そして今日は過ぎ行く

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関係ないとは言ったものの……

2007-01-16 00:16:36 | 似非小説家的之妄想思考
 ↓さっきの記事で、「たぶん最終選考には残らんから関係ないし~」と、ヤケクソの暴言めいたものを吐いたところですが、やはり、ほんの針の先ほどもない小さな可能性ですけれども、発表が楽しみだったりする訳です
で、発表が長引いたのがちょっと寂しくて、過去の受賞者の方の『受賞後コメント』などを未練がましく読んでいたのですが……。

 受賞後にもたくさん本を出版して活躍されている方は、受賞コメントの段階から、目的意識が高いのですね。
自作品を選んでくれた人たちに対してのお礼に加えて、ちゃんと「自分はこういうものが書きたくて受賞作を書いた」という方向性を示されています。
またそういう目的を、小説という手段を通して他人に伝える技術がある方たちだからこそ、賞を受けて、そのままプロとして書き続けておられるのでしょう。

 いったんもの書きを始めると、喫煙者が食後に口寂しくなるみたいに、何か文章を書かなければ寂しくなって、書くことが目的みたいになってしまうのですが、やはり小説は『伝える手段』でしかないのだと思います


 ちょうど去年の今頃ぐらいから、どうしても表現したいのに言葉にならなくて無様にもがいてることがあるのですが、私も、もうちょっと粘って取り組んでみようかと思います。
(また訳の分からん夢をひとりで語ってますが、いちおう正気です↓)
楽器の音みたいに、それ自体意味のない音(=言葉)を組み合わせて、読む人に『意味』を与えてもらえるような表現ができたらいいな~と思っとります