生活保護引き下げ 受給者ら撤回訴え 厚労副大臣に要望書
2018/03/30
弁護士や有識者らでつくる生活保護問題対策全国会議は二十九日、厚生労働省で高木美智代厚労副大臣と面会し、十月からの生活保護引き下げの撤回などを求める要望書を提出した。
政府は、生活保護のうち食費などの生活費に充てる「生活扶助」を、十月から最大5%、段階的に削減する。
生活保護を受給している首都圏のシングルマザーは面会で「支給額が低い中、苦労し知恵を出し一生懸命生活している。しかし今のままでは、子どもを上の学校に行かせる展望はない。貧困の連鎖は防げない」と訴えた。
埼玉県の受給者は、昨年末に実施した電話相談から「冷暖房はもう使えない」「食事を一日一食に減らしている」「これ以上の引き下げは『もう死ね』と言われているみたいだ」と寄せられた声を紹介。支給額見直しの際は当事者から実態を聞くべきだと強調した。
高木氏は生活保護の引き下げについて「客観的なデータに基づいて判断している」と話すにとどめた。
要望書では、政府が提出した生活保護法改正案に盛り込まれている、受給者が医療機関で薬を処方してもらう際、後発医薬品の使用を原則とする条文の削除も求めた。
(東京新聞)
(引用終了)
知り合いに今年92歳になる農家の方がいるが、雨が降らない限り、毎朝5時に起きて、仕事の段取りをし、その後朝食をとってから畑に行っているそうであり、私が「もう年なので、無理をせず、例えば午前中だけ仕事をして午後は休むようにしたらどうか」と話すと「体がなまってしまう」と言って、夕方まで働いている。
年金を貰っているし、預金や株の配当金などもあるので、無理して働かなくとも良いらしいが、それでも、する仕事があるだけ幸せだと話しており、確かに何もすることがないほど辛いものはないし、だから人や社会のために役に立つこと、すなわち働くことでしか幸せは得られないであろう。
世間に働くことは出来ても、働けないと嘘をついて、行政から生活保護を受給して、怠けた生活を送っている者もいるようであり、カネには困らなくなって、毎日遊んで暮らせるようになったから幸せだと思っているであろうが、人は一旦怠けた生活をして楽を覚えると中々それから脱出出来なくなってしまうようである。
東京新聞によれば、弁護士や有識者らでつくる生活保護問題対策全国会議は二十九日、厚生労働省で高木美智代厚労副大臣と面会し、十月からの生活保護引き下げの撤回などを求める要望書を提出したそうであり、受給者からの「子どもを上の学校に行かせる展望はない。貧困の連鎖は防げない」とか「冷暖房はもう使えない」「食事を一日一食に減らしている」「これ以上の引き下げは『もう死ね』と言われているみたいだ」などの声もあるようだ。
世間には年金だけで慎ましく暮らしている方もおられるし、だから生活保護を受給している方は幸せであり、感謝の声があってもおかしくないのだが、聞こえてくるのは、引き下げに反対する声だけで、要は「もっと寄越せ」と言いたいのであろう。だから受給者への批判がある訳だが、かと言って生活保護制度をなくす必要はないものの、働いている方でも一切しなくなっているパチンコ、酒、タバコなどのために使って欲しくないものである。
そもそも生活保護とは、就労のために一時的に受給するもので、だからなるべく早く仕事を見つけて受給者から脱すべきだが、働かなくともカネを貰えることから、次第に怠けた生活となり、このまま貰い続けようと思うようになっても何ら不思議ではない。だから体調不良で働けないと嘘を付いて医療費がタダであることから病院に行っているようで、また貰った飲みもしない薬を転売して儲けている受給者もいるとの噂があるし、だから何でもタダは良くないとし医療費1割負担が論議されているようだ。
東京新聞の記事にある弁護士や有識者らでつくる生活保護問題対策全国会議とは、おそらく共産党関係であろうし、生活保護の受給申請しようとする方に共産党の議員が付き添ったり、受給が決まった方に赤旗の購読と、選挙の際に共産党への投票を依頼するなど党勢拡大のために受給者を食い物にしているからである。共産党が受給者擁護に必死になっているのは分かり易いし、また、貰っている生活保護費が何に使われているのか、受給者以外の納税の義務を果たしている国民の関心事だと言えるだろう。
(2018/04/02)
写真:高木美智代厚労副大臣(右)に生活保護引き下げの撤回などを求める要望書を手渡す生活保護問題対策全国会議のメンバー=29日、東京・霞が関の厚労省で
案の定、「共産党と懇意の人権派弁護士」が「代表幹事」を務めているようです。
http://norisu415.blog.fc2.com/blog-entry-2167.html
この様に、生活保護は共産党やその系の団体にとって、正に「利権」であり、利用価値のある物だと思います。
それにしても「受給」している身でありながら「子どもを上の学校に行かせ」ようと、本気で考えているのでしょうか。
「冷暖房はもう使えない」「食事を一日一食に減らしている」とも言いますが、人並みの快適な生活が送れるとでも思っているのでしょうか。
「これ以上の引き下げは『もう死ね』と言われているみたいだ」なら、アルバイトでも始めたらどうなのでしょうか。
「シングルマザー」ならばなおの事ですし、子どもを「上の学校」に行かせるよりも働かせる事を考えるべきです。
彼らはこの他「外食できない」だの「携帯代払えない」と不平不満愚痴満載ですが、「医療費がタダ」だからマシでしょう。
その上「貰った飲みもしない薬を転売して儲けている」など、正に「驚愕の実態」です。
しかも、↓のような人達もいるのです。
http://netgeek.biz/archives/32958
こういう人達にとっては、笑いが止まらない事でしょう。
だからこそ、「引き下げ」の方向に進むのだと思います。
ともかく、受給者となり、黙っていてもカネが入ってくるとなれば、それが当たり前になると、さらに楽をしたいと、不満が出て来る訳で、減額になれば、それに合わせた生活をすれば良いし、年金生活者は給料を貰っていた現役時代と同じ生活は出来ませんから、生活保護受給者も同じだと言えますね。