私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

米原潜だから抗議行動を起こすいわゆる市民団体

2008年08月04日 22時48分39秒 | 反日・極左団体

米原潜が佐世保に寄港 地元市民団体は反発

 米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)に4日午前、原子力潜水艦ラ・ホーヤ(6080トン)が寄港した。2日には、3月に同基地に寄港した原潜ヒューストンによる放射能漏れが明らかになったばかりで、地元の市民団体などは反発を強め、4日午後に抗議集会を開く。

 ラ・ホーヤは午前10時ごろ佐世保基地に入港。乗組員の休養などが目的とみられる。

 ラ・ホーヤはヒューストンと同じロサンゼルス級の攻撃型原潜。2004年7月に佐世保基地に寄港した際には、陸上から電力を供給するケーブルが燃える火災が起きた。
(産経新聞)

                              ◆

 米原潜で微量の放射能漏れ、佐世保寄港中も漏出か

 【ワシントン=五十嵐文】米海軍は1日、海軍所属の原子力潜水艦ヒューストンが今年3月末に約1週間、佐世保基地(長崎県)に停泊した際、艦内から微量の放射性物質を含む水を漏出していた可能性があることを明らかにした。

 日本政府には7月31日夜(日本時間8月1日午前)、概要を通告したという。

  海軍によると、7月17日にハワイで同艦の定期点検を行った際、航行時以外は閉鎖するバルブが自然に外れ、原子炉を含む機関部分から約1ガロン(約3・8 リットル)の水が流出、この水から放射性物質が検出された。水は乗組員1人の足にかかったが、被曝(ひばく)していないという。

  調査の結果、漏水は3月以降、佐世保、グアム、ハワイの3か所に停泊中も発生していた可能性が高いことが判明。グアム、ハワイ州の当局にも事実を報告し た。海軍は漏出した放射能の総量は0・5マイクロ・キュリー以下で、「50ポンド(約22・5キロ・グラム)の化学肥料に含まれる放射性物質の2分の1以 下」と推計している。

 海軍の艦船を巡っては、横須賀基地(神奈川県)に配備予定の原子力空母ジョージ・ワシントンの艦内で規律に反した喫煙が原因の火災が発生し、艦長が更迭されたばかり。

 海軍のフランク・トープ報道官(少将)は読売新聞の取材に対し、「日本の懸念を共有する。引き続き原子力艦船の安全確保に努めていく。(漏出した)放射性物質は非常に微量であり、(日本への通告は)我々の透明性を示すものだ」と述べた。

 ◆寄港時調査では異常確認できず◆

  長崎県佐世保市は2日、担当職員が情報収集に追われた。原口優秀基地政策局長によると、原子力艦船が寄港した際、市は人体や環境に影響を及ぼすレベルの放 射能漏れがないかを調査している。ヒューストン寄港の際も1日1回調べたが、異常はなかったという。同局は「微量だったため、検出できなかった可能性があ る。調査結果を精査したい」としている。

 放射能漏れなどの事故があった場合、米海軍は外務省に連絡する義務があるが、市には連絡は入っていなかった。2日午前に、市が外務省に電話で問い合わせ、放射能漏れの説明を受けたという。

 ヒューストンは、今年は3月27日~4月2日と、4月6日に寄港した。
 (2008年8月2日14時20分 読売新聞)


(引用終了)


 マスコミが敢えて報じる市民団体の動向には特異なものがあり、同 じようなことでも、その対象によって何らかの行動を起こしたり、または反対に沈黙することがあり、例えば人権問題には極めて敏感な市民団体が、支那共産党 独裁政権によるチベット弾圧に関して全く沈黙しているのは奇妙であり、それを指摘しても、「すべての人権問題に一々反応しなければならないのか」と言うか も知れないが、だいたい「市民、平和、人権」などが名称に入って団体でまともなものはないと言って良く、明らかに偏りがあるにも関わらず、普通の市民が組 織しているかのように市民団体と称するのは誤りであろう。

 右翼団体とマスコミは書くことはあっても左翼団体とは書かず、すべて市民団体と書くのは大いに疑問であり、普通の市民ではなく、サヨク反米団体であるなら ば、そのように書かないと正しい報道とは言えないし、少なくとも何系の団体であること位は書くことによって、なぜ抗議行動を起こしたのか、また起こさな かったことが分かるので、その点を正しい報道しないからしてマスコミへの信頼が低下しているのではあるまいか。

