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シリア政権,北東部タブカ飛行場イスラム国に奪われる、「米国の支援受け入れる」 過激派との戦闘で

2014年08月26日 11時12分23秒 | thinklive

(CNN) シリアのムアレム外相は25日、米国などの軍事支援を受け入れ、国連と連携して「テロリスト」と戦う用意があると表明した。

これに先立ちシリアとイラクで勢力を広げるイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は24日、シリア北東部ラッカ県の要衝となっていたタブカ空軍基地を占拠し、実質的に同県全域を制圧した。

シリア国営テレビは、軍が同基地から退避して態勢を立て直し、同地でイスラム国との戦闘を続けていると伝えた。同基地にあった戦闘機は、イスラム国に占拠される前に別の場所に移されたという。

シリアのムアレム外相は米国などの軍事支援受け入れを表明する一方で、「対テロ作戦はシリア政府と連携して行われなければならない」と述べ、シリア政府に無断で一方的な作戦や空爆を行うことは認めない姿勢を強調した。

イスラム国はシリアとイラクで主要都市や油田、幹線道路、国境検問所などを制圧。両国の軍事基地から兵器を奪って軍備を増強している。米政府高官は、イラクで行っている空爆をシリアに拡大する可能性も排除しないと述べていた。

イラクでは北部のキルクークで24日、車を使った自爆テロが相次ぎ、少なくとも20人が死亡。イスラム国は25日に犯行声明を出し、イスラム国に対する戦闘に加わったクルド人部隊への報復として爆弾事件を起こしたと述べた。実行犯のうち2人はドイツ人だったとしている。この声明についてドイツ外務省はコメントを避けた。


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