クジラの資源保護や持続的利用について話し合う国際会議が終わり、日本が提案していた商業捕鯨の再開は否決された。これをうけ、日本は脱退の可能性を示唆した

ブラジルで開かれていたIWC(=国際捕鯨委員会)の総会には、85か国が参加した。

日本は、クジラを商業目的で捕獲する「商業捕鯨」を、量が豊富なクジラに限定して再開することや、反捕鯨国が多数を占める総会での決議方法を緩和するなど、IWCの改革案を提案していた。

日本の提案に対し、ノルウェーなど捕鯨を支持する国は賛成を表明したが、オーストラリアなどは「商業捕鯨再開につながるいかなる提案も認められない」と表明し、反対多数で否決された。

谷合農林水産副大臣「我々はIWCにおける日本の立場を根本的に考え直し、あらゆる選択肢を精査する」

日本の提案がすべて否決されたことで、商業捕鯨への道は厳しさを増していて、日本は今後、IWCの脱退も含め対応を検討していく方針。