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NTT,17/4~12期、売り上8兆7220億円、営業利益1兆3195億円、営業利益率、15.1%、

2018年02月19日 17時02分08秒 | thinklive

NTTが9日発表した。子会社のNTTコミュニケーションズやNTTデータのクラウドサービスなど、稼ぎ頭の国内携帯以外でも稼いだ。株式時価総額も、携帯子会社のNTTドコモを下回り続けてきたねじれを解消しつつある。

17年4~12月期は、売上高にあたる営業収益が、4%増の8兆7220億円と2年ぶりに過去最高だった。業務の効率化を進める企業向けにクラウドサービスやシステム開発が伸びた。NTTデータが買収した米デルのIT(情報技術)サービス部門の売り上げも寄与した。

 営業利益は微増の1兆3195億円だった。NTTコムとNTTデータの営業利益の合計は前年から12%増えた。グループではドコモの営業利益が8353億円と引き続き最も多いが、NTT連結全体に占める割合は約6割と、5年前の約7割から下がっている。


 

  NTTの純利益が前回最高だった04年4~12月期は、投資先の米AT&Tワイヤレスの株式売却益が寄与していた。

 17年4~12月期は、売上高にあたる営業収益が、4%増の8兆7220億円と2年ぶりに過去最高だった。業務の効率化を進める企業向けにクラウドサービスやシステム開発が伸びた。NTTデータが買収した米デルのIT(情報技術)サービス部門の売り上げも寄与した。

 営業利益は微増の1兆3195億円だった。NTTコムとNTTデータの営業利益の合計は前年から12%増えた。グループではドコモの営業利益が8353億円と引き続き最も多いが、NTT連結全体に占める割合は約6割と、5年前の約7割から下がっている。

 傘下のNTT東日本とNTT西日本は、光ネット回線サービスを直販から卸売りに切り替え利益を積み上げている。一方で国内携帯市場の競争が激化しており、NTTドコモの利益構成比は徐々に低下している。

 NTTは18年3月期通期について、営業収益が前期比3%増、純利益が10%増との従来予想を据え置いた。

 19年3月期の業績について、記者会見したNTTの鵜浦博夫社長は「海外での成長と国内のコスト削減を進め、増収増益を目指す」と説明。「アプリケーション、クラウドサービス、データセンター、セキュリティーと一括して外部委託する傾向がグローバルで間違いなく広がる」(鵜浦社長)と成長分野の進展に期待を寄せる。

 NTTへの株式市場の評価は高まりつつある。これまではドコモの時価総額がNTTを上回ることが多く、その差は約1兆円に達する時期もあったが、9日時点では約2000億円に縮小。ここ1年ではNTTの時価総額がドコモを上回る場面も増えてきた。

 今後の課題は海外事業の採算向上だ。17年4~12月期は、NTTコムの米法人で計画を保守的に見積もり、のれんの減損損失を計上した。

 NTTは現在2割弱の海外売上高比率を早期に25%に引き上げる方針を掲げる。NTTコムが米ITサービスのセキュア24の買収を発表するなどM&A(合併・買収)に積極的だが、利益の伸びを伴う成長を実現できるかが問われている。

(須永太一朗)

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