憲法9条に違反するという反対論も根強かったなかで、国民の信頼を築いてきたのは、この原則からの逸脱を厳しく戒めてきた自衛官たちの半世紀におよぶ努力の結果である。

 自衛隊のトップにいた人が、こうした基本原則や過去の反省、努力の積み重ねを突き崩しておいて、なお「言論の自由」を言いつのる神経を疑う。

 むろん、自衛官にも言論の自由はある。だが、政府の命令で軍事力を行使する組織の一員である以上、相応の制約が課されるのは当然ではないか。

 航空自衛隊を率い、統幕学校の校長も務めた人物が、政府方針、基本的な対外姿勢と矛盾する歴史認識を公然と発表し、内部の隊員教育までゆがめる「自由」があろうはずがない。

 問題が表面化した後、防衛大学校の五百旗頭(いおきべ)真校長は毎日新聞のコラムでこう書いた。

 「軍人が自らの信念や思い込みに基づいて独自に行動することは……きわめて危険である」「軍人は国民に選ばれた政府の判断に従って行動することが求められる」

 五百旗頭氏は歴史家だ。戦前の歴史を想起しての、怒りを込めた言葉に違いない。

 それにしても、文民統制の主役としての政治の動きがあまりにも鈍い。浜田防衛相は、田母神氏の定年が迫って時間切れになる恐れがあったので懲戒処分を見送ったと述べた。

 田母神氏の行動が処分に相当すると考えるのは当然だ。きちんと処分すべきだった。そうでなければ政府の姿勢が疑われかねない。自民党国防部会では田母神 氏擁護論が相次いだという。そうであればなおさら、麻生政権として明確な態度を示さねばならない。麻生首相の認識が聞きたい。

 ほかにも、参院での審議で驚くべき事実が次々と明らかになった。防衛省はなぜ省をあげての調査体制をつくらないのか。政府の腰が重いのなら、国会が国政調査権を発動して乗り出すしかあるまい。
(2008/11/12 朝日新聞)
(引用終了)


 歴史認識に関して政府見解と異なる論文を公表したとして更迭され た田母神俊雄・前航空幕僚長が11日の参院外交防衛委に参考人として招致されたが、多くの国民は生中継による論議を期待していたにも関わらず、なぜか中継 されず、どのような論議が行われたか詳細に知ることは出来ない。産経新聞だけが招致の詳報を伝えているだけであり、ほとんどの偏向マスコミは田母神氏の論 文の内容を紹介せず、誤りがあるならば、それを指摘すべきであるにも関わらず、ただ航空幕僚長としての立場で政府見解と異なる論文を公表したことは許せな いと批判するだけでは不可解の何者でもない。

 政府見解とは村山談話のことを指すようだが、多くの国民は村山総理(当時)の歴史認識について賛意を示していた訳ではなく、個人的な意見として国民を欺く ように談話として発表したものであり、であるから、そのような談話に法的強制力がある訳はなく、すべての国民は村山談話と同じ認識を持たなければならない とする義務もなく、それに反する見解を誰が述べたとしても、批判するのは誤りであり、それを封じ込めることは許されない。

 毎年多くの殉職者を出しながら、命をかけて国を守ろうとしている自衛官が、「わが国は侵略国家だった。」との自虐史観を持っていたのでは任務に誇りを持て ないであろうし、もし、そのような認識を持つ自衛官がいるとしたら「わが国が侵略されるようなことがあれば抵抗せず、降伏する方が、かっての侵略の歴史か らとるべき道かも知れない」とに思っていたとしても不思議ではなく、かって偏向マスコミが、反戦自衛官をもてはやしたように「良心を持った自衛官」として 紹介することであろう。

 だいたい村山談話とは支那や朝鮮の見解に同調したもので、かっての戦争の意義について支那や朝鮮以外の国ではどのような見解をとっているかなどをを検証す べきであって、少しでも、わが国が戦争に突入したことを評価する声があるとすぐに歴史の捏造とか言う声が起こるが、そのような声を封殺していては歴史の真 実を知ることは出来なくなる訳であり、田母神氏の論文も歴史的な見解の一つに過ぎず、にも関わらず支那や朝鮮に気兼しているのであろうが、それを否定し ていては歴史検証を自由に行うことが出来る訳はない。

