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栄えの玄義 第4玄義「聖母の被昇天」黙想 2019年8月3日(初土)御聖体降福式にて

2019年08月29日 | お説教・霊的講話
栄えの玄義 第4玄義「聖母の被昇天」黙想
(2019年8月3日(初土)御聖体降福式にて 聖ピオ十世会司祭 小野田神父)

今日は初土曜日ですので、15分間、ロザリオの15の玄義の1つを黙想致しましょう。
特にマリア様が受ける侮辱、冒涜、屈辱を償うという意向の為に、マリア様の汚れなき御心を慰めするという意向で、お捧げ致しましょう。

特に今回は、「聖母の被昇天」を黙想する事を提案します。

御聖堂のステンドグラスにもありますように、マリア様が天に上げられ、諸聖人天使の更に上に、天地の元后として、肉体も御霊魂も上げられ、人類が、人間が受ける事のできる最高の名誉、栄光をお受けになり、イエズス様のすぐその傍にお座りになって、坐されておられる、被昇天を黙想致しましょう。

マリア様に、私たちの人生の本当の意味、イエズス様に仕える事の素晴らしさ、イエズス様と共に苦しむ事の価値、この儚い命が終わった後に待つ栄光、マリア様と天使、聖人たちの喜び、私たちの喜び、この世の虚しい事、本当の栄光や本当の誉れがどこにあるのかを理解する事ができる御恵みを乞い求めましょう。

マリア様の威厳あるその美しい御姿、永遠の若さ、完璧な美しさ、マリア様の栄光の前では、大自然のどんな美しい花々も、山も、湖も、大自然の美しさも、オーロラも、夜の星々も、その前では霞んで、しおれてしまった花のように思います。輝くマリア様の御姿、イエズス様から受ける報いの数々、イエズス様から委ねられた権限の数々。

マリア様のお望み一つ一つは、イエズス様にとって、御命令であるかのように、イエズス様にとって、マリア様を喜ばせる事、これが永遠の楽しみ。

聖母の被昇天は、天主の大傑作、天における凱旋の大行進、天主の大勝利。マリア様は、これほどまでの名誉と、威厳と、力と、栄光を受けて、それを全て私たちの為に、母親として使おうと、今も、いつも、思っておられます。

マリア様は同じ栄光を、子供である私たちに与えようと、この栄光に導きたい、と待っておられます。私たちがマリア様の元に行く事は、マリア様にとっての大きな喜び。マリア様を離れてしまう事は、しかも永遠に離れてしまう事は、マリア様にとって大きな悲しみです。

「聖母よ、特に誘惑を受ける時、この地上の危険をくぐり抜けて巡礼をしている私たちが、その究極の目的地であるマリア様の事を忘れる事がないように、マリア様がいつも、私たちの辿り着くのを待っている事を思い出す事ができるように、マリア様の御取り次ぎで、私たちが誘惑や、罪の危険から逃れる事ができますように、地獄の悪の手からすり抜けて守られますように、私たちの肉体を、理性の下に支配する事ができますように、今も、私たちの死の時も、いつもお祈り下さい。」



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