＊国内物流企業が日本企業の国際化に応じて海外に展開、現地企業の提携に加えて、自社独自物流ネットを構築している、この物流網の構築は世界の物流企業にも対抗可能へと成長を拡大している、
日通、メキシコ中部に「グアナファト ロジスティクスセンター」を開設
＊2013年3月29日
当社の現地法人、メキシコ日本通運株式会社（社長：古江 忠博 以下、メキシコ日通）はこのたび、グアナファト州シラオ市のグアナファト・インランドポート内に「グアナファト ロジスティクスセンター」を開設、4月1日から営業を開始いたします。
グアナファト州シラオ市はメキシコ中部に位置し、近年、自動車産業の進出が著しい地域となっています。同センターを開設するグアナファト・インランドポートは、区域内にグアナファト国際空港、シラオ鉄道ターミナル、税関、サンタフェ工業団地などを擁しており、周辺都市（レオン、イラプアト、サラマンカ、セラヤ等）へのアクセスも良いため、メキシコ中部における物流の要衝として、さらなる発展が見込まれています。
メキシコ日通では今般の拠点開設により、メキシコ中部で急増する自動車関連を中心とした物流ニーズに対応するとともに、当社独自のグローバル在庫管理システム「REWARDS」を駆使したVMI・JITなどの高品質な物流サービス、お客様の生産設備に対する保守サービス・パーツセンターとしての機能提供などが可能となります。
また今後、当地域における集配網を強化し、メキシコ国内における当社各拠点を結んだ定期トラック輸送ルートを拡充いたします。
「グアナファト ロジスティクスセンター」開設により、当社グループのメキシコにおけるネットワークは8都市8拠点になります。当社は今後も、お客様の多様化、高度化するロジスティクスニーズに対応するため、さらなるサービスの向上と海外ネットワークの拡大に努めてまいります。
近鉄エクスプレスは23日、メキシコ現地法人のKWEメキシコが21日からロジスティクスサービスの販売を開始した、と発表した。
KWEメキシコはことし1月から営業を開始し、自動車部品、電子部品関係の顧客を中心に航空・海上貨物輸送サービスを提供してきたが、ロジスティクスサービスも提供できる体制を整備し、21日から販売を開始したもの。
当初は顧客のニーズに早く対応するため、現地企業のSBロジスティクス社へ業務委託する形でサービスを展開する。SBロジスティクス社はティファナ、モントレー、グアダラハラ、イラプアト、メキシコシティ、米国テキサス州ラレド――の6都市に最新のセキュリティシステムを完備した倉庫を保有。同社の「サービスIMMEXライセンス」を活用した保税でのVMIオペレーション、JIT対応など高品質なロジスティクスサービスを提供する。
サービスIMMEXは、メキシコで製品を生産・輸出することを条件に、海外から免税扱いで輸入する原材料・部材を対象とした輸送、倉庫保管サービスを提供する制度。
郵船ロジスティクス、メキシコ物流大手、トウルカと提携
日本郵船系の郵船ロジスティクスはメキシコで現地の運送会社と提携し、国内外から運ぶ部品の陸送網を拡大する。日本通運も物流コストの削減につながる巡回集荷を始める。日系の完成車・部品メーカーが輸出拠点としてメキシコに相次ぎ工場を新設している。物流各社は中南米でも日本流のきめ細かいサービスを提供し、日系自動車メーカーの低コスト生産を後押しする。郵船ロジスティクスはメキシコ運送大手のトゥルカと提携し、共…
＊日経14/3/27、朝刊
