私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

海賊退治のための海自派遣に反対するのはテロ支援組織

2009年03月09日 00時40分27秒 | 反日・極左団体

ピースリンク広島・呉・岩国20周年記念

2009年03月08日

 米軍岩国基地(山口県岩国市)や海上自衛隊呉基地などの監視、抗議活動を続けてきた市民団体「ピースリンク広島・呉・岩国」が20周年を迎え、呉市幸町の呉YWCAで7日、記念のシンポジウムが開かれた。約50人が参加し、20年の歩みを振り返るとともに、アフリカ・ソマリア沖の海賊対策で海上自衛隊が派遣されることに反対するアピールを確認した。
 89年の発足時から中心にいた元世話人の湯浅一郎さん(59)がこれまでの活動をスライドで振り返り、「海自の派遣など呉や広島にいると日常化してしまっていることは、全国の問題であり、世界につながる問題。(ピースリンクの)責任は重い。次の20年へ向け踏み出そう」と呼びかけた。
 世話人で基地監視団体「リムピース」運営委員の田村順玄・岩国市議は「ピースリンクには岩国の情報を広島や全国にまで発信してもらった」。旧海軍の元特殊潜航艇長で、戦後に牧師を務めながら平和活動を続けた宗像基さん(84)は「核がどんなに恐ろしいか、しっかり伝えなければならない」と語った。  呉YWCAの長尾真理子会長は「署名活動や募金など、皆さんと共同してやっていきたい」とエールを送った。(石田貴子)
(朝日新聞・広島版)

(引用終了)


   今月14日にはアフリカ・ソマリア沖の海賊対策のために、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」の2隻が派遣されることになっているが、海賊と言っても、軍隊並に武装をしていることからして、海賊が航行中の商船などを襲撃しようとしているのを阻止するために武器使用が予想されるいる。その場合、海賊達は武器を使って抵抗することであろうから、派遣される海自隊員に被害が及ぶことのないように現場の指揮官は、武器使用をためらうことなく命じて欲しいものである。

 ソマリア沖海賊行為の成功率は急減しているそうだが、これは各国海軍が軍艦を派遣し警戒態勢をとっているからであり、わが国としても、シーレーン防衛のために、海賊を撲滅する必要があり、この問題に無関心であってはならない。ようやく、海自が派遣されることになり、わが国も国際社会の一員としての責任を果たすことになった訳で、これは大変喜ばしいことであり、また誇りであると言えるだろう。

 民主党は小沢代表の公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕されていることから、ソマリア沖の海賊対策について論議している暇もないであろうが、今回の派遣は海上警備行動発令によるもので、その後に、海賊対策のための新法による派遣となるようだが、その新法に党内で一部賛成する動きはあるものの、党としての見解が出ていないようである。よって新法が可決成立するかどうか不明だが、世界各国の海軍が参加しているにも関わらず、わが国は参加しなくとも良いとの見解ならば、外交防衛に関する民主党の政策に国民は不安を覚えることになることは明らかである。

 シーレーンが海賊によって脅かされているにも関わらず、海自の派遣に反対する奇妙な連中がいることを朝日新聞広島版が報じており、それは「ピースリンク広島・呉・岩国」と言う市民団体で、参加者は約50人だったそうである。さすが朝日の手に掛かると、反日サヨク系の団体の場合はわずか50人でも報じることになっているようだが、このような団体の場合は参加人数の水増しが常であるかことからして、実際はもっと少なかったのではあるまいか。

  「ピースリンク」との名称であると、あたかも平和を希求する団体であるかのように誤認してしまうが、実際は今回のように海賊退治のための海自派遣すら反対するのだから、ソマリア沖での海賊の横行を許し、日本の船まで襲われている状況のままで良いと言っているも同然で、団体名の「ピースリンク」の「ピース」の意味は連中にとっては違うようであり、だから「ピース」とか「平和」とか言う団体にはロクなものがないと言えるのである。

  この朝日の記事の中で、「旧海軍の元特殊潜航艇長で、戦後に牧師を務めながら平和活動を続けた宗像基さん(84)は『核がどんなに恐ろしいか、しっかり伝えなければならない』と語った。」と書かれているが、ソマリア沖の海賊対策のために海自が派遣されることに反対する集会なのに核兵器が何の関係があるのかと言いたい。

 この連中は集会の後に呉地方総監部に対し、護衛艦派遣を中止するよう申し入れをすることにしているとのことだが、実際に総監部に行ったのであろうか。派遣を決めるのも中止するのも政府の命令であり、この連中は海自が勝手に派遣を決めたと思っているとしたら付ける薬はないが、派遣中止を申し入れるのは自由なのだから、それは総監部ではなく政府に言うべきではなかろうか。

 そう言えば、イラクに自衛隊が派遣されることになった時に、派遣が決まった部隊の駐屯地の前で、派遣反対のデモを行った連中がいたり、自衛官個人に反対のための署名活動に応じるように迫ったこともあったようで、もうアホとしか言いようがない。

 国連において海賊退治のために各国の協力を求める決議案が採択されているのであるからして、これに海自が参加しても何の問題はない筈だが、平和と名が付く団体の連中は自衛隊の行動に関して、理由の如何を問わず反対することになっているようで、これではテロ支援組織と言うべきであり、ソマリアの海賊を喜ばすだけであって「平和」の看板を下ろした方が良いのではなかろうか。
(2009/03/09)