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16961、東京ガス、ペトロベトナムガスとLNG基地に関する包括的提携

2012年03月06日 16時46分19秒 | thinklive

株価は上昇の気配、将来、原発がダメとなれば、ガス火力が電力の基本となる?

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年初来高値385 11/7/13
年初来安値303 11/03/15

東京ガス、ペトロベトナムガス社と包括協力協定 

東京ガス株式会社(社長:岡本毅、以下「東京ガス」)は、本日、ペトロベトナムガス株式会社(以下「ペトロベトナムガス」)と、ベトナムにおけるLNGバリューチェーン構築に関する包括協力協定(以下、「本協定」)を締結いたしました。なお、締結にあたっては、両社の社長が、在ホーチミン日本国総領事の立会いのもと、調印を執り行いました。

ベトナムでは、著しい経済成長の下、拡大する電力需要や産業向けエネルギー需要への対応として、2015年を目途にLNGの輸入、および複数のLNG受入基地建設の検討が進められています。このような中、東京ガス100%出資子会社である東京ガス・エンジニアリング株式会社(社長:相原啓二)は、本年2月、ペトロベトナムガスよりベトナムで初めて建設されるLNG受入基地の基本設計業務(FEED)を受注いたしました。

東京ガスとペトロベトナムガスは、これを契機に、ベトナムにおけるLNG受入基地やパイプライン等のインフラ整備はもとより、LNG調達、コージェネレーションや燃料転換等に加え、拡大する電力需要を背景に将来的に期待されるLNG火力発電も見据えた天然ガス利用に至るLNGバリューチェーン構築に関して協力すべく本協定を締結することといたしました。なお、具体的な協力内容については、今後両社で協議してまいります。

今後の協議事項例
(1) LNG受入基地建設・運営に関する人材の育成
(2) コージェネレーション、燃料転換をはじめとした、工業用を中心とするガス利用分野での技術、およびエネルギーサービスに関する情報提供
(3) LNGローリー車やサテライトLNG基地を活用したLNG供給事業に関する情報提供
東京ガスグループは、ベトナムにおけるクリーンで環境に優しい天然ガスの普及・拡大を通じて、同国のさらなる成長と環境負荷低減の双方に貢献してまいります。

東京ガスグループは、「チャレンジ2020ビジョン」で、「LNGバリューチェーンの高度化」を掲げ、その一環として、エンジニアリング事業やエネルギーサービスの海外展開、ならびに旺盛な経済成長が見込まれ日本企業の進出が多い新興国でのLNG・天然ガスインフラ整備事業への参入を推進しております。本協定の締結はその取り組みの第一歩であり、ベトナムを含めた新興国でのインフラ整備、省エネ・省CO2や、日本企業の海外事業展開におけるエネルギーに関するニーズに応えつつ、わが国の新成長戦略(インフラ海外展開)に貢献してまいります。

ペトロベトナムガス株式会社の概要

設立 : 1990年9月
本社所在地 : PVGAS TOWER, No.673 - Nguyen Huu Tho street, Nha Be district, Ho Chi Minh City,S.R. Vietnam
主な事業内容 : 天然ガス、LPG,CNG,コンデンセートの調達、精製、貯蔵、輸送、販売
株主 : ペトロベトナム社:96.72%、その他:3.28%
社員数 : 3,192名

基本設計業務(FEED)を受注したLNG受入基地の概要

設備概要 : ティバイLNG受入基地
LNGタンク(10万kl×1基)、気化器、LNG船受入バース(桟橋)など
敷地面積 : 55,000m2
完成時期 : 2015年(予定)



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