「トウ」が英語の「つま先」のことなら、まぎれもなく「トウ」です。
スペルはtoe、発音記号で書けば[tou]
カタカナでは、「ウ」の発音を明確に書かないことが多い(注)ので、
その例に従えば、「トー」です。
ところが、しばしば「トゥ」と書かれます。
書くだけならいいのですが、「トゥー」と発音する人がいます。
それもれっきとしたファッション評論家で、、。
トゥー、発音記号で書けば[tu:]でしょうか。
twoやtooがそれに当たりますね。
靴でつま先に飾りないものを「プレーン・トー」と言いますが、
(Plain Toeなので、発音に近く書けば、プレイン・トウ)
プレーントゥと書いてあるサイトもあります。
驚いたことにリーガルのホームページでもプレーントゥと書いてあります。
日本語も絶対書いてある通りの発音でないといけないとは限りませんので、
別にプレーントゥと書いても、プレイントウと読めばいいわけですが、
ウィング・チップやらプレイン・トウという言葉を最初に広めたのが、
このリーガルシューズ(昔の社名は日本製靴)だと信じているので、
ちょっとびっくりしました。
さて、話を戻して、プレーントウ、女性ものでもありますよね。
プレーントゥと発音するのは間違いです。
バレーの「トウシューズ」を「トゥシューズ」とは言わんでしょう。
(書かんでしょう、ではなく言わんでしょう)
それじゃ「2shoes」になっちゃう。
「ヒール・アンド・トウ」を「ヒールアンドトゥ」とは言いません。
ひょっとして、「トゥ」って「トウ」のフランス語読み?
とも思いましたが、「toe」はフランス語じゃ「orteil」らしいですね。
もっともこれは「つま先」というより「足指」らしいですけど。
なぜこういう間違いが普及したのかよくわかりませんが、
「toe」というスペルを知らないんだと思います。
「インストール」(install)を「インストゥール」
というひとがいるらしいです。
「インストロール」と書く人はたまに見ますが、
これらも元のスペルを知らないと思われます。
デスクとディスクを混用する例もあります。
ハードデスクとかね、固い机ってPCに入らんでしょう。
ディスクトップって言われて、なんの円盤に載せるのかと思ったりね。
コンピュータ用語では、
わざと英語の発音と違うように書く場合もありますけど、
大体は元のスペルや意味を知って使っています。
「トゥ」は明らかに元の単語を知らず、
誤記をそのまま読んでしまった例でしょう。
素人が書いてある通り読んでしまうのは無理ないとしても、
ファッション関係の専門家が知らないとは驚きです。
(注)
外来語をカタカナ表記するとき、
必ずしも発音に忠実に書くとは限りません。
特に長音(ー)の表記は適当です。
しかしものによっては区別するのでややこしい。
たとえばボウリングは球を投げてピンを倒す競技、
ボーリングと書くとドリルなどで穴をあけることになります。
スーパーボウルとスーパーボール。
おなじ例でライス・ボウルとライス・ボール。
カタカナ上はLとRも区別されないし、
「ディ」と「ジ」が同じものだったり、
「トゥ」と「ツー」が同じものだったりします。
英語に限らず、もともと日本語にない発音は、
聞き分けられないケースもありますしね。
さらにひらがなのときは長音は使わないのに、
カタカナにすると長音にする場合もあります。
けいたい(携帯)が、カタカナではケータイと書くとか。
発音は、「けいたい」か「けーたい」か「けえたい」か、
大体の人は特に意識して区別してないでしょう。
とかくテキトー(てきとう)ですが、
別にそれをダメと言っているわけではありません。
言語は変化するもので、
こうでなければならない、ものではありませんから。
スペルはtoe、発音記号で書けば[tou]
カタカナでは、「ウ」の発音を明確に書かないことが多い(注)ので、
その例に従えば、「トー」です。
ところが、しばしば「トゥ」と書かれます。
書くだけならいいのですが、「トゥー」と発音する人がいます。
それもれっきとしたファッション評論家で、、。
トゥー、発音記号で書けば[tu:]でしょうか。
twoやtooがそれに当たりますね。
靴でつま先に飾りないものを「プレーン・トー」と言いますが、
(Plain Toeなので、発音に近く書けば、プレイン・トウ)
プレーントゥと書いてあるサイトもあります。
驚いたことにリーガルのホームページでもプレーントゥと書いてあります。
日本語も絶対書いてある通りの発音でないといけないとは限りませんので、
別にプレーントゥと書いても、プレイントウと読めばいいわけですが、
ウィング・チップやらプレイン・トウという言葉を最初に広めたのが、
このリーガルシューズ(昔の社名は日本製靴)だと信じているので、
ちょっとびっくりしました。
さて、話を戻して、プレーントウ、女性ものでもありますよね。
プレーントゥと発音するのは間違いです。
バレーの「トウシューズ」を「トゥシューズ」とは言わんでしょう。
(書かんでしょう、ではなく言わんでしょう)
それじゃ「2shoes」になっちゃう。
「ヒール・アンド・トウ」を「ヒールアンドトゥ」とは言いません。
ひょっとして、「トゥ」って「トウ」のフランス語読み?
