2ちゃんねらー「薄気味悪い」 神戸新聞不思議なネット感覚

2007年10月13日 | メディア・芸スポ
2007/10/12
2ちゃんねらーの死者追悼は、軽い、ゲーム感覚、おまけに薄気味悪い。これだけ言われて黙っていられない「ねらー」は多かったようだ。神戸新聞が2007年10月11日のコラムで述べた感想を巡って、2ちゃんねるが祭り状態になっている。きっかけは、2ちゃんねるの有志が、飛び降り自殺した私立滝川高校(神戸市)の3年生の男子生徒を悼んで同校で献花したことだった。

2ちゃんねらー追悼献花を呼び掛け

2ちゃんねらーの「まとめサイト」に掲載された献花の報告
男子生徒の自殺を巡って、同級生が次々に悪質な恐喝未遂容疑で捕まったことから、2ちゃんねるで誹謗・中傷の書き込みが増えている。そんな中で、2ちゃんねるの有志が「一番大切なのは追悼の気持ち」とスレッドに書き込み、誘い合わせて滝川高校で献花することを呼び掛けた。その結果、同校によると、9月30日の日曜日、趣旨に賛同した2ちゃんねらーら計約30人が訪れて献花した。

神戸新聞もこの日、担当記者が訪れて取材したが、10月11日になってコラム「ハーバーだより」に、「ネットが介する違和感」という記事が掲載された。そこでは、指定時刻に献花した20人ほどの動機の紹介とともに、記者の「感想」がつづられている。記事の冒頭で、「『2ちゃんねる』の呼びかけに応じただけです」という集団からの返答を紹介して、次のように献花者の動機について述べている。

「参加者の多くは冒頭のような、ネットを介した軽いものだった」
さらに、間接的な表現で、動機が「ゲーム感覚」であることを示唆。そして、最後にこう締めくくった。

「見ず知らずが一同に集う『違和感』。事件をめぐる匿名の誹謗中傷はネット上で今も止む気配がない。いじめと容易に結びつくその薄気味悪さが、ずっとぬぐえずにいる」
「その薄気味悪さ」の「その」が何を指すかはっきりしないが、記事の題名から言っても、ネットについての指摘である印象が強い。
もっとも、「同世代が犠牲になり、心を痛めた」(京都市の大学生)など2人の声も伝えているが、こうした「ごく普通の理由は少数」としている。
この記事が掲載されると、2ちゃんねるで次々にスレッドが立ち、「逆襲」の書き込みがあふれた。

「新聞を読んで献花に行くのは素晴らしいがネットだと軽薄なのですか?」「ネットは絶対悪じゃないと困る、既存メディアの難癖キターw」
などなど。「これは気味悪がられるのはよく分かる」との書き込みもあったが、少なくとも最初のスレッドには、記事への反発の声が多かった。
確かに、2ちゃんねるには、悪意を持って書いたとしか思えない書き込みも多い。しかし、だからといって「薄気味悪い」とひとくくりにされる覚えはないというのがその言い分のようだ。

「服装もみなきちんとしていた」
こうした逆襲に、神戸新聞はどのように反論するのか。J-CASTニュースが、広報担当者を通じて書いた記者などへの取材を申し込んだ。しかし、この担当者によると、「掲示板に議論があっても、答える立場にありません」とのことだった。その理由として、「記事をどのように感じるかは読者の受け取り方であって、一つ一つコメントすることではないからです。新聞紙面に載ったことを通じて、読者にお伝えしています。過去にもコメントしたことはありません」と説明した。

記事では、2ちゃんねるの書き込みを見た滝川高校地元の住民から「ゲーム感覚ではないか」と不安の声が上がり、学校側が献花指定日の部活動を中止し、警備員を増やしたことも紹介している。すると、滝川高校も、「ゲーム感覚」とみて、記者のように「薄気味悪い」と感じたのだろうか。

このことを高校側にぶつけると、徳元啓男(ひろお)教頭は、J-CASTニュースに対し、「そんなことはありません」として、部活動中止などの理由を次のように説明した。

「献花者が何人来られるか分からなかったからです。もし、1000人も来られ、混乱したらいけないと考えました。校門前は道路なので、万が一の場合、交通整理も必要と考えて警備員を2人から5人に増やしました」
献花を呼び掛けた2ちゃんねらーは、スレッドや別に用意した「まとめサイト」で、抗議活動ではなくあくまで追悼のためだと説明。「犯人探しやもめごとなどはご遠慮ください」と呼び掛けている。さらに、喪服や黒を基調にした服を着ることや、なるべく公共交通機関を利用し路上駐車を止めること、未成年者は事前に保護者に伝えること、などの注意事項を挙げている。

