私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

教科書への韓国の内政干渉がまた始まった

2005年03月12日 23時47分18秒 | 韓国関連
   韓国に言わせれば、「新しい歴史教科書をつくる会」(以下つくる会)は極 右団体となり、その教科書の出版社である扶桑社は右翼系であるそうである。 日本で言う右翼とは戦闘服を着て、街宣車に乗って大音量でなにやら騒いでい る連中だと思っているが、つくる会の人達は、そのような右翼よりさらに凄い 「極右」だと言うのですから、危なくて近寄れない人達なのか。つくる会の西 尾幹二氏、遠藤浩一氏、高森明勅氏、藤岡信勝氏などがテレビなどに出演され 、その話を聞いても何ら極右的な事を言っているとは思えず、今までがサヨク 思想に侵された者が執筆していた教科書であったことから、ようやくまともな 歴史教科書が出て来たと思っている。

 今年は教科書検定の年だが、4月に文部科学省の検定を通過すれば、来年度 から使用されることとなり、今年8月には全国の都道府県教育委員会による採 択が行われる訳で、文部科学省は適正かつ公正な教科書採択が行われるよう初 等中等教育局長通知を発するようである。これは前回の採択の際に、扶桑社の 教科書を採択が検討されているとの情報があるとサヨクによる凄まじい妨害が なされたことを危惧しているからであろう。

 ところが韓国は、検定通過前の扶桑社の公民教科書と歴史教科書の二種類に ついて、どこからか入手したのか凄まじい批判をし、採択妨害をすると言って いる。支那と同じように反日で生き延びる国と言われる韓国だから、驚くこと ではないが、ともかく「歴史認識が日本と大幅な隔たりがある」と言われても 、国が違えば歴史認識も違うのは当然であり、韓国の主張が絶対に正しいとも 言えない。

 しかし、韓国は公然と日本の教科書の内容について「歪曲・ねつ造」と断じ て、採択しないように圧力を掛けることに内政干渉との意識はないのであろう か。過去に日本の統治を受けたことを未だに恨んでいるようであり、そのため に日本には何を言っても許されると思っているのか。二言目には「日本はいま だに謝罪も補償もしていない」と言って、昭和40年に締結された日韓条約に より既に解決した問題なのに、いまだガタガタ言っているのである。

 韓国内では「韓国挺身隊研究所」「アジア平和と歴史教育連帯」などが扶桑 社歴史教科書の採択を妨害するキャンペーンを展開すると言明しており、また 韓国外交通商部の李揆亨(イ・ギュヒョン)スポークスマンは「マスコミに公 開された扶桑社の歴史教科書の検定申請本が依然として自国中心的史観に基づ いて過去の過ちを合理化する上、近隣国の歴史を卑下していることは極めて残 念だ」とし、「政府は今後、政府レベルの対策班を構成し、必要な措置を講じ ていく予定」と述べたとのことだが、これは韓国政府も日本に圧力を掛け採択 しないようにすると言っている訳である。

 竹島の日制定を巡って、韓国では島根県との姉妹都市の解消を宣言したり、 また今年行われる「日韓友情年」の行事の一部中止を公言して日本に圧力を掛 けているようだが、むしろ歓迎すべきことではないか。竹島を強奪したばかり か、歴史教科書まで韓国と同じものにせよと要求している訳であり、居丈高に 圧力を掛ければ日本は屈服すると思っているとしたら思い上がりも甚だしい。

 ヘンリ・ハイド米下院国際関係委員長は10日に行われた国際関係委聴聞会 で、韓国が国防白書から北朝鮮が主敵であるという部分を削除しながら、紛争 時には69万人の米軍の派遣されると書いている点に懸念を表し、「韓国は誰 が敵なのかを明確に言うべきであり、対北朝鮮経済支援を見直さなければなら ない」と述べたとのことだが、全くその通りだ。

 日本統治時代に日本に協力した者を罰しようとしたり、盧大統領は北朝鮮の 核保有を容認する発言をするなど、韓国はこの先どこへ向かおうとしているの か。韓国は日本と米国との関係が悪化した方が良いと思っているなら仕方ない が、それで利益を得るのは誰かを韓国は知るべきである。教科書の内容まで介 入して、「韓国の歴史認識に合致させよ」と要求して日本国民の感情を害して しまっては友好関係はとても築けないだろう。国家主権の侵害、内政干渉に日 本は屈する訳にはいかない。
(2005/03/12)

この記事は「今日のコラム」
「教科書への韓国の内政干渉がまた始まった」
としてHPに掲載されていたものです。