オホーツク海、露が大陸棚領有を主張 国連に調査報告申請へ

2008年09月15日 | 国際
オホーツク海、露が大陸棚領有を主張 国連に調査報告申請へ
2008.9.14 18:58
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアが200カイリの排他的経済水域(EEZ)を超えるオホーツク海中央部について、その海底が自国の大陸棚であると主張する調査報告書を作成し、年内にも国連に提出する方針を固めた。複数の調査関係者が明らかにした。露天然資源省も国連申請を準備していることを確認する一方、「日本との国境問題に抵触しない」と説明している。北極海などで国際社会の資源獲得競争が激しさを増す中、北方領土周辺の大陸棚にもロシアが関心を向けるのは時間の問題といえる。
 関係者によると、ロシアはすでに地震波の利用や海底泥土の採掘といった方法でオホーツク海の大規模調査を終了。その結果、オホーツク海中央部の地質は極東のオホーツク-チュコト火山帯と同様の構造で、ロシア極東沿岸からオホーツク海南部に至るまで深淵(しんえん)が存在しないことが分かった。関係者は「地質・地形の両面から見て、オホーツク海底が大陸からの自然な延長であるという説得力のある調査結果が得られた」としている。
 国連海洋法条約によると、EEZを超えていても、海底が陸地からの延長である「大陸棚」と認められれば、沿岸国に地下資源など海底の開発権が認められる。ロシアは2001年にもオホーツク海の大陸棚領有を国連大陸棚限界委員会(CLCS)に申請したものの、北部については調査データの不備を理由に却下され、南部については日本と調整するよう勧告された。今回、ロシアの新たな調査報告が認められれば、オホーツク海中央部の約5万6400平方キロがロシアの“海底領土”になる。

 この海域にどれだけの石油・天然ガスが埋蔵されているかは不明。ただ、オホーツク海西部のサハリン(樺太)沖大陸棚には豊富な地下資源が埋蔵されているといわれ、日本企業も参加して大規模な開発が行われている。
 一方、今回は申請が見送られるものの、オホーツク海南部に位置する日本の北方領土や千島列島周辺海域にも石油・天然ガスの大規模鉱床が存在する可能性が指摘されている。
 インタファクス通信によると、研究者グループは千島列島中部の周辺に12億-16億トン、国後島と色丹島の間の深淵に5600万-6000万トンの化石燃料があると推定。ロシアではソ連時代に行われていたこれら海域の調査を再開すべきとの意見も出始めている。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080914/erp0809141906006-n1.htm







エリツィン元大統領、「四島即時返還」を提案 97年日ロ首脳会談
(09/17 07:32)
 【モスクワ16日加藤雅毅】ロシアの元第一副首相ボリス・ネムツォフ氏(48)は十六日までに北海道新聞の取材に対し、在職中の一九九七年、ロシア極東・クラスノヤルスクで行われた日ロ首脳会談で、エリツィン大統領(当時)が橋本龍太郎首相(同)に、北方領土の四島即時返還を提案した、と証言した。大統領は同席していたネムツォフ氏らの説得で、提案をその場で取り下げた。日本側は領土問題解決の好機を逃したことになり、今後の交渉に影響する可能性もある。

 ロシア側の四島即時返還提案を交渉に直接携わった関係者が明らかにしたのは初めて。日ロ両政府はこの提案を公表していない。

 ネムツォフ氏によると、エリツィン氏は九七年十一月一日のエニセイ川での船上の首脳会談で、橋本氏に「平和条約を締結し、われわれが領土問題をきょう解決すべきだ」と提案した。ロシア側で事前の調整はなく、大統領の独断という。提案に「四島」の言葉はなかったが、四島返還による即時決着と察知したネムツォフ氏らロシア側の同席者が大統領に翻意を懇願。大統領は最終的に「二〇〇〇年までになんとか締結するよう、考えさせてもらう」と表明し直した。

 両首脳は会談後の記者会見で「二〇〇〇年までに平和条約を締結するよう全力を尽くす」ことに合意したと発表。「二〇〇〇年までに」という表現は大統領が主導したとされてきたが、背景は明らかになっていなかった。

 ネムツォフ氏はエリツィン氏の提案が四島返還だったとする根拠について「島を全部返す用意があったのは明らかだ。エリツィン氏にとって、平和条約締結は島全体について決断することを意味していた」と断言。

 クラスノヤルスクで提案した理由に関し、「歴史的に意味のある画期的な会談にしたかった大統領の意欲の表れ」と語る一方、「合意していれば大統領は弾劾されただろう」とも指摘、仮に合意しても国内の反対勢力に阻まれ、実現は困難だったとの見方を示した。

 これに関して、官房副長官として会談に同席した額賀福志郎前財務相は十六日、北海道新聞の取材に「軽々には言えない」と述べ、コメントを拒否した。

 ネムツォフ氏は九七年三月から九八年八月まで第一副首相。若手改革派でエリツィン氏の秘蔵っ子として知られ、日ロの政府間貿易経済委員会ロシア側議長として日ロ経済交流の旗振り役も務めた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/118133.html








