真夏の太陽が照りつける中曼殊院へここはタクシーか乗用車であれば門前まで直接いけるが市バス叡山電車を利用すると徒歩で20分歩かなくてはならない。一昨年NHKの大河ドラマで賑わった宮本武蔵決闘の地一乗寺下り松を右に見てきらら坂を過ごし住宅街、長閑な農家の庭先に咲いた花を愛でながらたどり着く、清々しく緑するモミジに包まれた曼殊院は小高く出現する。
曼殊院が現在の地に移ったのは明暦二年(1656)で桂宮智仁親王の御次男良尚親王の時でそれまで御所の北に在ったのを修学院に近い現在の地に移し造営、江戸時代初期の代表的書院建築でその様式は桂離宮と関連が深い、名勝庭園指定の枯山水庭園は庭の中心に滝石を置き白砂の水が水分石から広がり鶴島・亀石とがある。鶴島には五葉の松(樹齢400年)があって鶴をかたどり松の根元にキリシタン灯籠がある。亀島には地に這う亀の形をした松があったそうな。
昔訪れたとき幽霊の掛け軸があり腰を抜かしそうになった場所は襖が閉まり公開されていない。
あまりの怖さに公開されなくなったのか?襖を開けてみたかったが怖いので止めた。
※後日気になって曼殊院に問い合わせました。“確か幽霊の掛け軸があったと思いますが今は”“確かに以前は在りましたが平成13年8月に持ち主に返却しました”そうです。不幸が続くから曼殊院に預けはったと聞いていたのに・・・
場所:京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
電話:075-781-5010
交通:京都市バス 修学院道 徒歩20分
叡山電車 一乗寺 徒歩25分
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:大人500円 高校生400円 中小学生300円
駐車場:50台(無料)
テレビでは、時々拝見しますが、目の前にあると、迫力がありそうですね。
確かに13年8月まで公開されていて、その後事情があり持ち主に返却されたそうです。
思い違いではなくホッとしましたが残念ですね。もう一度チラッとだけ覗いて見たかった様な気もしています。
。6年前に初めて行き、一度だけ対面しました幽霊の掛け軸。立体感を持って迫ってくるような迫力があって、吸い込まれそうで怖かったです。いまいずこ・・。
曼殊院は我が家から近くいつでも行けるお寺でありながら最近は忙しさにまぎれ久々に拝観しました。
初期に拝観したときは受付で“お参りしていただけますか、見学のみではお断りしてますが”と言われ“さすが!厳しいんや”それも自由見学ではなく時間を決めて案内していただくシステムでした。
その時幽霊の掛軸に会いました。その迫力と案内人の説明にゾーっと寒気がしたのを覚えています。