自民の文書は「報道への介入」 民放労連が抗議
2015/04/13
日本民間放送労働組合連合会(赤塚オホロ・中央執行委員長)は13日、自民党がテレビ朝日系ニュース番組「報道ステーション」に対して、「公平中立」を求める文書を出していた問題で、「放送免許の許認可権限を背景にした政権政党が、個別の番組内容に注文をつけること自体『報道への介入』であり、政治的圧力以外の何物でもない」と抗議する委員長談話を発表した。
談話では、こうした文書が「言論・表現の自由、番組編集の自由への極めて重大な侵害に当たる」と指摘。「自民党による度重なる蛮行に対し、強い怒りをもって抗議する」としている。
(朝日新聞デジタル)
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世間には誰からも批判されることがない完璧な人などいないし、ものの考え方や生き方は人によって異なるので当然なことではなかろうか。むしろ批判と言うか叱ってくれる方が身近にいる方が良いし、また「あの方のようになりたい」との今後の人生に目標になるような方も身近にいる方が幸いであり、だから誰からも批判されないのは相手にしても疲れるだけで何を言っても無駄だと思われている訳である。
間違ったことをしたら謝るのは普通の考えだが、なかなか間違いを認めず、もし認めたとしても謝らず、のらりくらりと責任逃れをするのを得意とするのが偏向マスコミであり、公共放送局であるNHKを除いて、一民間企業に過ぎない偏向マスコミだが、毎日のように世間から批判を受けているものの、その批判を受け付けず訂正や謝罪することは極めて稀ではなかろうか。
他の民間企業では世間の信頼を得るために様々な企業努力をしているが、偏向マスコミには批判すること自体を許さない世間の常識とかけ離れた体質があるようで、まさに「おごり」と言う言葉が一番似合うと言えるだろし、どんな放送報道をしようが勝手だと勘違いをしてようだ。だが、テレビの場合は公共の電波を使用することから許認可事業となり、国から放送免許を得なければならず、その条件として放送法を守ることが義務付けられており、自動車運転免許と同じで、違反をすれば免許取り消しになるは当然だが、それが分かっていないテレビ局が多いのである。
朝日新聞デジタルによれば自民党がテレビ朝日系ニュース番組「報道ステーション」に対して、「公平中立」を求める文書を出していた件に関して、日本民間放送労働組合連合会が「放送免許の許認可権限を背景にした政権政党が、個別の番組内容に注文をつけること自体『報道への介入』であり、政治的圧力以外の何物でもない」と抗議する委員長談話を発表したそうだが、何で抗議しているのか理解出来なし、「公平中立」な放送報道していれば、抗議ではなく、自民党が指摘するような 公平中立を疑われるようなことはなく間違いでないかと自信をもって反論すべきではなかろうか。
自民党が放送法にあるように公平中立な放送報道を求めることは当然なことであり、それが、なぜ「報道への介入」になるのか理解出来ないし、抗議しているとなれば公平中立を守るつもりはなく、好き勝手な捏造・偏向報道を続けると自供しているも同然である。
民放労連は公共の電波を使っているとの自覚もないようで、自民党が出した文書が放送免許の許認可権限の乱用に当たると思うならば訴訟を起こせば良いし、免許とは一般には禁止されていることを一定の条件で許されることであり、交通違反を繰り返して運転免許の取り消しになる方も世間にいる訳だから、捏造・偏向報道を続けて放送法違反の放送局の免許を取り消ししても問題ないし、なにせテレビ朝日には椿事件の前科あり、それでも捏造・偏向報道の自由を謳歌しているのだから話にならない。
(2015/04/13)
「報道の自由」を叫ぶなら、それに相応しい報道を心がけ、視聴者の信頼を勝ち取る努力をすべきではないか、と思います。それをしないままで権力ばかりを主張するなら、自らの「レベルの低さ」をさらけ出す事になるでしょう。