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19486、中国、フォックスコン,巨大工場の囚人的強制労働?警備員我が働者を殴る?

2012年09月29日 19時01分33秒 | thinklive

*近代化工場では在り得ないが、警備員は労働者を警備する、

*この記事の前半は完全な官製発表である、削除した、

iPhone5人気の陰で…中国暴動工場の「蟹工船」体制が基本的課題

フォックスコン工場は中国の最大の輸出工場であり、この体制の維持は揺るがない政府の方針である、暴動は反日デモの影響は全くない、むしろ反にデモの背景に中国の巨大な囚人労働への労働者の怨嗟が内蔵され、マグマ化していると言うべきだ、

「警備員が労働者を殴った」…欧米の報道

 欧米の報道機関が労働者らへ取材した結果によると、事件は別の様相を見せた。

 ロイターによると、中国版ツイッターと呼ばれ、3億2000万人の登録者を持つミニブログ「微博(ウェイボ)」上で、あるユーザーは「4、5人の警備員が1人の労働者を殴り、瀕死の重傷を負わせた」と書き込んだ。別のユーザーは太原にいる友人の話として、「警備員らが河南省出身の労働者2人をたたいてひどい目に遭わせ、その報復として別の労働者たちがベッドの布に火を放ち、宿舎の窓から投げた」と報告した。

 APによると、ウェイボには壊れた窓や燃やされた車、ヘルメットをかぶり盾やこん棒を持った武装警察官の写真が掲載された。BBCはウェイボ上で、近くの商店が打ち壊され、警察車両が転覆させられた写真が掲載されていると報じた。

 BBCによると、ウェイボには「暴徒化した労働者たちは、同僚たちを殴った警備員を標的にしていた」との書き込みもあった。

 ロイターによると、19歳の労働者は背中と手を負傷して入院し、「荒っぽい警備員たちと、労働者をののしる経営者のやり方に腹が立った」と語った。

 ある労働者は匿名を条件にAPの取材に応じ、「フォックスコン社の監督や警備員らはわれわれを尊重しない。われわれはこうした怒りを抱えており、何かを破壊することでしかこの怒りは開放できない」と話したという。

 ■アイフォーン5が「供給圧力」?

 フォックスコン社をめぐっては、太原のほか広東省深センなど中国各地にある工場で3年前から従業員の自殺や事故死が相次いだ。米国のNPO法人「公正労働協会」(FLA)が今年初めに調査し、3月にはアップルとフォックスコン社から、数十万人の中国人従業員の労働時間の短縮や給与アップで改善を進めるとの回答があった。

 ロイターによると、香港の労働者人権団体「中国労工通訳」は声明で、「労働者の間に出口のない深い不満と怒りが明らかにたまっている。その不満が解消される出口は、暴力しかない状況だ」と訴えた。

 「中国では往々にして賃上げと労働条件の改善を求めて低賃金労働者の騒乱が持ち上がるが、太原工場での衝突は、たとえ現場の状況に直接関係するものではなかったとしても、規模と深刻さで特筆に値する」

 ロイターはこう論評した上で、フォックスコン社がどの工場でアップル製品の部品を製造しているか明らかにしていないものの、労働者の一人が「太原工場はアイフォーン5の部品を作っている」と証言したと報道。また、複数の労働者によると6月から生産目標が20%上がったという。

 ロイターによると、労働運動家のリー・チアン氏は、河南省の省都、鄭州市にある巨大工場がアイフォーン5を製造し、アップルやフォックスコン社が労働時間を週60時間以内に抑えるとしているのに対し、週70時間労働が一般的で、大きなプレッシャーに直面していると話した。

 アイフォーン5が9月21日から米国や日本など世界9カ国で発売され、最初の3日間で500万台が販売される中、需要に生産が追いつかず、中国国内のフォックスコン社の工場へ供給圧力が高まっているとみられる。

 APによると、鄭州工場の労働者たちは「最近30日間、一度も休んでいない」と話したという。

 ■翌日再開「社会の秩序守るように」

 フォックスコン社の工場での騒乱は今回が初めてではない。天安門事件から23年に当たる6月4日には、四川省の成都工場で従業員ら数百人が暴動を起こし、数十人が警察に拘束された。フォックスコン社は、従業員の騒ぎは工場外の飲食店でのトラブルが原因で、拘束されたのは4人としているが、中国紙「第一財経日報」は賃金トラブルが背景にあると伝えた。

 今回の騒乱があった山西省の太原工場は翌25日、操業を再開した。操業停止の長期化によるアイフォーン5などの製品供給の停滞が懸念されたが、深刻な影響はひとまず回避されたようだ。

 工場側は生産再開に当たり、社会の秩序を守るようスピーカーで従業員に呼びかけたという。


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