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中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」第35話 あらすじ

2019年10月16日 20時40分07秒 | 扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~(中)

扶揺(フーヤオ)…ヤン・ミー   
長孫無極(ちょうそんむきょく)/軒轅旻(けんえんびん)…イーサン・ルアン  
宗越(そうえつ)/軒轅越(けんえんえつ)…ライ・イー
長孫迥(ちょうそんけい)…ワン・ジンソン



「砂漠への出奔」


駱駝に乗って砂漠を進んでいた無極たち。夕刻に飲沽草がよく咲くため、宗越が探しに行くことに。
無極は昏睡状態の扶揺に水を飲ませ「私は思っていた。悪い縁で結ばれていても君のそばで共に運命と闘うと。すべてを用意し君と共に平穏な人生を過ごすはずだったのに、うぬぼれていた。再会した時、元昭詡だと言いだまさなければ、宗越に頼み真相を隠したりしなければ、私が気をつけていれば、こんなことには。扶揺、言うとおりだ。私は嘘つきな男。私のせいで君はこんなに苦しんでいる。頼む、目を覚ましてくれ。そうしたら私は喜んで君に殴られ、喜んで君に叱られよう。目を覚ましたら、ちゃんと説明する」と抱きしめながら話す。


小さな天幕で扶揺を休ませていた無極。そんな中、戻って来た宗越が、女性と関係を持ったことがないと確かめたうえで、小七の手から血を取ろうとしていた。小七も扶揺を助けたいが、血を見るのがだめな小七は「気絶するよ」と嫌がる。天幕で会話を聞いていた無極は、宗越の元まで歩いて行き「私が」と言って手を差し出す。宗越は無極の手の平を切り、その血を薬の中に入れる。「7回に分けて飲ませろ」と宗越は薬を無極に渡す。3刻ごとに1回だと。

無極が天幕に入り、小七は「この飲沽草を飲めば治るんだね」と宗越に聞く。「優れた薬だが、効用は症状の緩和だけ。完全に治すには星輝を訪ねるしかない」と答える宗越。


翌日。無極のそばで鳩を見た宗越が「皇帝の鳩が見えたが、天権に変動が?」と尋ねる。無極は「私が命令に逆らい父上は激怒しているはず。母上は軍を派遣して私を捜している」と話す。宗越が「帰って父上に謝れと?母上の目的は婚礼だ。皇太子の座を固めるために。お前は皇太子だ。婚姻は親と仲人が決める」と言う。「私の罪は問題ない。心配なのは父上が扶揺を許さないこと。今は私一人で帰るのが安全だ。仏蓮は宮中にいる。扶揺がなりすました理由を調べる。扶揺を傷つける者は許さん」と言う無極。無極の肩に手を置き「ここには私がいる。扶揺は大丈夫だ」と言う。


天幕に寝かされている扶揺に上着をかけ「私を信じてくれ。必ずいい方法がある」と無極は話す。


「もうすぐ無極が帰るから、あと数日、ここにいたらいい」と仏蓮に言う皇后。仏蓮は「皇太子のお帰りまで日があるので、天権に来た難民を助けに行きます」と言う。皇后は「本当に慈悲深いのね。いいわ。天権にいるなら安心だし、あなたと無極の婚礼もすぐに決まるはず」と話す。


姚城に来た宗越と小七。小七が「なぜ扶揺さんはまだ目を覚まさないのです?」と宗越に尋ねる。「飲沽草は薬の性質があるが、半分は毒性だ。そう簡単には起きられない」と返す宗越。小七が「まさかもう二度と目が覚めないとか?」と心配する。宗越は「扶揺のため、滋養のある物を探しに来た。もうすぐ目覚めるさ」と言う。そんな話をしながら歩いていると、急いで家を離れようとしている母と息子を見かける2人。小七が何が起きたのか聞く。

小七たちがよそ者だと知った母親は「早く逃げなさい。姚城は終わりよ」と言う。黒戎寨のせい、黒戎寨はすでに多くの村を滅ぼしもうすぐ姚城にも攻めてくるはず、ここもやつらの巣窟となる、と。「姚城は辺鄙な所であっても天権国内なのに」と言う宗越。息子は「天権の皇帝が来たって無駄だ。黒戎寨は欲しいものなら何でも奪う。自然条件が悪い姚城になぜか根を下ろし、もう数百年も経つ。その間13回鎮圧された。7回は全滅したがなんと復活したんだ」と話す。

「姚城の県丞も悪者の行いを構わない。」と言う宗越。息子は「蘇県丞と黒戎寨はぐるになってる。屋敷に押しかけない限り県丞は無関心だ。見てみろ、民は安心して暮らせない」と言い、慌ただしく逃げていく。


皇宮に戻った無極は、何日も食事をしてい皇帝の前にひざまずき「親不孝者にどうか処罰を」と言う。「罰は過ちを知るためにある。だが、お前は何が過ちか分かっていない。以前のお前は自分が願わないことでも父の望みに背くことはなかった。今はもうお前の心の中に父は存在していないようだ」と言う皇帝。無極は「私の心の中で父上はいつもこの上ない五州が慕う皇帝です。私が忠誠でなかったことはありません」と言う。

皇帝が「ではあれは何だ。上陽宮で刃傷沙汰とは何が忠誠だ!」と怒鳴る。「聞いてください。幼い頃から乳母に育てられました。皆は私を第一として遠慮していました。威厳に満ちた父、疎遠な関係の母、兄上とは隔たりが。私は皇太子であるため同世代の子と親友になり難く、皆が見るのは私の身分だけ。自由に生きられぬ寂しさなど知らないのです。扶揺のような女子には初めて出会いました。強情でおてんば、賢くて義侠心がある。それはまるで心の中にいたもう1人の自分。扶揺のために親不孝になろうとも、将来を投げ出そうとも思ったことはありません。処刑されると知った時、扶揺は失うことができない人だと気づきました。初めて感じた愛です」と言う無極。

無極はさらに「父上の言葉は確かです。愛とは自分を痛めつける利刀でしょう。しかし愛は私を生き生きと輝かせてくれます。私は生まれて初めて感じたのです。人と出会い、一緒にいることがこんなに幸せだと。永遠に変わらぬ愛。今の願いです」と話す。父上の信頼を裏切りました、いかなる罰も受けます、ただ扶揺は許してください、と。「皇太子の座を失ってもいいのか?」と皇帝が聞く。無極は涙を流しながら「失おうともかまいません」と答える。皇帝は頷き「お前も大人になった。好きにしたらいい」と言って部屋を出て行く。


街を歩いていた仏蓮に江楓が声をかける。皇太子が、と。


仏蓮が目覚めると近くには無極がいた。「会いにくると思ってた。あなたの心には私がいる」と言う仏蓮。無極は「最近、民の間で聞いた話を君にしてやろう」と言い「ある女子の物語だ。女子は運よく毒を避ける玉を手に入れた。この玉があれば毒に侵されず万病も消し去る。女子は思った。自分が他人と違うなら、すごいことをしよう。女子は何をしたと思う?」と聞く。仏蓮が首を横に振り「妖術を探し、人が死ぬ疫病を広めた。女子には玉がある。どんな疫病も怖くない。そこで五州を巡り疫病を治し、民から菩薩と敬われた。だが私は女子の残忍な心と腹黒さを知っている」と話す。

「この世にそんなあくどい人がいるとは」と言う仏蓮。無極は笑うと「私も驚いたさ」と返す。仏蓮が「その女子に会う機会があれば、私がしっかり諭し、導くわ」と言う。無極は鏡を手に取り、仏蓮の顔を映す。「鏡に映る真の姿を見つめたくない者がいる。ならば場所を替えれば冷静になれるだろう」と言う無極。

仏蓮の立っていた場所の床が開き、仏蓮が落下する。「何をする気?」と仏蓮が言う。無極は鏡を落とし「よく見るんだ」と告げる。汚れた部屋の中で「宮殿、寺院、あばら家、拙宅、これらはすべて取るに足らないもの。天があり地があり、この仏蓮の真心がある。これらの何を恐れるの?」と言う仏蓮。無極は「確かにそのとおりだ。私は邪魔せずにいる」と言って出て行く。


“薬を飲み、扶揺は回復した。そのうち以前のように歩けるようになる。飲沽草で一時的な対処はできるが、命を守るために完全に治したいなら星輝の薬が必要だ。翊王が少し持っているはず”という宗越からの文を読む無極。


扶揺に傷つけられうまく歩けない平戎。宮女がそんな自分を笑ったと思い、剣を取り出して殺そうとする。無極が宮女を助け「なぜ女子に当たる」と言う。平戎が「私は女子が気に入らないのだ。長孫無極の女子が私を害したからな」と怒鳴り、無極が「お前の何を害したと言う?」と返す。平戎は剣を無極の首元に当て「やるのか?もう死など怖くない」と言い返す。その剣を奪い、今度は無極が平戎の首元に当て「本当に怖くないのか?」と聞く。そこに陛下が2人を呼んでいると言う知らせが。


皇帝は「ことは過ぎたのに無極はまだこだわっている。血の繋がった兄弟だろ。平戎とてひどい目に遭った。それでも許さないのは妥当か?」と無極に聞く。無極は「それは分かっています。兄弟に不和があっても外から気づかれてはならぬ。皇族は面目が最も大切だと父上が。ですから私は兄に代わり悪事を隠してきました。例えば婦女からの強奪。無断で土地に駐屯。そして黒戎寨とぐるになり栄達を求めて売国」と言う。平戎を見ると「続きを話せ」と言う皇帝。


扶揺が座っていると、無極が馬を走らせ自分の元に来る。微笑む無極だったが、それは幻だった。
駆けてきた小七が「まだ完治してないのに勝手に動いて。また心配させる」と言う。「ずっと寝ていたら足が腐りそうだもの」と言う扶揺。小七は「でも今は体を冷やしたり、砂に吹かれるなと宗先生が」と言う。扶揺は「うるさい。そうやって四六時中、宗先生と一緒にいるから小七の口ぶりもひねくれてきた」と言い返す。そんな話の最中、ふと小七が「見て、あの村は火事みたいだ」と言う。まさか、またあの賊が?と。扶揺は小七が止めるのも聞かず、その村へ向かう。仕方なく小七も一緒に行く。


「父上が翊王の軍を南戎へ送り盗賊を粛清させると、すぐに勝報が。大皇子が見事に黒戎寨を治めたという。しかし実はそうでない。翊王は黒戎寨の赤鬼と契約をした。金銀千両と3万の武器で南戎の半年の安定を得ると、黒戎寨は半年、天権の内陸を攻めない約束だ。だが略奪には関知せず、今、南戎の民は苦難に満ちいてるはずだ。南戎は辺境の地。黒戎寨の興隆後、戦乱が絶えず主のない土地だった。そのような状況下で生きるのは難しい。翊王の行動は優れて見えます。まず賊を討伐した戦功で名声を保つ。次に半年の平和を求め周到に手に入れた。そして翊王と赤鬼は盟約を制定した。翊王が政権を奪い取ったら黒戎寨が大いに協力すると」と皇帝に話す無極。

慌てた平戎は「父上の前で、でたらめを言うな」と言う。しかし無極は「敵と結託し、国を売り、私的に武器を運用する。災いを隠し民の命は捨てる。殿下にはこの取引が見合うのか?」と話す。「何てことだ」と剣を床に突き刺す皇帝。平戎は「これはぬれぎぬです。いくら何でも賊とぐるになどなりません。信じてください」と訴える。「皇族どころか天権国にも関係すること。この件について南戎で調査したいのですが」と言う無極。

