日本経済新聞社が18日まとめた今夏のボーナス調査の最終集計(7月5日時点)は、平均支給額が前年夏比4.21%増となった。前年を上回るのは2年連続。電機や自動車など輸出関連を中心に前期の業績が回復、支給額が増えた。
5月10日の中間集計時点(196社)では4.63%増。最終集計(645社)は中堅・新興企業が多く加わり伸び率は0.42ポイント縮小した。
企業別では任天堂が161万9480円で3年連続の首位。円高などで採算は悪化したが利益水準は高く一時金で社員の働きに報いる。
震災後の復旧が早く進み、今期の企業業績は下期に急回復する見通しだが、上期の不振が冬に影響する可能性もある。*日経