私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

過去の党になった日本未来の党とは何だったのか

2013年01月03日 23時58分32秒 | 政治

嘉田氏、未来の党代表辞任へ 県議会の批判かわす狙い

  嘉田由紀子滋賀県知事が日本未来の党代表を近く辞任する意向を固めたことが分かった。関係者が3日、明らかにした。県議会が昨年末、嘉田氏に国政政党の役職との兼務解消を求める決議を可決しており、知事職に専念する姿勢を示し、批判をかわす狙いもある。

 既に周辺に対し「軸足を知事に置く。党の生みの親は自分だが(社民党を離党して合流した)阿部知子氏に育ててもらう」と伝えた。一方で党にはメンバーとしてとどまる考えで、今後の国政関与は否定していないという。早ければ4日の年頭記者会見で正式に表明するとみられる。
(2013/01/03 共同通信)


(引用終了)


 昨年12月に行われた衆院選で民主党の大敗が予想されたことから、党に残れば当選はおぼつかいないとして、選挙前に多くの離党者を出したが、その 元民主党崩れが、新党を立ち上げたり、既成政党に合流するなどして、生き残りを図ったものの、かろうじて生き残った者もいるがほとんど落選した。だから、もし民主党に残っても、離党しても地獄を味わうことになった訳である。

 見るからに悪人顔の小沢一郎氏は仲間を引き連れて民主党を離党し、新党「国民の生活が第一」を作って代表になったが、衆院選が迫ると、なぜか解党し、滋賀県の嘉田由紀子知事が結成した「日本未来の党」に合流したが、党を作っては壊してきた小沢氏らしい行動である。  

 小沢氏が「日本未来の党」に合流したのは、選挙の顔として自分は相応しくないとの自覚があり、だから女性である嘉田知事を利用して、自分についてきた仲間と共に生き残りを図ろうとしたのであろう。また福島第一原発の事故から脱原発の世論が高まってきたとして、嘉田知事が代表となって脱原発を掲げて「日本未来の党」を立ち上げたとなれば、利用しない訳はない。

 その「日本未来の党」は衆院選で、小選挙区111名、比例区119名 ( うち重複109 ) の候補者を擁立しながら、獲得議席は小選挙区2・比例区7との惨敗に終わった訳で、これでは、かろうじて生き残った者同士で内ゲバ状態になるのは必然的である。また国会議員でもない嘉田知事の言うことなど聞かないであろうから、党分裂に至るのは当然であろう。  

 その結果、小沢氏が未来の党を引き継いで党名を「生活の党」と改名し、嘉田知事は何と未来の党を追い出され、再び未来の党を作り直す形になったと言うのだから何が何だが分からない。そうなると嘉田知事は自分が作った政党の代表でありながら追い出されたことになる訳である。

 その嘉田知事が、県議会が昨年末、嘉田氏に国政政党の役職との兼務解消を求める決議を可決していることや、知事職に専念する姿勢を示し、批判をかわす狙いもあることから未来の党の代表を辞任するとの報道がなされている。  

 代表を辞任するとなれば、先の衆院選で脱原発を掲げているとして「日本未来の党」を支持した有権者を裏切るものであり、また社民党を離党して合流した阿部知子氏もいることから、代表は辞任せず、知事を辞職して阿部氏と2人で脱原発活動に専念すべきではなかろうか。

 偏向マスコミも散々持ち上げた未来の党だが、既に過去の党になってしまったようで、元社民党の阿部氏を一人にさせてしまったとなれば、脱原発を掲げて新党まで立ち上げたものの、知事職を手放す覚悟もなく保身しか頭にないとなれば嘉田氏はただのサヨクおばさんだったと言えるだろう。
(2013/01/03)