 朝日新聞は「前空幕長―『言論の自由』のはき違え」との社説を掲げて田母神氏を批判しており、朝日が批判するようでは田母神氏の論文は正論であることを再 認識した訳だが、論文の中味に付いての批判がなく、「政府方針、基本的な対外姿勢と矛盾する歴史認識を公然と発表し…」と田母神氏の自衛官としで立場を批 判しているだけなのは笑わせる。

 「言論の自由」をはき違えて、虚報、捏造報道を何度も繰り返してきた朝日が何を言っても説得力はないが、ならば国旗国歌に反対し、上司の職務上の命令を無 視して実際に行動を起こしている日教組を教師も「言論の自由」をはき違えていると言えるが、そのような反日的行為はなぜか批判されず、英雄視され、反対に 「日本は良い国だった」と言ったことが批判されている訳であり、そのような国は世界では日本くらいだろう。

 この朝日の社説の中で、「防衛大学校の五百旗頭(いおきべ)真校長は毎日新聞のコラムでこう書いた。」とし、「軍人が自らの信念や思い込みに基づいて独自 に行動することは……きわめて危険である」「軍人は国民に選ばれた政府の判断に従って行動することが求められる」と、田母神氏が政府の見解に反して軍事行 動を行ったかのように批判しているが、政府の命令に反して、出動したりしなかったりしたなら「文民統制」に反すると言えるだろう。だが政府見解とは異なる としても論文を発表しただけで何か行動をした訳ではないからして、それでも危険だと言うのであれば、わが国の「文民統制」は自衛官の思想・信条の自由や言 論の自由などに及ぶことになり、加えて懲戒免職などの処分されたとなれば、わが国は政府や偏向マスコミによる国民の思想や言論への弾圧が始まったのも同然で ある。

 麻生総理は「日本は強い国でなければならない」と所信表明で述べており、これは強い国とは軍事的に強い国になることも含むと理解しているが、実際に国防の 任に当たる自衛官が、「このままでは国を守れない」として、その問題点を指摘する論文を書いたのだから、「田母神氏の考えは分かった。今後の防衛政策の参 考にさせて頂く」と言うべきではなかろうか。

 ともかく、田母神氏のような国のことを思う発言を批判し、国を貶めようとする連中の発言は容認しているのは偏向マスコミであり、今回も偏向マスコミ が取り上げ騒ぐことがなければ、田母神氏は更迭されることはなかったであろうし、このように自衛官の生の声を封殺し、敢えて国を守りにくくし、支那や朝鮮 の侵略行為を容易にさせようとしているのは偏向マスコミであると言わざるを得ない。
(2008/11/12)

写真:参院外交防衛委の参考人招致で、質問に答える田母神俊雄・前航空幕僚長


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3 コメント

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Unknown (abusan)
2008-11-12 21:21:30
朝日新聞が言論の自由を履き違えているのは
「確信犯」ですな(^_^メ)常連の皆様方には
その一言で済むのですが言うべきことは
言わなくてはいけませんな(^◇^;)

新聞も大した事書いてありませんし
田母神氏を攻めきれてない様子です。
Unknown (すん)
2008-11-12 22:22:59
abusan様のおっしゃる通り、攻めあぐねているみたいですね。
朝日の論調からすれば、だいぶ前に左翼が持ち上げてた「反戦自衛官」(極左過激派シンパ)に対する懲戒処分は当然ということになるでしょう。でも当時そんな社説を読んだ記憶はない。
天に唾することになるのが分かっているから(事実すでに相当返り血を浴びている)、奥歯にものがはさまったようなことしか言えないのでしょう。
Unknown (ピカドン)
2008-11-12 22:23:47
こんばんは
ダブスタ朝日の言う言論の自由とやらは、個人の歴史認識を認めないようです。
田母神氏はインタビューで「文民統制には全く反していない」と言われてましたが、朝日の頭の中は歴史認識を論文に書いた事が文民統制に反したらしい。
朝日が此処まで必死に潰しに掛かるのは田母神氏の論文が可成り的を得ている証で、ここまで話題性をよんで世間に出てしまっては頭に血が上ったのでしょう。
論文内容では攻めれない事が分かり切っているから、問題の本質から反らそうと全く無関係な退職金などの問題を持ち出して論点ずらしに躍起なのです。
それとハマコーさんの息子もどうしようもないアホ。
野党の言いなりなのか、それとも自分の考えかしらないが、麻生総理が言えないんだから、お主が変わりになって火の粉かぶれと言いたい。中山氏の爪の垢でも煎じて飲め。
余程、親父さんの方が腹があった。

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