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サムスン電子、中国,BYDに出資、4%、EV用半導体事業の強化、資本、業務提携、中国エコカー市場のシェア拡大

2016年07月23日 11時10分46秒 | thinklive

【ソウル=小倉健太郎】韓国のサムスン電子は15日、中国エコカー最大手の比亜迪(BYD)に出資すると発表した。金額は未確定だが、韓国経済新聞は30億元(約480億円)程度で約4%の持ち分を確保すると報じている。資本・業務提携を通じて部品供給などを増やし、手厚い政策支援による中国エコカー市場の急成長を取り込む。

 サムスンは投資の狙いについて「電気自動車(EV)用半導体事業の強化が主な目的。今後、多様な事業協力を協議していく」と説明した。BYDの経営には参加しないとしている。

 BYDは15年12月期にプラグインハイブリッド車(PHV)とEVを5万8千台売った。前の期の約3倍で、国のエコカー市場で約3割のシェアを持つ。今期もさらに倍増を目指しており、膨大な量の部品を調達する。電池は内製しており、エコカー販売の拡大に伴い車載用電池のシェアも上昇しているようだ。

 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社、バークシャー・ハザウェイがBYDの大株主で、約9%を出資している。

 サムスンは15年12月に「電装事業チーム」を新設して自動車部品関連事業の拡大に注力している。車載用半導体のほか電池やディスプレーなどを作る系列会社を持つ。ただ、サムスンは今回の投資について「電池の納品先確保とは無関係だ」としている。

 
 
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