私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

謝罪しなかった民主党の悪代官・小沢一郎代表

2008年01月18日 11時42分58秒 | 民主党関連

小沢民主党代表は陳謝せず

2008.1.16 16:19

 民主党の小沢一郎代表は16日午後、横浜市内で開かれた党大会後に記者会見し、新テロ対策特別措置法が衆院本会議で再議決された11日の衆院本会議を、 大阪府知事選応援のため途中退席したことへの批判に対して、「府知事選の応援に行くと前から約束していた。選挙の約束は一番違(たが)えてはいけないこと だ。あの本会議は数あわせでの本会議でしかなかった。(与党が多数で再議決する)結果は目に見えていた。党首としての優先順位を決めた。どうして批判があ るかよく分からない」と述べ、陳謝する考えのないことを表明した。

 小沢氏はさらに「そんな質問を(記者から)されるのは分からない。なぜ、首相や大臣も本会議に欠席することもあるのに、そちらは言わないのか。あの人たちよりボクの方が忙しいし、役割も大きい」と反論した。

 また、鳩山由紀夫幹事長らが、テレビ番組などで小沢氏の途中退席について謝罪していることについて「幹事長が何を言ったか分かりません。幹事長に聞いてください。党首には党首の務めがある。役割に応じた優先順位がある。国民は理解してくれている」と述べた。
(産経新聞)

(引用終了) 


 民主党の小沢一郎代表が、衆院での新テロ対策特別措置法案の再議決の裁決直前に退席した問題で、同党の鳩山由紀夫幹事長や山岡賢次国対委員長はテレビ番組 の中で小沢氏が裁決に加わらず棄権したことは遺憾だとして謝罪したが、当の小沢氏は16日、横浜市で開催されて党大会後の会見で、「国民や民主党にとって 大事な法案ではない。採決の結果は目に見えて分かっていた」と述べて、何ら問題はないとし、謝罪の意思を示さなかったようである。

 世論調査の結果が正しければ、小沢氏が新テロ特措法案の裁決に加わらず棄権したことは良くないと考える国民が多いようであり、これに対して小沢氏は「国民 は理解してくれていると思う。どうして批判があるのか分からない」と語っているそうだが、何だか支那や朝鮮人の言い訳を聞いているようであり、すでに批判 の声はあるのに、それに一々耳を傾けるつもりはないと言う訳だ。

 今回の件は国会議員として最重要であるべき国務ではなく、民主党の代表としての小沢氏は「党務」に過ぎない大阪知事選候補者の応援を優先した訳で、「裁決 に加わっても結果は分かっている」として国会を抜け出してしまうことが果たして許されるかどうか国会議員であれば分かっている筈ではなかろうか。

 小沢氏にしてみれば新テロ特措法案は憲法違反の法案であろうから、そのような重大な法案がまさに成立しようとしている時に選挙応援などに行かず、何として も法案成立を阻止すべく奔走すべきであったろうし、また参議院での法案裁決を臨時国会の会期末間際まで引き延ばし、総理の問責決議も辞さないと騒いでいた のも大事な法案であったからであろう。それが「国民や民主党にとって大事な法案ではない。」と言われたのでは、大事ではない法案をなぜ民主党は強固に反対 し、臨時国会が2度も延長されるなど国政を停滞させたのは何であったのかとか問いたくなる。

 また小沢氏が「あの人らよりオレの方がよっぽど忙しいし、役割も大きい。なぜ野党党首だけ批判されるのか」として総理や閣僚が本会議を欠席することを指摘 したそうである。総理より野党の党首の方が忙しく、役割も大きいとの認識を持っているとは驚きの何者でもないが、新聞に掲載されている総理日誌に目を通す と分刻みの日程に驚いており、それより小沢氏の方が忙しいと言うのであれば、マスコミに頼んで小沢日誌のようなものを掲載して貰い、確かに総理より忙しい ことを国民に知らせれば良いであろうから、それまでは小沢氏の話を信用することは出来ない。

 鳩山幹事長が小沢氏の謝罪の必要性に言及したことに「鳩山氏が何を言ったのかは知らない」と述べたそうだが、党幹事長が何を言ったのかも把握しておらず、 党としての何らの意思統一がされていないことが露呈した訳であり、これでは鳩山幹事長が小沢氏が裁決を加わらず棄権したことは遺憾だとして謝罪したことは 余計なことで、謝罪すべきではなかったと言ったのも同然であろう。

 民主党は新テロ特措法案が重要法案だとして成立を阻止するために与党との対決姿勢をとってきたにも関わらず、小沢氏から「国民や民主党にとって大した法案 ではない。」と言われたのでは党員としてもやる気も失せるのはなかろうか。小沢氏は党代表を辞めたいが、辞めさせてもらえないとして、敢えて鳩山幹事長ら が謝罪の必要性に言及したことを無視し、党内から「小沢氏では党がまとまらなくなってきた」との声が起こることを期待し、党代表を辞任したいと思っている かも知れない。

 小沢氏がテレビ出てくると時代劇に登場するような悪代官のようであり、民主党議員は政権交代が出来たならば小沢氏を総理にと思っているであろうが、民主党 は新テロ特措法案に反対し、その代表が小沢氏であるからして、インド洋における海自の補給活動に感謝している国々などからも民主党や小沢氏に対する心証は 良いとは言えないであろうし、それは政権交代がなされたとしても変化はないであろう。

 民主党を中心とする政権が出来ることをを期待する声も多いが、なぜか小沢氏の総理就任を支持する声が少ないのは小沢氏に対して前述したように私の他にも悪 代官のような印象を持っている国民が多いことを物語るものであり、民主党が昨年、小沢氏の代表辞任を認めなったことは次期衆院選も小沢氏を党の顔として戦 いたいからであろうが「あのような顔でも変えたくない」と言うのは民主党の勝手だが、今回の小沢氏の居直ったような発言を聞いて、民主党に対する支持が上 がるとは思えないし、小沢氏が本当に政権獲得を目指しているのか分からなくなってきた。
(2008/01/18)

写真:民主党の悪代官・小沢一郎代表