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オリックス生命、米生保ジャパン買収、14/3期純利益196億円、全社利益の10%超、

2014年06月30日 15時54分37秒 | thinklive

 

オリックス生命保険は親会社のオリックスを引受先とする230億円の増資を実施した。米系のハートフォード生命保険の買収資金に充てる目的。買収後は死亡保険の販売を拡大し、年間の新規契約件数を現在の50万件から2017年3月期に90万件に増やす。

 オリックス生命の増資は2月の150億円に続き、今年2回目となる。7月中に完了するハートフォード生命の買収後も、経営の健全性を示すソルベンシー・マージンは1000%を超え、目安の200%を大きく超える、14/3期の純利益は、196億円、全社利益の1868億円の、10%超、

 

4月28日(ブルームバーグ):米保険大手ハートフォードは28日、日本法人をオリックス に約8億9500万ドル(916億円)で売却することで合意したと発表した。ハートフォードは生命保険や年金保険にも事業を分散してきたが、今後は米国での火災、自動車保険などに特化する。発表によると、売却先はオリックス子会社のオリックス生命で7月には完了する見通し。買収事業に変額年金保険を含むことなどから最終額は市場変動を勘案して決める。ハートフォードの米生保子会社が引き受けている再保険契約については、定額年金保険の準備金約11億ドルのカバー分を除き終了する。従業員150人はオリックス側が引き継ぐ

 

ハートフォードは2000年に日本市場に参入、大手銀行や地銀などを通じ変額個人年金保険などを販売してきた。しかし、リーマンショック後の金融市場の混乱による運用低迷や元本保証コストの上昇を受け、09年6月以降は新規取り扱いを停止した13年12月末時点の保有契約高は2兆3000億円(230億ドル)、37万5000件となっている。

 

UBSのアナリスト、ブライアン・メレディス氏は3月17日のリポートでハートフォードについて、「日本事業の売却が完了すれば、自社株買いのための資本の自由度が著しく高まる」と指摘。「リスクプロファイルの改善につながる」との見方を示している。

 

オリックス生命も同日、買収会社との早期合併を目指すなどと発表した。特別勘定資産残高の1兆7000億円がオリックス生命に連結され、残高は徐々に減るものの、適切なリスク管理で資本には余剰が発生する見込みという。現在約200万件ある医療保険やがん保険に加え、今後は終身保険や定期保険など死亡保障商品にも注力する。

 

クレディ・スイス証券の山中威人アナリストは、オリックスにとって今回の買収は「シナジー効果はなくても投資分をキャッシュフローなどで回収できればいいという純投資としての色が強いのではないか」とと分析。「利益を次の投資に回さないと自社株買いの期待が高まるので、継続的にM&Aを続けるのではないか」と述べた。

オリックス生保の創業と特徴、

オリックスとユナイテッドオブオマハ生命保険会社(米国)の合弁会社として設立され、1992年11月にオリックスグループ全額出資となった。

営業職員による販売は行わず、保険代理店チャネルによる販売と、ダイレクト(通信販売)チャネルによる直接販売を行っている。「保障ニーズにしっかりと応え、合理的で保険料が適正であり、シンプルでわかりやすい保険商品を提供する」との方針

オリックス生命保険株式会社のデータ
英文社名 ORIX Life Insurance Corporation
種類 株式会社
略称 オリックス生命
本社所在地

東京都港区赤坂2-3-5

       赤坂スターゲートプラザ
設立 1991年4月12日
代表者 大藤 俊行(代表取締役社長)
資本金・基金 325億円(資本金)
保険料等収入 1,181億円(2012年3月期)
保有契約高 4兆6,957億円(2012年3月末)
SM比率 519.8%(2012年3月末)
従業員数 746名(2012年3月末)
主要株主 オリックス
外部リンク http://www.orix.co.jp/ins/index.htm
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