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帝国劇場 森光子主演 「放浪記」 1,800回公演を観劇

2006年09月05日 | ミュージカル/演劇

 今朝の新聞でも取り上げられていますが、帝国劇場で上演されている 森光子さん主演の 「放浪記」 を観劇しました。この日が、記念すべき1,800回公演。 この日のチケットはなかなか取れるものではないそうですが、演劇好きの友人が苦労をして手に入れられてお誘い頂きました。本当に感謝しています
 テレビでも放映されていますし、今からご覧になる方も多くいらっしゃいますので、内容には全く触れないようにしますが、「放浪記」 を見たのはこれで3度目。 最初は、芸術座公演を観ました。前職のオフィスが帝国ホテルタワーに入っていたので、芸術座・日生劇場・宝塚等々、本当に芝居を見に行きましたし、その後の食事が本当に楽しみでした。 2度目はテレビ放映。そして3回目の今回です。
 なんと言っても、御歳86歳の森光子さんの立ち姿の凛とした美しさ、艶やかさです。もう言葉もありません。確かに発声が最初見たときとは大分違いますが、圧倒的な存在感にただただ呆然です。
 ライフワークとするものが、ある人生。それだけで拍手喝采です。 86歳という御歳になっても、多くの方に囲まれ祝福される人生、最高ですね。

 ハワイ在住の方の言葉にとても納得した事があります。 「どうして日本の女性は年を取っていくと地味な服を着て、外に出なくなるんでしょう・・・ こちらの人は、綺麗な色の服をきて、やりたい事をして、本当にエンジョイしているのに・・・・」 と。

 僕もそう思います。何かを始めるのに遅すぎる事はないし、人生エンジョイしないと! 僕もいい年を重ねて行けたらな・・・ と、昨日は芝居の内容よりも、そういう事を考えていました。

 カーテンコールは圧巻でした。 ジャニーズの人も駆けつけていて黄色い歓声も上がっていました。 一度、マッチ(近藤真彦さん)がうちのオフィスに起こしになった事があって、その時にあまりの細さ(華奢)に驚きましたが、ステージに上がったマッチやヒガシ(東山)が、輝いていました。さすが見られる仕事をしている人が違う。それに森光子さんの自分の偉業の満足感というよりも、感謝の気持ちに溢れた笑顔が素敵でした。 

 舞台って本当にいいものです。 帰りに行った鰻も美味しかったけれど、やっぱり今日は料理よりも、なによりも心豊かになる時間を過ごせた事で胸いっぱいでした シミジミシミジミ