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映画、試写会「ロンドン、人生はじめます」@ニッショーホール

2018-04-21 17:07:55 | 映画感想
2018/4/17、虎ノ門のニッショーホール。

ニッショーは日商ではなく日消。
日本消防会館のホール。



ブレンダン・グリーソン、ダイアン・キートン、ジェームズ・ノートン。



ロンドン郊外のハムステッドにある常駐コンシェルジュがいる高級マンションに住む
未亡人のエミリー・ウォルターズ(ダイアン・キートン)

税金の督促、マンションの雨漏り、に加え、世話焼きでウザイ近所のマダム、
マンション外壁の塗装費用など、暮らし向きはちっとも優雅ではない。

近所の病院跡に高級マンションが建つのは気にはなるが別に嫌ではないのに、
反対運動に参加させられたり。
近くに住む息子、フィリップ(ジェームズ・ノートン)がときどき訪ねてきて、
誕生日の話をしたり、旦那の命日の話をしたり。
久しぶりにその旦那の墓参りに行ったが、生前の浮気を思い出して切れちゃったり。

ない金をひねり出すためにマンションの屋根裏部屋に置いてある雑貨類を整理していて双眼鏡を見つけて、
何の気なしに、外を眺めていると、偶然、墓地の裏の病院跡地の雑木林の中の掘立小屋に気づく。

そこに住んでいたのは、ドナルド・ホーナー(ブレンダン・グリーソン)。
土地の持ち主の会社(の代理人弁護士)から立ち退きを求められているが、
家は、廃材や貰い物で作って、野菜を植え、魚を釣って暮らしている。

何処からかワインを手に入れて、それと交換に近所の食品店から食べ物を貰ったりもする。
エミリーが見ていると時々池で体を洗ったり、悠々自適に暮らしている様子が分かる。

ある日、ドナルド(この時点ではまだ名前は不明)の小屋に男が乱入、ドナルドと喧嘩になる。
焦ったエミリーが警察に電話したおかげで、救急と警察がやってきてドナルドは事なきを得る。

別の日、エミリーはまたいつもの世話焼きおばさんに頼まれて、署名活動に出て、
ドナルドが気になって掘立小屋を見に行き、帰りに墓地でドナルドに偶然会う。

そっけないドナルドに対し、自分が騒ぎに気づいて警察を呼んだと告げると、
翌日掘っ立て小屋に屋根に食事のお誘いの告知。
こうしてエミリーとドナルドの奇妙な交際が始まる。

しかし、ほどなくして事件が起こる。
ひっそりと暮らしたいドナルドと戦うべきだと言うエミリー。

二人の行動は思わぬ展開を見せていく。



実話に基づくらしいが、何だかよくわからない顛末。
エンディングの後がどうなっていく想像できない。

ドナルドが手に入れた不動産がどの程度(の広さ、価値)だったのかも釈然としない。
ドナルドが放浪の果てにロンドンに居ついたのは分かるが、家が大事なのか、土地が大事なのか。

家はもともと掘立小屋で壊されたら直せばいい程度の執着だし、土地もにも大した執着が見られない。
持ち主の会社が最初からいい条件を持ち出しておけば、すんなり片が付いたような事案だったのでは。
この辺りは基になった実話とだいぶ違うようだ。



あの年になってあれだけ価値観や人生観が違う二人、うまく行くとは思えないがどうなのか。

旦那の浮気にしたって確証があったのか、なかったのか。
死後に正体のわからない女性の写真が見つかっただけで、不貞を疑われた旦那もお気の毒と言えばお気の毒。



原題はHampstead(ハムステッド、pは発音しない)。
ロンドンの中心に近いところだが、緑の多い地域で広大な公園ハムステッド・ヒースがある。

物語のモデルになったのは、実在のハリー・ハローズと言う男性で、近くの公営住宅を追い出され、
ハムステッド・ヒースの老人ホーム跡地に掘立小屋を建てて住んでいたそうだ。

その後、土地を所有する不動産会社によってここにマンションが建てられることになったが、
追い出されそうになったハローズは、弁護士と相談、裁判によって20年以上住んでいたハローズに
約800平米の土地の所有権が認められたとのこと。

その後もハローズはそれまでの生活を変えることなく2016年までつつましく暮らしていたそうだ。
(2016年に死亡)

ロマンスを絡めず、事実に近い展開のほうが良かったなぁ。
なお、劇中では語られなかったが、ハローズは近隣の住民の雑用を請け負い生計を立てていたらしい。
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