実際、2ちゃんねらーらによる献花の様子は、どうだったのか。それに対する徳元教頭の話はこうだった。

「事前に献花の呼び掛け人の方から電話連絡があり、『(献花用の)シートを持っていく』というので、『本校でテーブルを出します』と伝えました。当日は、この方から『ありがとうございます』とお礼があり、服装もみなきちんとしていました」

http://www.j-cast.com/2007/10/12012188.html



【神戸・高3自殺】“2ちゃんねるで集まり献花”に「ゲーム感覚か」の声…他人が集う違和感。ネット中傷。いじめに繋がる薄気味悪さ★9
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1192255219/l50

★「ネットが介する違和感」

 「『2ちゃんねる』の呼びかけに応じただけです」
 市内の私立高校で自殺した男子生徒が金品を要求されていた事件。生徒の逮捕後、献花に訪れた集団からこんな答えが返ったきた。
 事件に関連したインターネット上に、生徒の冥福を祈ろうと、学校への「集団献花」の募集が書き込まれた。これを見た住人から「ゲーム感覚ではないか」と不安の声が上がった。
 学校側も”指定日”の部活動を中止し、警備員を増やした。定刻時間になると、喪服姿の二十人ほどのグループが現れた。年代は大学生から大人まで幅広く、献花後は慌ただしく立ち去った。
 「同世代が犠牲になり、心を痛めた」(京都市の大学生)、「子どもを持つ親として、行くべきだと思った」(須磨区の男性)といった、ごく普通の理由は少数。参加者の多くは冒頭のような、ネットを介した“軽い”ものだった。
 見ず知らずが一同に集う「違和感」。事件をめぐる匿名の誹謗中傷はネット上で今も止む気配がない。いじめと容易に結びつくその薄気味悪さが、ずっとぬぐえずにいる。(飯田 憲)
 ※神戸新聞・神戸東部版」<東灘・灘・中央区対象>、10月11日「ハーバーだより」より

※有志によるキャプチャ: ttp://b.upup.be/index.php?lzvDHAH7YD

※元ニュース・関連スレ
・【神戸・高3自殺】 「一番大切なのは追悼の気持ち」 2ちゃんねるなどのネット上の書き込みに共感、約20人が滝川高校で献花★4
 http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1191285677/





【論説】亀田負かした内藤の『“国民”の期待に応えた』発言、小泉煽動政治の恐怖体験からすると、気がかりだ 東京新聞・筆洗★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1192265063/-100


東京新聞:英語の「ヒール」は「かかと」だが、プロレス業界では悪玉レス…:社説・コラム(TOKYO Web)
【コラム】
筆洗
2007年10月13日
 英語の「ヒール」は「かかと」だが、プロレス業界では悪玉レスラーを指す。戦後、“卑劣なジャップ”役を演じて、全米にその悪名をとどろかせたグレート東郷の謎多き人生は、森達也著『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)に詳しい▼たかだか十八歳の“悪ガキ”が、三十三歳の“苦労人”世界チャンピオンを“ゴキブリ”呼ばわりし、「負けたら切腹や」と大言壮語して、大差で判定負けした。十一日夜のボクシングWBC世界フライ級タイトル戦中継に、溜飲(りゅういん)を下げたファンは多かろう▼挑戦者は悪名高い亀田三兄弟の二男、大毅選手。最後は悔し紛れからか、内藤大助チャンピオンにプロレス技のボディースラムをかけて投げ飛ばした。文字通り「ヒール」を演じてみせたのだからできすぎだ。興行的には大成功で、瞬間視聴率で40%以上(関西地区)を稼いだTBSは、ほくそ笑んだことだろう▼だが、ちょっと気掛かりなのは、正義役を振られた内藤王者が「“国民”の期待に応えられました」と、コメントしてみせたこと。ヒールを立てて熱狂しやすいこの国で、小泉煽動(せんどう)政治の怖さを体験したばかりだから、なおのことだ▼自分が倒したタイの前チャンピオンとの実力比較より、12回保った少年の潜在能力と将来性をもっと称(たた)えてやれば、さらにかっこよかった。斜陽のボクシング業界のためにもなる▼亀田兄弟も、ヒール役のすごみは実力に裏打ちされてこそと思い知るべきだ。やたらに悪がはびこる時代だが、国民の目も肥えてきていることを忘れないよう。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2007101302056061.html