とも思いましたが、「toe」はフランス語じゃ「orteil」らしいですね。
もっともこれは「つま先」というより「足指」らしいですけど。
なぜこういう間違いが普及したのかよくわかりませんが、
「toe」というスペルを知らないんだと思います。
「インストール」(install)を「インストゥール」
というひとがいるらしいです。
「インストロール」と書く人はたまに見ますが、
これらも元のスペルを知らないと思われます。
デスクとディスクを混用する例もあります。
ハードデスクとかね、固い机ってPCに入らんでしょう。
ディスクトップって言われて、なんの円盤に載せるのかと思ったりね。
コンピュータ用語では、
わざと英語の発音と違うように書く場合もありますけど、
大体は元のスペルや意味を知って使っています。
「トゥ」は明らかに元の単語を知らず、
誤記をそのまま読んでしまった例でしょう。
素人が書いてある通り読んでしまうのは無理ないとしても、
ファッション関係の専門家が知らないとは驚きです。
(注)
外来語をカタカナ表記するとき、
必ずしも発音に忠実に書くとは限りません。
特に長音(ー)の表記は適当です。
しかしものによっては区別するのでややこしい。
たとえばボウリングは球を投げてピンを倒す競技、
ボーリングと書くとドリルなどで穴をあけることになります。
スーパーボウルとスーパーボール。
おなじ例でライス・ボウルとライス・ボール。
カタカナ上はLとRも区別されないし、
「ディ」と「ジ」が同じものだったり、
「トゥ」と「ツー」が同じものだったりします。
英語に限らず、もともと日本語にない発音は、
聞き分けられないケースもありますしね。
さらにひらがなのときは長音は使わないのに、
カタカナにすると長音にする場合もあります。
けいたい(携帯)が、カタカナではケータイと書くとか。
発音は、「けいたい」か「けーたい」か「けえたい」か、
大体の人は特に意識して区別してないでしょう。
とかくテキトー(てきとう)ですが、
別にそれをダメと言っているわけではありません。
言語は変化するもので、
こうでなければならない、ものではありませんから。
「のっぽのサリー」っておっしゃったので、
Long Tall Sally のことだってわかりましたけど。
同じ名前のショップはたくさんありそうですが、
海外の長身女性の衣料品店だそうです。
店員さんがみんな2メートル近い女性だそうで、
○だアッコさんがTVで堂々と
言っておられました。
日本人が英語が(外国語が)苦手な要因にもなっていると思います。
いや、むしろコレ位気にせずに、外国人と会話すればいいのかも知れませんが。
この記事はもう10年以上も前のものですが、いまだに誤用が散見されます。
必ずしも英語の発音通りでないといけないわけではないし、
「日本語」としての別の発音だったり、
英語でない場合もあったりしますが、
「トウ」は体の基本部位だけに許せません。
Head, Shoulders, Knees And Toes なんて童謡があるぐらいですから
ほんとーにこれ【トゥ】が気になっていて私は絶対に「とう」と発音するものだと思っているのですが、10年くらい前から【トウ】と書いていたものが【トゥ】になり変だなと思っていたところ、最近ではテレビの商品紹介でさえも「とぅー」と発音まで変化してきていて、気持ちが悪いやら落ち着かないやらで同じ思いの人はいないものかと調べてみてこちらに来ました。
読ませていただいて 私は今後も絶対に「とう」と発音しようと固く心に誓いました。笑
ありがとうございました
お邪魔しました。
必ずしも原語の発音通りでないといけないとは限りませんし、そもそも外国人には通じない日本語英語もあります。
でも「トウ」はいけません。
なぜ、ファッション関係で「トゥ」という人がいるのか理解に苦しみます。
日頃「t」を「ト」と発音している我々日本人が、これだけ「t」とわざわざ発音して、しかもそれが間違ってるってなんとも恥ずかしいですね。
これからは「トー」と書くしかないかもしれません。
綴りはスペリング
福沢諭吉が「福翁自伝」(1899)で綴り(名詞)の意味でスペルと書いている箇所があるそうで、日本語としてはスペルで構わないと思いますがいかがでしょう。
この記事の趣旨は「トウ」と「トゥ」は表記だけでなく日本語としても発音が全く違うことを問題にしています。
英語がTOEだからトウと書けと言うことではなく、TOEは(日本語としても)トウなので、トウと書き、トウと読みましょうと言うことです。
犬=ドック、鞄=バック、寝台=ベット
これらは日本語としては間違いではないのでしょうか