ちょっと、気楽に読めるものが欲しい時に、奥田氏の作品は、ぴったりである。
今回の短編集も、よくありそうな日常の中で、おこりうる物語をさらりと描いている。in the poolなどに比べれば、現実的であるのだが、だからといって、それほど深刻でもない。
6作の中で、「家においでよ」が、一番、気に入った。突然、妻に別居された男の行動である。自分の若かりし頃の理想の生活を実践するのだ。終わり方が、良かった。
ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます