【米国】「野田首相退陣の可能性高まる」=小沢氏離党を速報―米紙
【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は民主党の小沢一郎元代表らによる2日の離党届提出を東京発で速報、
「野田佳彦首相退陣の可能性が高まりつつある」と報じた。
また、今回の離党を「過去20年にわたり政党を分裂させ続け、『壊し屋』と呼ばれる小沢氏の政治歴に新たな一章を付け加えたものだ」と指摘。
野田首相については、「昨年9月に就任したばかりの、この6年間で6人目の日本の首相」と紹介した。
時事通信 7月2日(月)18時1分配信
(引用終了)
消費税増税法案に反対したり、政権交代時に民主党が掲げたマニフェストに違反するなどとして、小沢一郎被告と行動を共にする形で衆参両院議員50人が離党届を出し、民主党は分裂状態に陥った。
このまま民主党に残っていれば、次期選挙での当選はおぼつかないと思っているかも知れないが、離党しても残留しても民主党所属議員だった経歴は消すことは出来ないからして、それだけで落選を覚悟した方が良いし、次期政権も民主党に任せたいとする理由も材料も何ら存在しないからである。
小沢被告と行動を共にすれば何か良いこともあるだろうと思っての離党であろうが、離党者の顔ぶれを見ると、多くが間違って当選した新人議員であり、また残留した連中も同じようなもので、民主党には政権担当能力はないと言うのは小沢被告が言うまでもなく、良識ある国民は政権交代前から認識している。
50人も離党者を出したとなれば野田総理の責任は免れないが、時事通信によれば米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は野田総理の退陣の可能性が高まりつつあると報じたようである。
実際に退陣するかどうか不明だが、民主党政権になって3人目の野田総理でさえも党分裂を回避することが出来なかったし、また、次期総理に相応しい方が民主党内にいるとは思えず、もう民主党には政権担当は無理なのだから、野田総理の退陣をあれこれ言う前に民主党そのものが政権から退陣した方が良いだろう。
今回の民主党の分裂は崩壊に道筋を付けたも同然で、政権交代したものの日本の国力を落としだけの民主党となれば、まったく無駄な3年間だった訳で、これも偏向マスコミによって民主党が持ち上げられたせいであり、にも関わらず、今頃になって民主党のゴタゴタを批判しているのだから話にならない。
(2012/07/02)