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中国の対米貿易黒字、前年比28%増の355億$、過去最高額、輸入は25%減、

2018年12月09日 15時52分44秒 | 乗用車」

北京=原田逸策】中国税関総署が8日発表した11月の貿易統計(ドルベース)によると、対米国の貿易黒字が過去最高を更新した。前年同月比28%増の355億ドル(約4兆円)だった。米国からの輸入が前年同月より25%も減る一方、輸出は堅調だったため。貿易戦争による追加関税の影響が本格化してきた。

  

11月の米国からの輸入は前年同月比25%減の106億ドル。前年割れは3カ月連続 、減少幅も前月(2%減)から急拡大した追加関税をかけた大豆や天然ガスが落ちこんだとみられる。一方、輸出は前年同月比10%増の462億ドル。8カ月連続で前年同月の水準を上回った。

米国は9月に2千億ドル分の中国製品に10%の追加関税をかけ、19年1月から25%に上げる方針だった、12月1日の米中首脳会談で関税引き上げは先送りされたが、11月時点では引き上げ前の駆け込み輸出が広がったようだ。。

輸出より輸入に追加関税の影響が濃いのは、輸入は中国共産党の意向に敏感な国有企業の比率が高いから。米国製品を敬遠している公算がある。

ただ、対米輸出の伸びは前月(13%)から鈍り、駆け込み輸出にも陰りが出始めた。すでに中国企業の米国からの新規受注は大幅に減り、来年は駆け込みの反動で対米輸出が落ちこみそうだ。

 

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トランプ大統領の、中興通訊(ZTE)に対する制裁、  

2018年12月09日 15時25分55秒 | 乗用車」
 

トランプ米大統領は27日までに、中国の通信機器大手、中興通訊(ZTE)に対する制裁を緩和することで中国の習近平国家主席と合意したと表明した。米FOXテレビが報じた。中国政府が米政権に制裁解除を求めていることに対し、トランプ氏は25日、ツイッターで、経営陣の刷新や罰金13億ドル(約1400億円)の支払いを条件に制裁を緩和する意向を明らかにしていた。

 FOXによると、習氏がトランプ氏との電話で、制裁緩和の条件としてZTEに5億ドルの罰金を支払わせると伝えたが、トランプ氏は15億ドルを要求。最終的に13億ドルで決着したという。

 トランプ氏はツイッターで、「高いレベルでの安全性の保証」や「経営陣の刷新」を条件に、ZTEの事業を再開させると言及した。米メディアによると、ZTEが法令順守部門を設置して、米政府が選任した役員を派遣する可能性もある。

 米商務省は4月、北朝鮮やイランに対する輸出規制に違反したとして、ZTEに米企業が部品などを輸出することを禁じ、ZTEは経営危機に陥った。トランプ氏は貿易摩擦や北朝鮮への対応などの課題を抱える中国との協議で、ZTEへの制裁緩和と引き換えに、中国側の譲歩を引き出す考えを示してきた。

 中国メディアによると、ロス米商務長官が6月2~4日の日程で訪中し、中国の劉鶴副首相らと協議する予定。中国側と制裁緩和の正式合意に向けて話し合う可能性がある。ただ米議会内では、中国当局が米国内のZTEの機器を通じ、米政府などから機密を盗んでいるとして厳しい制裁の継続を求める議員が多く、曲折も予想される。(ワシントン 塩原永久)

 

 

中国ファーウエイの副会長兼最高財務責任者の、猛晩舟氏がカナダで逮捕、米側の拘束依頼!

2018年12月09日 13時59分34秒 | 乗用車」

 中国の、11月の対米貿易黒字は 過去最高の、355億$,米囶の赤字レベルは、前年同月比比で、28%増となった、米囶の対中貿易赤字の構造は両国の産業構造の歴史的な結果であって、そう、カンタンには変えられない、カナダでファーウエイの猛晩舟副会長兼最高財務責任者が!米サイドの依頼で逮捕された、米中両国は双方が円滑に話し合って協力体制にあったはずだが、この逮捕で状況は一変の可能性も出てきた、

 

カナダ司法省は5日、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)創業者の娘で同社最高財務責任者(CFO)兼副会長の孟晩舟氏をカナダ西部ヴァンクーヴァーで逮捕したと発表した。逮捕は米警察当局の要請という。

カナダ司法省によると、孟容疑者は1日にヴァンクーヴァーで逮捕された。米当局が孟容疑者の身柄引き渡しを求めているという。

ファーウェイは、容疑に関する情報はほとんどなく、「孟氏のいかなる不正も把握していない」と述べた。

孟容疑者は、ファーウェイを創業した任正非氏の娘。同社によると、孟容疑者は航空便の乗り継ぎ中に拘束された。

カナダ司法省の報道官は、7日に孟容疑者の保釈聴問会を開くとしている

ただ同報道官は、孟容疑者からの要請を受けて裁判所が報道禁止を命じているとし、詳細については発言しなかった。

米メディアは、米国のイラン制裁に違反した疑いでファーウェイが捜査を受けていると伝えている。

また、ファーウェイの技術はスパイ目的で中国政府に利用される可能性があり、米国の国家安全保障の脅威になるとして、米議員らも同社を繰り返し非難してきた。

ファーウェイは声明で、「事業展開している地域の輸出規制や制裁に関する法律、さらに国連(UN)や米国、欧州連合(EU)の法規を含む、あらゆる関連法を」同社は順守していると述べた。

 

在カナダ中国大使館は6日、声明を発表。米国の要請により、カナダ当局が「いかなる米国法にもカナダ法にも違反していない」中国国民を逮捕したと書いた。

さらに、「中国は米国およびカナダに対し、厳しく抗議した。間違いをすぐに正し、孟晩舟氏の自由を回復するよう強く要請した」と付け加えた。

ファーウェイは、孟氏を訴追したのはニューヨーク東部地区連邦地方裁判所だとしているが、同地裁の報道担当者はコメントしなかった。

米政府はこのところ、サイバーセキュリティ上の脅威や米国の対イラン経済制裁の違反を理由に、中国のテクノロジー関連企業に法的措置を取る機会を増やしている。

米政府は今年4月、イラン制裁違反を理由に、中国通信大手の中興通訊(ZTE)に米企業との取引禁止を科した。これによりZTEは事実上、事業ができない状態になった。米政府はその後、取引禁止を解除。代わりに罰金の支払いと経営陣の変更をZTEに求めた。