私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

鳩山総理に罷免される覚悟で筋を通した福島氏だが

2010年05月28日 23時47分35秒 | 社民党

鳩山首相、署名拒否の福島消費者相を罷免

2010.5.28 20:13

 米軍普天間飛行場移設問題に関する政府方針をめぐり、政府は28日夜に臨時閣議を開いた。この中で、鳩山由紀夫首相は署名を拒否して閣議を欠席した社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相を罷免した。
(産経新聞)

(引用終了)



 鳩山総理は28日、米軍普天間飛行場移設問題について、臨時閣議を開いて、移設先を辺野古周辺とすることを決定したそうだが、自民党案である現行案とほぼ同じとなったにも関わらず、さも重大な決定をしたかのように述べており、これでは、普天間移設問題を解決したのは民主党政権の手柄であるかのように勘違いをしているようである。

 また普天間の移設先について、鳩山総理は腹案があるとして、自民党案の辺野古以外に適当な場所があるかのように言っていたが、その腹案を明らかにすることはなかったのは、なかなか移設先が決まらないことを追及され、苦し紛れに、ありもしない腹案が、あるかのように言って騙していたのであろう。

 報道によれば、普天間問題の政府方針について、鳩山総理は、社民党党首の福島瑞穂・消費者担当相が、署名を拒否して閣議を欠席したことから罷免したそうであり、「最低でも県外」の主張を最後まで貫いた福島氏が罷免され、同様な主張を繰り返していたものの、最後は辺野古に戻ってしまった鳩山総理は何の責任も取ろうとしないのはおかしな話ではなかろうか。

 「九条こそ最大の抑止力」とか言っている福島氏は、沖縄から米軍を追い出したいと思っている訳であり、その考えには理解出来ず、支持することも出来ないが、鳩山総理に罷免される覚悟で閣議決定に署名せず、筋を通したことだけは立派である。

 福島氏を罷免したとしても、沖縄県や移設先の住民が反対しているようでは、簡単でなく、以前から述べているように鳩山内閣は総辞職するしか普天間問題の解決はないと思っているが、なぜか鳩山総理は続投するようで、ここまで恥を晒しながら、辞任しないとは驚きの何者でもない。

 福島党首が罷免されるようでは社民党として、連立離脱が筋であり、その方が社民党らしさを出せるであろうし、民主党も崩壊の兆候があることから、良い機会であり、また今回のようなサヨクの内ゲバは良くあることで、驚くことはない。
(2010/05/28) 

  写真:罷免された社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相