発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

山笠シーズン

2011年07月02日 | 日記
 福博の町の七月は山笠。
 曳き山を見に行かなくても、飾り山の展示が町中あちこちにあって、観賞用の椅子が並べてあって。ずーーーっとお祭り気分なのです。
 で、天神に出て、ソラリアプラザゼファ、つまり、西鉄系ビル1階の吹き抜けイベント会場に行くと、山笠の前に、なつかしの筑波科学万博コスモ星丸くん(1985)が江戸時代のご隠居さんの恰好をしているようなかわいい着ぐるみが。

「あのう、こちらはどなた様ですか?」
「たんそうさんです」
 おおっ、広瀬淡窓先生が、ゆるキャラに? 天領日田に生まれた江戸時代最大の私塾、日田咸宜園。あの高野長英も大村益次郎も学んだ、あの広瀬淡窓先生が?
 ちなみに広瀬淡窓さんは、金印発見で有名な亀井南冥さんのもとで勉強しています。ゆるキャラになって福岡にまた来ようとは思ってもいらっしゃらなかったでしょう。

 それにしても、ゆるキャラが私は好きだ。というか、見ると必ず好きになる。
 ながさき龍馬くん、とか、

 ピコット(九州の自衛隊行事に出没する巨大なウグイス)とか
 ふくまる君(山口県警に勤務する、フグのおまわりさん)とか。

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