 報道によれば米海軍佐世保基地に4日午前、米原子力潜水艦ラ・ホーヤ(6080トン)が寄港したとのことで、2日には、3月に同基地に寄港した原潜ヒュー ストンによる放射能漏れが明らかになったことから、地元の市民団体などは反発を強め、4日午後に抗議集会を開くとのことである。

 この地元の市民団体と称する連中は、前の選挙で何党に投票し、次回の選挙では何党に投票する予定になっているのか是非とも聞いて見たいものだが、正しいこ とをしていると思えば、「○○党を支持している」と答えても問題はなかろうし、むしろ答えられないのであれば、間違ったことをしていると見なされてしまう かも知れない。

 要するに米原潜であるから抗議しているのであり、軍艦の寄港に抗議をするのであれば昨年の11月28日、東京・晴海ふ頭に支那海軍のミサイル駆逐艦「深セ ン」が寄港した際にも抗議をすべきであったろうし、「平和は軍事力では守れない」と思っている連中であろうから、米海軍や支那海軍を問わず軍艦の寄港には 抗議行動によって、その存在を示すべきなのに、いわゆる市民団体と称する連中が嬉しそうに抗議行動をするのは米軍か自衛隊絡みの時だけなのは不可解の何者 でもない。

 この抗議行動の目的は3月に同基地に寄港した原潜ヒューストンによる放射能漏れが明らかになったからだそうで、確かに漏れたことは遺憾であるが、その程度 によっては騒ぐことでもない。だがマスコミは敢えて騒ぎを大きくして、誤った風評を流して、市民生活にも支障が出るほどに偏向報道をして来た過去があり、 それが人体に何ら影響がないレベルにも関わらず何ら騒ぐことはないとする報道をして来なかったのである。

 今回、原潜ヒューストンによる放射能漏れの程度は総量で0・5マイクロ・キュリー以下で、「50ポンド(約22・5キロ・グラム)の化学肥料に含まれる放 射性物質の2分の1以下」と推計しているとのことで、これが事実であれば、野菜作りには元肥や追肥に化学肥料は欠かせないが、放射性物質を含むとなれば使 えないと思う人もいるかも知れない。

 だが、自然界には極めて微量ながら放射性物質を含んだものや、太陽、宇宙、地面などからは放射線が出ており、また空気中にも、ラドンという放射性物質が浮 遊しているそうだが、それが直ちに人体に影響を与えるほどのレベルではないからして、今回の原潜ヒューストンによる放射能漏れのレベルは自然界から受ける ものより低いことは明らかである。

 長崎県佐世保市では原子力艦船が寄港した際、市は人体や環境に影響を及ぼすレベルの放射能漏れがないかを調査しているそうだが、原潜ヒューストンが寄港し た際には異常はなかったとのことで、放射能漏れが検出されなかったのは当然と言えば当然だが、もし化学肥料に含まれる放射性物質の2分の1以下程度で反応 していたら、原子力艦船が寄港しようがしまいが、放射能漏れが検出する機器は設置した途端に反応し続け止むことはないだろう。

 米原潜の寄港の抗議しようとする市民団体と称する連中の中には自家製の野菜作りのため化学肥料を購入し、使っている方もいるかも知れないが、それが米原潜ヒューストンが漏出した放射能の総量より多いのだから、これは抗議した方が良いのではないか。

 人体に影響がある訳ないので、そのようなことはしないであろうが、ならば、化学肥料に含まれる放射性物質の2分の1以下のレベルで放射能が漏出したとして も、尚更、人体に影響がないとして、抗議するのはおかしいと思うが、そこがいわゆる市民団体の不可解な点であって、前述したように米軍や自衛隊絡みだと状 況はどうであれ抗議をし、そうでなければ沈黙をする訳で、であるからマスコミにはその市民団体の思想的背景を報じて欲しいと常々思っている訳である。
(2008/08/04)

写真:米海軍佐世保基地に寄港した原子力潜水艦ラ・ホーヤ