*インド経済も起伏は激しい、インド社会はいまだに、社会的最下層のカースト制度を抱えている、その人口数も不明で政府統計もないが、推定では4000万人程度、このためインド財閥は国内投資レベルは限度内にとどめ、世界化に集中した、そのためにタタのジャガー買収やミタルの海外鉄鋼買収のように成功したケースも多いが、中国経済の失速で、世界の資源価格が急落、インド財閥も打撃を受けている、成長率レベルは中国の半分以下、
[ノイダ(インド) 26日 ロイター] - 急成長するインドの都市部は過去10年、建設ブームに沸き立っていた。農村部からは建設業界の高い賃金を求めて労働者が集まり、新規雇用の約30%は建設部門が占めていた。しかし、ここにきて住宅市場に陰りが見え始め、雇用創出を確約するモディ政権への打撃となっている。
建設業界の失速は、来週発表の4─6月の国内総生産(GDP)の数字にも表れる可能性がある。
コンサルタント会社ナイト・フランクによると、上半期の住宅着工は40%減少した。政府統計によると、4─6月のセメント生産は0.9%の伸びにとどまり、前年同期の伸び(9.6%)を大きく下回った。開発業者は着工物件の作業を遅らせたり、新規プロジェクトを見合わせている。首都デリー近郊では過去1年半に50万人以上の建設作業員が解雇になった。
ナイト・フランクの首席エコノミスト、サマンタク・ダス氏は「建設部門の冷え込みは非常に気がめいるニュースで、4─6月期GDPにマイナスの影響を与える」との懸念を示した。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスは先週、インドの今会計年度の成長率予想を7%に引き下げた。これは政府見通しの8─8.5%を大きく下回る水準。
北部ビハール州では、多くの出稼ぎ労働者が都市部で職を失い地元に戻っている。州都パトナでは、取材した20人中8人が今年に入りデリーから戻り仕事探しを始め、元々低い農村部の賃金を圧迫している。
アンビット・キャピタルの調査によると、農村部の賃金は10─14年は2ケタ台の伸びを記録したが、今年3月までの1年では4%の伸びにとどまり、今や下げに転じた可能性がある。
*公務員2,000万人のうち300万人超を、指定カースト出身者が占めるようにもなった。 アウト・カースト=最下層階層という構図は当てはまらない。
*インド・ダリット商工会議所は、ダリット(最下層階級)出身の経営者の集まり、ダリット出身の起業を支援している。またタタ閥やリライアンス財閥等が、インド・ダリット商工会議所を支援してる。