
2010/7/27、東京国際フォーラム、ホールA。
映画以外の様子は別記事に。
**
割り当てられた指定席は、2階席の11列目、右手の端っこの方だった。
**
アンジェリーナ・ジョリー、リーブ・シュライバー、キウェテル・イジョホー、
ダニエル・オルブリフスキー。
*
2年前、北朝鮮にアメリカ人スパイとして逮捕され拷問を受けていた
イブリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)、は
昆虫学者のマイク・クラウズ(オーガスト・ディール)の嘆願でスパイ交換で帰国、
やがて、二人は結婚した。
2年後(つまり、現在)ちょうど結婚一周年を迎えたその日。
帰ろうとしていたソルトと上司のテッド・ウィンター(リーブ・シュライバー)に、
ロシア人スパイが出頭してきたと告げる。
男は、オルコフ(ダニエル・オルブリフスキー)と名乗り、
アメリカ副大統領の葬儀にロシアの大統領が参列するが、ロシアのスパイが
ロシアの大統領を暗殺すると告げる。
そしてそのスパイの名前は、イブリン・ソルト、だと言う。
ソルトは、オルロフが自分を知っていたとすると旦那の命も危険と考える。
国家安全保障局(?)のピーボディ(キウェテル・イジョホー)は、
テッドの説得を聞かず、ソルトを逮捕しようとする。
オルロフは連行中に捜査官を倒して逃走する間に、
ソルトもセキュリティの堅いはずのCIAビルからまんまと抜け出してしまう。
ソルトは旦那の身柄を確認するためアパートに戻るが、旦那は行方知れず。
短時間のうちに必要なものをそろえ脱出する。
しかし路上でテッドに見つかって、ピーボディに追い詰められ、万事休すと思った瞬間、
橋の上からトラックに身を投げ、飛び移って逃げてしまう。
ソルトは髪を染め、文字通り目の色を変えて、副大統領葬儀の教会近くに潜伏。
翌日の副大統領の葬儀に地下から潜入して、厳重な警護の中、
ロシア大統領が弔辞を述べている床を爆破、大統領を地下に落下させ殺害する。
そして、ピーボディに逮捕される。
しかし、ソルトは連行される途中、パトカーを事故らせ、混乱に乗じて逃亡する。
ここまではほぼ予告篇で流された通り。
予告にはもっと後のシーンもあるが、それがどうつながるかは映画を見てのお楽しみ。
果たしてソルトはCIAに送り込まれたロシアのスパイだったのだろうか。
ソルトの迅速で正確な行動は、CIAやNSA(多分)の裏をかき、先手を打ち、
事件は意外なラストへと突き進んでいく。
***
当初はトム・クルーズ主演で企画された映画らしい。
1時間40分の中にアクションが詰め込まれ、今までの自分の映画よりも
リアルなアクションだったとアンジー自身は言うが、
007の新シリーズやジェイソン・ボーン・シリーズのリアルさに
マトリックス的あり得なさも加味されたという印象。
また、その行動は無駄がなく、卒がなく、臨機応変。
とはいえ迫力は大したもので、スタントシーンには感服いたしました。
「敵」を簡単に殺してしまうこともあれば、痛めつけるだけのこともあり、
さらっと流されているので気づかないが、実は結構意味があったり、
そのほかにも説明はくどくないが、いろいろと布石があるので、
アクションシーンにも目を凝らしておきたい。
*
制作サイドに元スパイが多く絡んでいるらしい。
アンジー自身も元スパイにインタビューして役作りに役立てたらしい。
続編も可能なような設定、エンディングだが、組織を離れた場合、
情報源をどうするのかは毎回気になるところ。
実行者としての高い能力はわかるが、情報の収集、分析、提供、
また武器や機材、場所(アジト)、資金などをどうするのか、
個人では限界があると思うがどうだろうか。
**
アンジェリーナ・ジョリーの旦那役のオーガスト・ディールは、
「イングロリアス・バスターズ」のナチ将校。
地下酒場でダイアン・クルーガーらとおでこに貼った紙に書かれた語を当てるゲームを
やっていたヘルシュトロム少佐。
確か、イギリス兵の偽装を見破るんではなかったかな。
映画以外の様子は別記事に。
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割り当てられた指定席は、2階席の11列目、右手の端っこの方だった。
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アンジェリーナ・ジョリー、リーブ・シュライバー、キウェテル・イジョホー、
ダニエル・オルブリフスキー。
*
2年前、北朝鮮にアメリカ人スパイとして逮捕され拷問を受けていた
イブリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)、は
昆虫学者のマイク・クラウズ(オーガスト・ディール)の嘆願でスパイ交換で帰国、
やがて、二人は結婚した。
2年後(つまり、現在)ちょうど結婚一周年を迎えたその日。
帰ろうとしていたソルトと上司のテッド・ウィンター(リーブ・シュライバー)に、
ロシア人スパイが出頭してきたと告げる。
男は、オルコフ(ダニエル・オルブリフスキー)と名乗り、
アメリカ副大統領の葬儀にロシアの大統領が参列するが、ロシアのスパイが