亀田パパ反省なし「なんで謝罪せにゃアカンのか」

派手なパフォーマンスで人気を盛り上げてきた亀田一家だが、ボクシング界には追放を叫ぶ声もある=11日、有明コロシアム
 東日本ボクシング協会(東協)と日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、亀田大毅(18)とセコンドについた父、史郎トレーナー(42)らに対する処分を決める。全国のボクシング界は厳罰を求める声で一致しており、亀田一家を守る立場の協栄・金平桂一郎会長は「海外出張中」。これにより、包囲網は完成した。ことここに至って東京・葛飾区の自宅兼道場に籠城(ろうじょう)する亀田家に反省の色は見えないという。

 WBC世界フライ級王座を防衛した内藤大助(33)と所属する宮田ジムの宮田博行会長(40)は15日、JBCに対して要望書を提出する。宮田会長は同日朝、要望のなかで大毅の反則などに関する調査と、親兄弟のセコンドを禁じたWBC世界戦ルール38条の徹底を申し入れることを明言。「処分」は求めず、「ただ内藤に謝罪の言葉がほしいだけです」と語った。

 理事会メンバーでもある協栄ジムの金平会長はなんと、内藤戦翌日の12日、協栄ジム所属のサーシャ・バクティンの12月の世界戦に関する交渉のためとしてロシアに飛び立った。ある老舗ジムの会長は「そりゃ、逃げたんだろう」と吐き捨てた。理事会は、亀田家擁護派理事不在のまま行われることになる。

 一方の亀田一家は、11日の試合後、東京・葛飾区の自宅兼練習場にこもったまま姿をみせていない。縄跳びやサンドバックをたたく音は聞こえるので練習は続けているようなのだが、協栄ジムの関係者によると「こちらの責任者が携帯に電話をしてもガチャ切りされてしまう。自宅の電話もどうやら電話線が元から抜かれているようだ」。

 これで困り果ててしまったのが、TBS関係者だという。「TBSさんからのテレビ出演に関する連絡など業務上の連絡まで、まったくできなくなってしまった」(協栄ジム関係者)といい、出演予定も立たなくなった。

 一方、「国民の期待」に応えた内藤は、当日深夜のニュース番組に始まり、翌日の「みのもんたの朝ズバッ!」、土曜の「ブロードキャスター」、日曜の「サンデー・ジャポン」など、立て続けにTBSの番組に出演した。


投げ、ヒジ打ち、サミング(目つぶし)…。大毅のボクシングは反則だらけだった=11日、有明コロシアム
 だが、TBS関係者は「実は内藤が出た番組のうち、いくつかは世界戦の前から、たとえ大毅が負けても亀田家の人間が出演する予定だった」と打ち明けた。それが試合後、亀田家と出演に伴う連絡がまったくつかなくなってしまい、「急遽(きゅうきょ)、内藤に出演を依頼し、切り替えた番組があった」(TBS関係者)のだという。大人の対応の内藤が、ここでは亀田家を救った格好だ。

 亀田一家は何をそんなに怒っているのか。協栄ジムの関係者は「実は12日にジムを通じて出した亀田一家のコメントに関して史郎氏が激怒し、完全にへそを曲げてしまった」と話した。

 11日の試合後、追いすがる報道陣を無視して、会見も開かずに会場を去った亀田一家だが、その後、テレビ中継で兄の興毅や史郎氏が「ヒジでもエエから目に入れろ」「タマを打って」などと反則を指示していたことが全国に放映されていたことが明らかになり、協栄側があわてて、亀田一家に「謝罪コメント」を出すよう提案したが、史郎氏が「『なんでうちらが謝罪せにゃあかんのか』とゴネてしまった」(協栄ジム関係者)のだという。

 「セコンドについたトレーナーとして大毅の反則行為を止められなかったことを反省しています」(史郎氏)、「オレが大毅に反則させるようなことは絶対にあらへん」(興毅)、「今回は完敗やった。それは素直に認める」(大毅)といったコメントは、ほぼ関係者が作成したもので、史郎氏はその内容に不満らしいのだ。

 厳罰必至の情勢に至っても、反省をする気はないらしい。
http://www.zakzak.co.jp/spo/2007_10/s2007101501_all.html







