私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

伊香保温泉が入れ墨をした外国人の入浴を容認するとなれば

2019年11月16日 20時36分05秒 | 社会問題

「文化的タトゥー」の外国人、入浴認めて…温泉団体に市要請

2019/11/13

 群馬県渋川市は12日、渋川伊香保温泉観光協会と伊香保温泉旅館協同組合(加盟44軒)に対し、文化としてタトゥー(入れ墨)をする外国人の入浴をできる限り容認するよう要請した。両団体は、こうした外国人を受け入れる看板を宿泊施設に設置して協力する方針だ。

 2020年東京五輪・パラリンピックに出場する各国選手団との交流を進める「ホストタウン」で、市はニュージーランド(NZ)とモーリタニアを対象として登録され、大会期間中は多くの外国人観光客の来訪が予想される。NZの先住民族であるマオリ族は、タトゥーを顔や全身に施す文化があるが、日本では、入れ墨が暴力団などを連想させるため入浴を断るケースが多い。

 同日の定例記者会見で、高木勉市長は「多文化共生への理解を進めるため、特段の配慮をお願いしたい」と述べ、同組合の高橋秀樹理事長は「各施設の判断もあるだろうが、知恵を絞りたい」と話した。伊香保温泉では各施設の判断で対応しているが、外国人のタトゥーに苦情が寄せられることはほとんどないという。

 温泉地を抱える大分県別府市は、ラグビー・ワールドカップ日本大会で、NZなどの公認キャンプ地となり、かけ湯などの入浴マナーを記したパンフレットや、タトゥーがあっても入れる入浴施設マップを作って対応した。
(読売新聞)

(引用終了)


 知人や友人と外食する機会があるが、その度に行く店が変わることはないのは、何回行っても期待を裏切らない店だからで、もし、味や雰囲気などが良くなければ、その場で苦情は言わないで黙って店を出て、もう二度と行かないし、他の知人や友人などから「あの店どう」と尋ねられたならば「がっかりするから行かない方が良い」と答えることになるだろう。
 
 苦情は言わずに二度と行くことなく、その理由を口コミで広げるのが日本人の恐ろしさの一つだと言われており、なぜかと言うと、今まで混んでいた店であったのに、次第に客足が減ってしまった原因すら分からず、経営者としてどうすれば客足が戻るか対策も出来ない訳で、「この点を改善して欲しい」との苦情もないのだから、何が何だか分からないまま潰れてしまった店があるのではなかろうか。
 
 旅館やホテルなどに宿泊する場合も、ネットの口コミ情報を良く読んで予約した方が良いし、部屋、食事、風呂、接客などの点で嫌な思いをすることが確実となれば、宿泊先を変更するなどして楽しい筈の旅行が台無しにならないようにすべきで、最近は外国人観光客が増えているからこそ口コミすなわち評判を軽視してはならない。
 
 外国人観光客が増えたことで、潤っている観光地もあるだろうが、ものの考え方や文化の違いから、日本人観光客が嫌な思いをすることのないようにして欲しいものだ。だが、それに逆行する方針を群馬県渋川市は出したようで、読売新聞によれば12日、渋川伊香保温泉観光協会と伊香保温泉旅館協同組合(加盟44軒)に対し、文化としてタトゥー(入れ墨)をする外国人の入浴をできる限り容認するよう要請したそうである。
 
 朝鮮人観光客を受け入れたことで、日本人観光客が行かなくなった観光地もあるにも関わらず、入れ墨をした外国人観光客が多数訪れて入浴するケースが増えることになる伊香保温泉がどうなるか渋川市は分かっていないようだ。日本人の入れ墨をした者に対する認識は「ヤクザ者」であり、それは外国人であっても同様で、共に入浴するのは恐怖でしかないし、また来るかどうか分からない外国人のために、いくら多文化共生と言っても、それを受け入れる日本人は極めて少数であろう。
 
 渋川市が入れ墨をしている外国人の入浴を容認するよう温泉観光協会などに要請していることが報道されたとなれば、当然ながら「ヤクザ者」が「俺達も入浴させろ」と騒ぎ出すだろうし、他の入浴客に恐怖感を与えるとの理由で「ヤクザ者」を排除したのに、これでは、渋川伊香保温泉観光協会と伊香保温泉旅館協同組合としても困惑するだけではなかろうか。
 
 日本の温泉施設では入れ墨をした者の入浴を断っている文化があり、訪日外国人も、その文化を尊重して欲しいもので、どうしても日本の温泉を楽しみたいのであれば、貸し切り温泉など、他に入浴客がいない施設を利用すれば良いだろう。
 
 もし、渋川市の要請を受け入れたとなれば、伊香保温泉がどうなるか今から目に見えるようであり、日本人観光客の姿が消えて、入れ墨を見せびらかす外国人と「ヤクザ者」がのさばる温泉街となり、かってあった筈の温泉情緒が失われているであろう。
(2019/11/16)