ロシアの大統領を暗殺すると告げる。
そしてそのスパイの名前は、イブリン・ソルト、だと言う。
ソルトは、オルロフが自分を知っていたとすると旦那の命も危険と考える。
国家安全保障局(?)のピーボディ(キウェテル・イジョホー)は、
テッドの説得を聞かず、ソルトを逮捕しようとする。
オルロフは連行中に捜査官を倒して逃走する間に、
ソルトもセキュリティの堅いはずのCIAビルからまんまと抜け出してしまう。
ソルトは旦那の身柄を確認するためアパートに戻るが、旦那は行方知れず。
短時間のうちに必要なものをそろえ脱出する。
しかし路上でテッドに見つかって、ピーボディに追い詰められ、万事休すと思った瞬間、
橋の上からトラックに身を投げ、飛び移って逃げてしまう。
ソルトは髪を染め、文字通り目の色を変えて、副大統領葬儀の教会近くに潜伏。
翌日の副大統領の葬儀に地下から潜入して、厳重な警護の中、
ロシア大統領が弔辞を述べている床を爆破、大統領を地下に落下させ殺害する。
そして、ピーボディに逮捕される。
しかし、ソルトは連行される途中、パトカーを事故らせ、混乱に乗じて逃亡する。
ここまではほぼ予告篇で流された通り。
予告にはもっと後のシーンもあるが、それがどうつながるかは映画を見てのお楽しみ。
果たしてソルトはCIAに送り込まれたロシアのスパイだったのだろうか。
ソルトの迅速で正確な行動は、CIAやNSA(多分)の裏をかき、先手を打ち、
事件は意外なラストへと突き進んでいく。
***
当初はトム・クルーズ主演で企画された映画らしい。
1時間40分の中にアクションが詰め込まれ、今までの自分の映画よりも
リアルなアクションだったとアンジー自身は言うが、
007の新シリーズやジェイソン・ボーン・シリーズのリアルさに
マトリックス的あり得なさも加味されたという印象。
また、その行動は無駄がなく、卒がなく、臨機応変。
とはいえ迫力は大したもので、スタントシーンには感服いたしました。
「敵」を簡単に殺してしまうこともあれば、痛めつけるだけのこともあり、
さらっと流されているので気づかないが、実は結構意味があったり、
そのほかにも説明はくどくないが、いろいろと布石があるので、
アクションシーンにも目を凝らしておきたい。
*
制作サイドに元スパイが多く絡んでいるらしい。
アンジー自身も元スパイにインタビューして役作りに役立てたらしい。
続編も可能なような設定、エンディングだが、組織を離れた場合、
情報源をどうするのかは毎回気になるところ。
実行者としての高い能力はわかるが、情報の収集、分析、提供、
また武器や機材、場所(アジト)、資金などをどうするのか、
個人では限界があると思うがどうだろうか。
**
アンジェリーナ・ジョリーの旦那役のオーガスト・ディールは、
「イングロリアス・バスターズ」のナチ将校。
地下酒場でダイアン・クルーガーらとおでこに貼った紙に書かれた語を当てるゲームを
やっていたヘルシュトロム少佐。
確か、イギリス兵の偽装を見破るんではなかったかな。
しかしアンジーのアクションはやっぱり彼女にとっての原点なきがします。魅せると言う意味では堪能させてもらいました。
一回だけ字幕に出たと思いますが、
「なんで、××情報××が来てるんだ。」
みたいな。
米大統領は(死んだ設定でなければ)テッドが裏切ったことを知っているので、CSS(NSA)を通じてアンジーに情報/装備の提供ができますが、どうするんでしょうか。
とてもスピーディに展開していました。
ただ、ツッコミどころもありましたね。
アンジェリーナのアクションは凄まじかったです。
メイキングを少しは意見しましたが、
ほとんどが本人のようです。
いやぁ、たいしたものです。
次回作作るとすればどういう設定なのか、気になるところです。
TBとコメントありがとうございます。
派手なアクションシーンが目立つ作品でしたが、それだけでも魅せられた作品でした。
最後の結末を見ると、何やら続編を予定しているような終わり方でしたね。
たくさんのコメント、感謝です。
>当初はトム・クルーズ主演で
そうだったんですか~、知らなかったです!
でもアンジーで良かったかなって。
『トゥームレイダー』とは違った
パワフルなアクションを堪能できたので♪
内容は意外と普通でしたが、
続編がありそうな終わり方でしたので楽しみです♪
ここまでアクションをこなせる女優さんはアンジーぐらいでしょうかね。次にミラ?
ミステリアスなスパイが似合ってました!
アウグスト・ディールが夫役だとは映画観るまで知らなかったですよ。
次回作は「ツーリスト」でジョニー・デップと共演です。
ICPOの捜査官らしいですが、実際のICPOはどちらかと言うと事務方ですから、どう描かれているのかは気になります。
まさにKGRさんがうまくまとめられているように、この映画は、「007の新シリーズやジェイソン・ボーン・シリーズのリアルさにマトリックス的あり得なさも加味された」感じの作品で、アンジーの「行動は無駄がなく、卒がなく、臨機応変。とはいえ迫力は大したもので、スタントシーンには感服」でした。
続編があれば、是非また見てみようと思っています。
続編どうなんでしょうね。
期待しちゃいますけど。