私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

F22の到着で具体的にどのような負担増になるのか

2009年01月12日 22時23分52秒 | 偏向マスコミ

嘉手納基地に最新鋭ステルス機到着 地元自治体は反発

2009年1月10日18時15分

 米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22ラプター6機が10日、沖縄本島中部の米軍嘉手納基地に到着した。在日米空軍によると、12日にはさらに6機が着く予定で、約3カ月間、配備される。F22の嘉手納配備は07年2~5月以来で2回目。地元自治体は「基地負担の増加だ」と反発している。

 米軍は今回の配備について「世界情勢に応じた西太平洋地域の態勢維持の一環」と説明。「特定の事態に対応したものではない」という。F22到着に先立ち、整備要員ら約250人も嘉手納入りしている。

 嘉手納基地を抱える沖縄県沖縄市、嘉手納町、北谷町の首長と議会議長がつくる連絡協議会は「基地負担の増加と一方的な基地機能強化であり、断じて容認できない」として、在日米軍に抗議するとともに、沖縄防衛局や外務省に配備中止を求めていた。

 嘉手納基地には06年、弾道ミサイルを迎撃する地対空ミサイル・パトリオット3(PAC3)が配備されたほか、ここ数年は深夜から未明の戦闘機の発着、非常事態を想定した訓練が活発化。連絡協議会は「(日米両政府が約束した)基地負担の軽減とはほど遠い状況にある」と反発を強めている。
(朝日新聞)

(引用終了)


 私の住む神奈川県には米海軍厚木基地があり、付近に住む方は航空機の発する騒音に悩まされていることであろうが、この基地は戦前には旧日本海軍航空隊があったところであり、戦後になって新設されたものではないからして、付近に住む方は、基地があることを承知して転居されてきた方がほとんどであろう。また厚木基地との名称から厚木市にあると思っている方もおられるだろうが、実際は大和市と綾瀬市にまたがって広がる基地であり、地図を見れば分かることだが、厚木市に基地があると思って、大和市や綾瀬市に新居を求めて転居したところ、基地が近くにあることを初めて知った方もいたらしい。

 軍用機などの航空機を見るのが好きで、わざわざ基地の近くに転居される方もいるようだが、多くの方は出来れば基地の近くには住みたくないであろう。だが、販売価格の安さにつられて、航空機の飛んでいない日に現地を見て「ここは静かな所で、気に入った」として購入契約をしてしまった方もいたようである。

 基地があることを承知していながら近くに転居して来て、「基地反対」を叫ぶ方もおられるようで、他の例として、付近に人家もない田圃の中に香料会社が出来た後に、周辺に人家が建ち始め、その住民から漂ってくる甘酸っぱい匂いに我慢ならないと、その香料会社に抗議するのと同じであり、同会社としては「当会社が出来た後に転居して来た方から言われましても」と反論したくなるだろう。

 わが国には「九条の会」と称する軍事力を否定し、無防備になる方が安全だと主張する連中がおり、米軍や自衛隊基地の存在は「平和に対する敵」とでも思っているようで、また「九条の会」の連中ではなくとも何かにつけて基地反対を叫ぶ奇妙な方もおり、朝日新聞によれば米軍嘉手納基地に米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22ラプター6機が10日、到着したことに同基地を抱える沖縄県沖縄市、嘉手納町、北谷町の町長と町議会議長がつくる連絡協議会は 「基地負担の増加と一方的な基地機能強化であり、断じて容認できない」として、在日米軍に抗議するとともに、沖縄防衛局や外務省に配備中止を求めていたそうである。

 朝日のこのような報道では嘉手納基地のある地元自治体は市や町ぐるみで基地反対を叫んでいるのか、それとも町議会議長がつくる連絡協議会だけが叫んでいるのか不明だが、「基地負担の増加」とは、この地元自治体がF22ラプターの到着によって、具体的にどのような負担増になるのであろうか。そのための仕事や義務、あるには責任、それとも費用などが増加するのであれば明らかにしてから抗議すべきではなかろうか。

 また「一方的な基地機能強化」になるからF22ラプターの到着は断じて容認できないとは、支那が困るからと言っているも同然であり、航空自衛隊も那覇基地配備のF4ファントムをF15にして、基地機能強化を図ろうとしているが、強化せざるを得ない状況にあることを敢えて無視しているのであれば、支那からの指令による工作活動と捉えて良いであろう。

 それにしても、日本の領海を侵犯したり、東シナ海で海底資源を盗掘したり、空母を建造中の支那の脅威が目に入らず、最新鋭ステルス戦闘機F22ラプターが沖縄に到着したことを頼もしいと思わず、反対する一部の声だけを大きく報道する朝日は支那様のご機嫌を損ねるからとでも思っているからであろうが、人民日報日本版と言われている如何にも朝日らしいと言わざるを得ない。
(2009/01/12)

写真:嘉手納基地に着いたF22戦闘機(朝日新聞)