反省なし亀田一家「反則教育」…パパ教育論の仰天中身
昨年出版の“家訓本”
 「亀田一家は本当に反省しているのか」。そんな社会の疑問を解き明かすヒントとして、1冊の本が注目されている。亀田史郎氏(42)が昨年、子育て論を著した『闘育論』(集英社)。ここには、反則をしてでも息子たちを「1番」にさせたい“親心”や、土下座しながら心の中で舌を出す“謝罪の極意”が自慢げに記されていた。反則は、亀田一家の家訓だったのか。
 ≪あの頃流行(はや)ってたんが、ミニ四駆のレースやったから、屋根裏をレース場にしたってな、みんな自分の車を持ってきてレースさすねん。でもいつも興毅が優勝すんねん。俺がさすねん。
 俺、興毅の車のモーターを改造しとくから。
 もちろん集まった友達には「残念やったなあ」とかいいながら、菓子やらジュースやら配ってな。そっちのほうでご機嫌とってごまかしとった。これでも結構、苦労しとるんやで≫
 『闘育論』で、史郎氏は、長男・興毅の子供時代のエピソードを記している。モーター改造は明らかに反則なのだが、悪びれた様子はない。
 根底には≪この世は勝つか負けるか≫の勝利至上主義が透けて見える。
 「反則」は、一連の亀田問題の最重要キーワードだ。
 内藤大助と二男・大毅が争った11日の世界戦は、サミング(目突き)、タックル、投げ飛ばしなど大毅の度重なる反則行為がクローズアップされた。
 セコンドの史郎氏や興毅が「タマ打ってもええ」「ひじでもエエから目に入れろ」と反則を指示していたかのように聞こえる音がTBSのマイクに拾われた。日本ボクシング協会(JBC)もこれを認定し、史郎氏のセコンドライセンス無期限停止など一家に厳罰を下した。
 ところが、史郎氏は17日の謝罪会見で、「指示していない。『最後は悔いのないように戦え』と言った。あとはどうとらえようとそっち側(報道陣)は自由やけど」と開き直って反論。世論も「反省の色がない」と受け止めた。
 冒頭の記述について、亀田一家の“天敵”、漫画家のやくみつる氏は「まずいこと書いたなぁ、という印象。戯れ言をボクシングというシビアな世界にそのまま持ってきてしまった。しかも出版という形で言質を取られているところに、生きる知恵のなさを感じる」と話す。
 『闘育論』は、興毅が世界戦に初挑戦する前の昨年2月、出版された。A5版約190ページで、価格は1260円(税込み)。初版は1万2000部で重版はかからなかった。
 「この世は勝つか負けるか。わが子の人生に邪魔になるやつは、どついたれ」といった亀田一家独自の教育論が書かれている。父権が喪失している時代、強烈な父権を発揮している史郎氏がもてはやされ、亀田兄弟の人気も高いころでもあった。
 もちろん、ボクシング一家だけにストイックに練習している姿が多く書かれているが、興毅が瓦割りで空手の突きを練習するシーンでこんな記述があった。
 ≪瓦は古くて割れそうなやつ、選んで持ってくるからよう割れるんや。それが自信になる≫
 亀田兄弟は大毅が内藤と対戦するまで日本人選手との対戦がなく、「相手の選手は、ほとんどが“かませ犬”的な存在だった」(関係者)と、相手の力量が疑問視されていた。割れやすい瓦=かませ犬…といったら分かりやすいか。
 史郎氏は18日、内藤に、「今回のことはすまんかった。内藤君もがんばってや」と上から目線だが、一連の問題について初めて謝罪を伝える電話を入れた。大毅も内藤宅を訪れ、頭を下げた。内藤は史郎氏に「いいですよ、お父さん」と語り、当事者間の遺恨はなくなったかに思われた。
 ただ、以下の記述を内藤は、どう感じるか。
 ≪俺も謝る時はあるよ。興毅が勘違いして、別の相手をボコボコにしすぎてしまってな、明らかにこっちが悪いときがあるやん。

 そんな時は、もうオーバーアクションや≫
 そして父子は土下座して相手に謝罪する。
 だが、≪帰り際にな、「さっきは、ウソやったの、わかったか」って聞くと、興毅はわかっとって、「わかってるよ、一応、謝っておけってやつやろ」って≫
 やく氏は「面従腹背はある意味、社会人の生きる知恵だが、『明らかにこっちが悪いとき』にそんなことをやっちゃうのがすごいところだ。この証拠を突きつけられて、どう抗弁するか見てみたいが、抗弁は持ち合わせていないだろう」とあきれた様子だった。
ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007102010_all.html




大毅対戦相手「戦歴詐称」 やっぱり「かませ犬」だった
2007/10/24
反則行為で1年間のボクサーライセンス停止になった亀田大毅選手(18)が、プロデビュー戦で、発表内容より力の弱い選手と対戦していたことが分かった。所属する協栄ボクシングジムが、相手選手の戦績を、公式記録より6勝も多い10勝と過大に発表していたのだ。

