そして今日は過ぎ行く

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どこまでも十津川村

2010-04-10 18:31:25 | 国内・旅コラム
先月の末に、結婚13年目の記念にと、泊りがけで和歌山の熊野本宮大社と那智勝浦を旅してきました。
熊野へのルートは、細い山道も多くて時間もかかるので、朝ごはんを食べずに早めに出発します。
阪和道の香芝SAで朝食休憩~
旦那はパンとコーヒーで済ませていましたが、私はがっつりいっちゃいました
うちの近所ではなかなか食べられない大阪名物『かすうどん』があったんです。

牛の腸を揚げた『かす』がカリッとしていて、汁にコクがあるのがいいですね。

お腹いっぱいになったあとは、一般道におりてひたすらロングドライブです
途中で運転を代わろうかと旦那に聞いたところ、山道や狭い道がほとんどなので、私には無理と言われてしまい、地図を片手にナビに徹します。

御所市から国道168線に入り、十津川村をめざします。
日本一大きい村だそうで、村内に入り山道やトンネルをくぐって行けども行けども、なかなか中心部までたどり着けません。
休憩がてら、『谷瀬の吊り橋』という名所に立ち寄りました。
しかし、車を停めようと思ったら駐車場はどこも有料。
唯一の無料休憩所は先客がいて入れない…。
ちょうど吊り橋が見渡せるベストな位置に喫茶店があったので、どうせ駐車場代を払うならと、そこでコーヒーを飲むことにしました。
テラス席に出ると、山影と吊り橋の全景が見渡せて、眺めがいいです。
吊り橋の下の河原には桜並木があって、きれいに満開
景色を見ていたら、喫茶店の屋根に小鳥がやってきました。
たしかヤマガラという種類だったと思います。

河川敷へ下りて桜を近くで見たいと思い、橋の反対側のたもとへ行ってみました。
河原へ続くとおぼしき道は、とんでもない急勾配で、とても車では行けそうにありません。
畳み掛けるように、道の入り口には、「ここから先は、歩行者有料」というようなことが書いてあり、恐ろしくなって引き返しました。
あとで調べてみたら、河原はキャンプ場になっていて、負担するのは100円だけでよかったみたいです。思い切って入ればよかったかも・・・。
ちょこっと吊り橋を見物してから先へ進みます。
※吊り橋自体は、通行料をとっておらず、保全資金の募金箱が置いてありました。

またえんえんと山道とトンネルを通って、やっと村の中心部へ!
道の駅十津川郷にあるそば屋でお昼にしました。

朝に寄った香芝SAにもせんとくんの看板がありましたが、こちらにも!

きのこそば(900円)
きのこは工場栽培じゃなくて地のものなのかな?と思うほどおいしかったです。香りと歯ごたえが
おつゆは大阪風のかつおだしとは違って、昆布だしでした。
こちらのそば屋さんでは、平日には名物のめはりずしを出していないそうです。
でも道の駅のお土産売り場で、地元の方の手作りのを売っていました。
同じく名産の柿の葉寿司も手作り・無添加のがあって、嬉しかった!
駅弁じゃなくて、普通の家庭で作ったものを食べるのは初めてです。

お寿司は車の中でさっそくいただきます
めはり寿司は、思ったよりシンプルで高菜の味だけがします。中身は酢飯ではなく、塩気のないおにぎりなんですね。
柿の葉寿司は、山村で作っているので保存のためか、しめ鯖にしっかり塩気がきいていました。
どちらもおいしかった!

満腹になったあとは、熊野をめざしてさらなるドライブです→
(旅行記は、4つの記事に分けて投稿します。長くなりますがよければお付き合いください