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仏ヴェオリア、米のキュリオン3億5千万$、買収、原発市場に参入、廃炉は成長産業?

2016年02月16日 15時58分09秒 | thinklive

*16/2/15日現在、福島汚染水はマッタク解決されていない、キュリオンはこの解決に参画したが、解決が出来なかった、トリチウムも除去できていない、

【東京】放射性廃棄物処理の米キュリオンは、トリチウムを除去する技術を大量の汚染水にも対応できるようにするため、早ければ今月にも日本政府と契約を結ぶ見通しであることを明らかにした。福島の汚染水対策のボトルネック解消を目指す。

 キュリオンは、東京電力福島第1原子力発電所にある何十万トンもの汚染水に事業機会を見いだそうと考えている幾つかの企業の1つ。同社の技術は、水中の放射性物質のトリチウムを捕らえ、分離させることができる。

 創業者で国際部門の社長を務めるジョン・レイモント氏はインタビューで、「当社には既に(トリチウム除去の)データはある」と述べ、「問題は、当社施設の拡張版を作ることだ」と話した。

 キュリオンは8月下旬、日本政府から福島第1原発の汚染水からのトリチウム除去の実現可能性を調べる研究を行う企業の1つに選ばれた。同社の他に、米ゼネラル・エレクトリック(GE)と日立の合弁事業「GE Hitachi Nuclear Energy Canada」と、ロシアの放射性廃棄物処理会社RosRAOの2社も選ばれた。

  日本政府は、3社と契約を結ぶ計画で、2016年3月までに研究を終える見通しだと述べている。資源エネルギー庁原子力発電所事故収束対応室課長補佐の菅野洸史氏は、3社の技術が有効か、また手の届く金額で可能かについて検討すると話した。

 キュリオンは既に、年間20トンの水からトリチウムを除去するサービスを商業的に提供している。レイモント氏は1日20トンくらいの量に対応できるようなモジュールを作りたいとしている。同氏によれば、多くのモジュールをつないで大量のトリチウム入り汚染水を処理する方が理にかなっているし、巨大な処理工場を建設するよりもかかる時間が少ないからだ。

 2011年3月の原子炉事故で溶融した福島第1原発の炉心には大量の水が注がれているため、毎日約400トンの高濃度汚染水が発生している。東京電力はその汚染水を約1000基のタンクに貯蔵している。

 汚染水の量は現在約40万トン。オリンピックの水泳競技で使われるプール150個分に相当する。そのため、原発の敷地一帯がタンクで覆われているような状態だ。東電は、タンクの貯蔵能力を80万トンにする計画だが、それ以上の拡張は無理だと述べている。

 ALPS(アルプス)と呼ばれる設備は、汚染水からトリチウム以外の全ての放射性物質を除去できる。東電は年末までにALPSの処理能力を倍増し、日量2000トンにすることを目指している。残るはトリチウムだ。トリチウムは放射性物質の中で最も害が少ないものの1つだと考えられている。国際原子力機関(IAEA)は昨年末、他の問題に集中できるようにするため、基準以下のトリチウム含有水放出について検討するよう東電に勧告した。

  キュリオンのレイモント氏は「重要な点は安全性ではなく、市民の気持ちだ」と述べ、「母親に子供にどれくらいのトリチウム含有水を飲ませられるかと聞いたら、一切ダメだと答えるだろう」と話した。

 キュリオンは以前、重水からトリチウムを除去する技術を商業的に提供したことがある。イリノイ州で地下水へのトリチウム流入が発覚した際、民間の原発に使われている通常の水にこの技術を適用した。レイモント氏によれば、同社は「何百万ドルも」かけてこの技術を日本の状況に対応させるため研究を行うという。

 世界には400基以上の原子炉があり、うち半数以上が加圧式原子炉だ。加圧式原子炉は通常運転の際、環境にトリチウムを放出する。レイモント氏は「われわれの願いはこの技術を世界の原子力業界に適用できるようにすることだ。当社はこの技術を福島で実証できる」と述べた。

 

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