6勝多い10勝と過大に発表

亀田大毅選手の「戦績詐称疑惑」について報じる10月24日の「スーパーモーニング」(テレビ朝日から)
この問題は、テレビ朝日で2007年10月24日に放送された報道番組「スーパーモーニング」の中で取り上げられた。協栄ボクシングジムは、06年2月26日に行われた亀田大毅選手のプロデビュー戦で、対戦相手のサマート・シットサイトン選手(タイ)の戦績を10勝5敗8KOと発表していた。しかし、番組では、日本ボクシングコミッション(JBC)の職員が公式記録は4勝5敗としていることを紹介し、大きな隔たりがあるとして、これを「戦績詐称疑惑」と報じた。

番組では、亀田サイドがKOで勝つことにこだわっていたことを指摘。スポーツジャーナリストの話として、実力が低くて戦績がいい人をオーダーしたらこういうことが起きるとした。そして、そこには、大毅選手の父でトレーナーだった亀田史郎さん(42)が息子に自信をつけさせてやりたいという親心が働いていたと示唆した。

この報道について、J-CASTニュースが、JBCに問い合わせたところ、サマート選手の公式記録は確かに4勝5敗になっていることを確認した。どうして食い違ったのか、JBC職員に聞いてみると、この職員は、「こっちが関知していることではありませんが、何かの勘違いか手違いではないかと思います。経歴詐称とまでは言えませんが、戦績発表の誤りということでしょう」と話した。

「ずさんな対応やファジーな部分」
公式記録と違うとすると、亀田サイドは、なぜ誤りを発表したのか。意図的なものではないのか。サマート選手は、大毅選手との対戦前に、日本人プロボクサー3人と戦い、いずれもKO負けしている。大毅選手との対戦が決まった後ではあるが、JBCは、その試合内容と戦績から、06年の招聘禁止選手にしたほどだ。亀田サイドは、特別に弱い選手に狙いを定めたのだろうか。

こうした疑問を、史郎さんが社長を務める「亀田プロモーション」にぶつけてみた。しかし、マネージャーは、J-CASTニュースに対し、「ボクシングの専門的なことに関しては、JBCか協栄ジムに聞いてほしい」と答えるのみだった。

そこで、協栄ボクシングジムに取材した。しかし、担当者は、サマート選手の戦績発表については、「ずさんな対応やファジーな部分があったようです」と認めたものの、具体的なことや理由などは自らは当時勤務していなかったとして明らかにしなかった。

大毅選手が本当にフライ級タイトル戦に挑戦するに値いしたかどうかについては、「当時は世界14位だったので、WBCの規定から挑戦する資格がありました。それに則って試合が行われたということです。挑戦にふさわしいかどうかですか? それを言うとWBCを否定しかねないので、コメントは控えさせて下さい」と述べた。

なお、亀田親子と協栄ジムでは、その契約や処分などを巡って今後大詰めの話し合いが持たれる予定だ。各スポーツ紙によると、史郎さんが大阪のオール拳ジムに移籍を打診したとして、協栄ジムの金平桂一郎会長(41)が強い不快感を示している。場合によっては、契約解除を含めた強い措置が取られる可能性も出ている。

各紙には、10月25日にも両者で話し合いがあり、26日にそろって記者会見するとも報じられている。両者とも、J-CASTニュースに対し、まだ話し合いをしていない中で、契約などについて答えられる状況ではないとしている。
http://www.j-cast.com/2007/10/24012546.html




大毅、黄金色グローブで世界王者獲ったる!
10月9日8時0分配信
 「亀田3兄弟」の二男・大毅(18)が、直前に迫った世界初挑戦の舞台で、黄金色のグローブを使用することが8日、わかった。国内の世界戦でゴールドのグローブが使われるのは、初めてだ。

 派手好きな亀田家らしい選択だった。世界戦では通常、黒、赤、白などのグローブを使用するが、大毅は異例の黄金色を選んだ。グローブの色については、特別な規定はないが、王者・内藤はオーソドックスな黒色を使う。

 黄金色は大毅の“パーソナルカラー”。これまでもスパーリングでは、特別に色を塗ったグローブ、ヘッドギアを愛用。メキシコのメーカーと交渉して、同色グローブを取り寄せた。大毅は「金色はオレのラッキーカラー。これで内藤を倒したる」と息巻いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000035-sanspo-spo
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