視覺的電腦記録

商業専職装画家・THORES柴本(トーレスしばもと)の 既刊案内、お仕事情報などの色々御報告

【発売】ザ・スニーカー2009年2月号

2008年12月28日 | シザーズクラウン
角川書店 雑誌 「ザ・スニーカー 2009年2月号」

『シザーズクラウン―セカイの仕立屋―』
  連載第十回 「琥珀色の記憶」
   著作・装画 THORES柴本

傷ついたクロウスを見つめる碧の視線。
其れは遠い過去の話―。

登場人物は、クロウスとアリス。
アリスは機工人形師で、重傷を負ったクロウスの手当てと共に壊れたクロウスの鋏とトルソ(人形)の修復、クロウスは暫らくの間アリスの許に身を寄せていた。
其の頃の懐かしい記憶を語るクロウス。

所謂過去篇です。
クロウスが【紺碧の監視者(ガルダ・ジュール)】に所属する以前の時代です。
現在は【紺碧の監視者】の制服を着て居るのが主なので名前に違わず全身紺碧の衣装ですが、過去のクロウスは黒白の服装です。
そして何故か眼鏡・・・もともとアマチュア時代からオリジナルで男女問わず良く描いているのですが、眼鏡収集癖のあった時期があって其の名残です。
コレクション趣味といえば、帽子やアクセサリ(指輪、ネックレス&ペンダント)は学生時代から抜けないのですが、最近、傘、靴、鞄、毛皮(襟巻)が増えてきたと想ったらバレッタやネクタイ、風呂敷まで増えるように成って来ました。
小説の装画のお仕事ではさして生かされない収集趣味も鋏冠ならば思い切り心置きなく画に反映出来るのが楽しい所です。基本的には女性キャラの方で反映させたくて居るのですが、鋏冠は連載がスニーカーで主役が男性な所為か女性キャラの登場が少ないのが難点です。
その鬱憤を晴らすべくか、久々の女性キャラであるアリスの登場する回は趣味てんこ盛りです。花も着けてます。

因みに前回で再登場した《花蓮》の誕生話でもあります。

今回はセピア調の色彩・・・というか色褪せたモノクロ写真に彩色を施した感じとかが好きなので、それにプラス、古い映画の様なノイズのある画にして見ました。


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