反捕鯨活動家の国際手配、「通常の司法ルートで処理」米政府
2008.9.18 09:20

米国人2人を含む環境保護団体「シー・シェパード」の反捕鯨活動家を警察庁が国際手配したことで、米国務省は17日、報道官のコメントとして、「国際刑事警察機構(ICPO)を通じたいかなる要請も、通常の日米司法ルートを通じて対応する」との立場を表明した。

報道官のコメントは、日本の調査捕鯨に対する論評は避けつつ、「海上での船舶、人命の安全は、米国をはじめ海洋法規を順守するすべての国にとり、最大限尊重されるべきだ」と述べ、日本船舶を狙った南極海での妨害活動を支持しない原則を示した。

2日付の国際手配は、海外での身柄拘束を求めるものではなく、容疑者の所在など情報提供を要請する内容(通称「青手配」)にとどまっている。手配された米国人活動家は、他の英国人とともに、発炎筒を日本の船舶に投げ込んだり、ロープをスクリューに絡ませるなどして業務を妨害した疑いが出ている。

米西部ワシントン州に本部を置くシー・シェパードは、15日付の声明で、「日本政府の激しい圧力」を非難する一方、南極海での捕鯨妨害活動の継続方針を予告している。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/080918/amr0809180923001-n1.htm







米国人の55%は「天使に守られている」と信じている、研究調査

【9月19日 AFP】
米国人の半数以上が「自分は守護天使に守られている」と信じており、3人に2人が天国は存在すると考えていることが、18日発表された信仰に関する研究調査で明らかになった。

この調査は、テキサス州ワコにあるベイラー大学の研究チームが、全米の成人1648人を対象に行った350の質問に対する回答をまとめたもの。

回答者の55%が「守護天使によって悪から守られている」と答えたのには、研究を主導したChristopher Bader研究員も「ショックだ。予想もしていなかった」と驚きを語った。

天国の存在については、67%が「(あると)完全に確信している」、17%が「(高い確率であると)信じる」と答えた。地獄を信じている人の割合は73%に上った。

天国はあると答えた人を性別で見ると女性が68%、男性56%、人種別では黒人86%、白人60%、地域別では南部76%、東部50%という結果が出た。

共和党支持者の77%が天国を信じると答えたのに比べ、民主党は54%にとどまり、政党と信仰の関連性も指摘された。

神を信じないと答えたのは4%で、無宗教と答えた11%と併せて2005年に行った調査とほぼ同じ結果だった。

また、45%が生涯で2回以上の「宗教的な出会い」を経験したと答えた。そのうち保守派のプロテスタントは、カトリック教徒やユダヤ教徒よりも宗教的あるいは神秘的経験を申告する傾向が高いこともわかった。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2519429/3354420






日本人とユダヤ人は共通の祖先を持つ? 米ブロガーが「祇園祭」で検証
2008年09月27日16時00分

「日ユ同祖論」という考え方が存在することをご存じだろうか? 文字通り、「日本人とユダヤ人は共通の祖先を持つ」という説を指すものだが、米国のブログ「Japan Blog」の筆者が日ユ同祖論を取り上げている。

 別のブログ「Oniazuma」でこのミステリアスな仮説について初めて知ったという筆者。日ユ同祖論では、度重なる戦乱の後、古代イスラエルの部族の一部が日本に移り住んだと考えられている。「Oniazuma」では日本の三大祭りの一つである京都の「祇園祭」を例に、日本人とユダヤ人の関連性について説明している。

・古代イスラエルの「シオン祭」と類似点が多い。どちらの祭りも1か月にわたって開催され、日程やイベントの内容がほぼ同じ。
・祇園祭のおみこしには、「砂漠を歩くラクダ」、「ピラミッド」、「バグダッドの宮殿」などを描いたものがある。旧約聖書の創世記第24章に登場する、「リベカがイサクに水を与える場面」を描いたものもある。
・「山鉾(やまぼこ)巡行」が行われる7月17日は、ノアの箱舟がアララト山にとどまった「聖なる日」。
・おみこしを担ぐ際の「エッサ」という掛け声は日本語では特別な意味を持たないが、ヘブライ語では「運ぶ」という意味。

「日本人とユダヤ人が関係あるかもしれないなんて思いもよらなかった」という筆者。「世の中にはまだまだ知らないことがあるってことか…。もっと勉強しないとね!」と探求心に火がついたようだ。

 ちなみにどちらのブログでも紹介されていないが、日本のカタカナとヘブライ文字には形と発音の似ているものが多いという。また日本語とヘブライ語には共通する言葉が500以上あるとの情報もある。

http://news.livedoor.com/article/detail/3836274/


「日ユ同祖論」の謎
http://inri.client.jp/hexagon/floorA3F_hb/_floorA3F_hb.html






日本人捕虜の慰霊碑建立=日露戦争で収容-ロシア
2008年9月28日(日)20:30
 【モスクワ28日時事】日露戦争(1904~05年)でロシア軍の捕虜になり、抑留中に死亡した日本人19人の慰霊碑の除幕式が28日、捕虜収容所があったロシア北部ノブゴロド州メドベジ村で行われた。ロシア人捕虜の収容先となっていた松山市や大阪府泉佐野市には記念碑があるが、ロシアでの日本人捕虜の記念碑建立は初めて。 
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-080928X649.html


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