  写真:滋賀県の嘉田由紀子知事


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4 コメント

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Unknown (春日部の父親)
2013-01-05 19:58:21
 毎度お邪魔致します。
 この滋賀県のオバハンも1か月前は「鉛筆持ったら未来の党!」だの虚しい選挙活動に没頭し、肝心の滋賀県民の支持さえも失い、今や敗戦処理さえままならないとは身から出た錆びとはいえ哀れな末路と感慨がわいてくる次第です。
 先ほど、安倍晋三氏のHPに初めて投稿し、安倍氏の愛国的かつ保守的な政権運営に心から支持を表明する内容のメールを送りました。内容はこのHPで日頃から私が表明している事とほぼ同一ですが、靖国神社に関しては天皇陛下とのご親拝を強烈にお願いいたしました。そもそも、戦後天皇陛下のご親拝は何度もあったに係らず、シナは何の反応も示しておりません。A級戦犯とされた安倍氏の祖父の岸信介氏が総理として復活した時もシナは一言も抗議をしていないではないかという事も安倍氏にはっきりと申し上げて参りました。
 さて、正直申し上げて、未来の党の嘉田氏と言っても、私には殆ど印象の無い人ですが、選挙前にやたら滋賀県内で「卒原発」「脱原発」だの吠えた挙句、結局全く支持を集められず、散々な結果に終わった事は同慶の限りです。先ほど、私は安倍氏のHPの投稿で「福島瑞穂氏や菅直人氏が原発ゼロを訴えるのは、日本人への安全などは嘘八百で、核技術向上を忌み嫌う北朝鮮の汚い魂胆と強烈にリンクしているのです」という一文をはっきりメールして参りました。多くのまともな日本人は日本に原発が絶対不可欠であることを痛烈に実感してこその、先日の選挙結果であることも、安倍氏のHPに投稿いたしました。卑劣な北朝鮮やシナ共産党に屈することなど絶対にあってはいけませんあ。私も頑張ります。
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Unknown (forest(管理人))
2013-01-06 21:19:05
>春日部の父親さん

コメントありがとうございます。滋賀県民は嘉田氏のようなおばさんを選択したことを恥じた方が良いでしょうね。反原発を訴えるのは良いとしても、代替エネルギーのことは言わないのは無責任で、だから支持されなかったのでしょうが、せっかく作った党が小沢氏に乗っ取られ、政党交付金も失うとは呆れてものが言えません。

安倍総理には頑張って欲しいもので、支那南北朝鮮に強く出ない政治家は支持されないことを肝に銘じて頂き、また靖国神社に参拝しない総理では長期政権とはならないとして、どんな批判を浴びようとも参拝を願いたいもので、また
天皇陛下のご親拝を願う国民に声に答えるのも安倍総理の決断に掛かっています。

脱原発によって日本の核技術を失うことで、どの国が喜ぶか分かると言うもので、技術者の国外流失も懸念されていますので、原発廃止はありないことです。

安倍総理の外交方針によって支那韓国以外の国には閣僚を派遣しており、最初の外遊先を米国にするなど、やっとまともな外交が開始されています。支那韓国へは向こうが来ない限り、相手にせずで良いでしょう。
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Unknown (elsewhere)
2013-01-07 03:19:30
生活の党が、この先どこの政党と組むのか、気になります。小沢一郎氏は、おそらくもう自分を変えられないでしょう。
つまり、またどこかの政党に取り付き、言わば寄生する事で生きていくというやり方、生き方しか出来なくなっていると考えます。
次に小沢一郎氏が寄生する政党は、次に破滅する政党でしょう。

それが民主党だったら良いなと思いながら、今後の日本を憂えています。

安倍総理も神ならぬ身、完璧は求めません。経済成長、そうして後は「教育、国防、憲法改正」どれ一つとっても重すぎるテーマです。何か一つをやり遂げていただければと願うばかりです。
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Unknown (forest(管理人))
2013-01-08 22:55:49
>elsewhereさん

コメントありがとうございます。小沢一郎氏は民主党を離党して、新党「国民に生活が第一」を作った後に、日本未来の党に合流して乗っ取り、そして党名を「生活の党」にした訳ですが、その民主党もすっかり衰退したとなれば、小沢氏が関わる党はすべてダメになるとの法則のようなものがあるようです

「生活の党」が参院選で、どこと組むか関心がありますが、維新もみんなも民主党とは組まないとなれば、「生活の党」とも組まないでしょうから、そうなると「生活の党」は民主しか組むところがない訳ですが、民主がどう判断するか見ものですね。

安倍総理は偏向マスコミに負けないように頑張って欲しいものです。当面は景気対策でしょうが、安倍総理が掲げているテーマは、日本が普通の国になるためのものですから、是非とも実現して頂きたいと思っています。
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