視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

オペラ・プレミアム

2008年08月29日 | オペラシリーズ
角川ビーンズ文庫 オペラシリーズ完結記念 応募者全員サービス
小冊子+ポストカード八枚セット

そろそろご応募下さった方のお手元には届いて居るのではないでしょうか。
長らくお待たせしてしまい申し訳御座いませんでした。
さて、今回小冊子は栗原ちひろ女史の書き下ろし小説や帝都設定、柴本は描き下ろし表紙(ミニキャラ)や主要人物のデザイン案や衣裳図解、有る意味お馴染みのFAX送り状の落描き、という内容です。
表紙は今回の小説内容のイメージで描いてます。
カナギは本編で薬師服が無くなったので新調。最初デザインした際は全体的にロシア風な服装でと初代担当中村女史のお話から起こした内から決めて頂いてから描いたのですが、小説を読んでると何となく違和感があるので変更したいなと思いつつも決定した設定画を大幅に変えると変なのでシリーズが進むにつれ徐々に改良していきました。
このプレミアムの表紙では本来はこういう感じのモノだろうと思って描いてます。
本編でのカナギの薬師服は本来のものをベースにしたアレンジしたものだと思って下さい。
主役ですし。

ちなみにカナギとミリアンは今時どうかと思われるペアルックみたいな感じだったりしますが、まあ、この二人ならやるかなあと。
一緒に居るのはヤウザです。他はミリアンの夢と掛けて無理矢理全員集合。

裏表紙。未来の向こうでやさしい歌が届く頃のイメージ。
五線譜は完成された感じなので、もう少しシンプルなあたたかい感じにしたくてあのようになりました。

ちなみに小冊子、お遊び的な感じで可愛く素敵な感じにしたいと思ってミニキャラで描かせて頂きました。
商業では等身の高い人物を描いているのですが、もともと学生時代はミニキャラを描く頻度が高かったので個人的にはミニキャラのが楽です。

余談ですが
殆ど女の子しか描けませんでした…が、辿った道というかデビューも不味かったのか男キャラを描くステイタス獲得した上、イメージが着いてしまいました。
ゲーム会社とかトリブラ…。
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