皇帝が「調べ尽くせ」と言い、無極は「果たして大皇子が関わっていたら、私に翊王を調べさせてください」と頼む。「許す」と言う皇帝。皇帝は平戎に「お前の愚鈍、これは我慢する。淫らな腐敗した暮らし、これも我慢しよう。敵と結託し国を売る、これは許さん!」と怒りを込めて言う。


村に着くとけが人たちの手当てを始める扶揺と小七。村人は黒戎寨が怖くて何も言えず、このままでは村で暮らしていけないと扶揺たちに話す。「我慢していては、やられるだけよ」と言う扶揺。しかし村人は、姚城に法はなく役人が賊とぐるになり悪事を働いている、我々のような民は生きていくのに必死だ、と言う。


法がないなんて許しておけないと思った扶揺は、姚城県署へ向かう。蘇県丞はののしる扶揺に罰を与えようとする。そこに宗越が。宗越が「この女子は捕まえると面倒に」と蘇県丞に言い、“上陽”の令牌を見せる。


態度を変えた蘇県丞に「黒戎寨の悪事を、あなたはただ傍観していたの?」と聞く扶揺。困った黒戎寨は「それは何と言いましょうか。黒戎寨は大人数で威勢があり猛々しい。武装も厳重で挑んでもかないません。なので時を見計らって…」と言い始める。それを「見計らう?ただ首を縮めて待ってるの?刀を向けられても動かないの?災難が起こり民が苦しむというのに。人としてなぜ無視ができる?姚城の長がなぜ安眠できる?」と扶揺がさえぎる。蘇県丞が言い訳をしていると「黒戎寨が沽水村に奇襲を」と言う知らせが。助けに行こうとする扶揺を止め、宗越は「先に策を考えるんだ」と言う。君が衝動的になれば村人に災いが、と。


翌日。村人たちの前で特使として来た扶揺が、これから先、姚城のすべての公務を行うことが蘇の口から告げられる。
民たちに向かい「私がいるからには、もう勝手はさせない。姚城の天と地はすべてあなたたちのもの。民を苦しめる者には私が倍返しを」と言う扶揺。喜ぶ民たち。


無極は仏蓮に婚約解消書を渡す。それには“仏蓮は行いが善良でない。五州の廟に恥じる。璇璣の祖先に恥じる。このような状況にあるため無極皇太子との婚約を取り消すことを請願する”と書かれていた。「殿下が璇璣に来た時から仏蓮の心にあるのは殿下一人だけです。この思いは殿下が想像するよりも揺るぎない。私を中傷する人々の言葉を軽々しく信じて、殿下は私のことを道徳の欠けた女子だと思うかもしれない。でも私は心に恥じるようなことはない。簡単に別れない。私は絶対、婚約を破棄しない」と言う仏蓮。

無極が「会わせたい者がいる」と言う。扉が開き入って来たのは平戎だった。仏蓮がよろめき、無極は平戎に「申せ」と言う。


ーつづくー

無極仕事が早い!!
すぐに仏蓮の悪事が分かるとは(✽ ゚д゚ ✽)
それとも仏蓮の詰めが甘かったのか?

そして平戎の悪事も父に暴露した無極。
皇帝ははっきりとすれば(?)平戎を許さないと言ってたけど…どうするのかな?

正義感の強い扶揺だから、姚城の民をほっとけないよね。
真面目なのに時々面白いことをする宗越。
今回も蘇県丞を脅した宗越が面白かった(≧▽≦)

無極はどんな取引を平戎としたんだろう?
ただで平戎が仏蓮の悪事を話すわけないよね(ㅎωㅎ*)
仏蓮もこれで言い訳ができなくなる!?
早く続きが見たい(⁎˃ᴗ˂⁎)



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2 コメント

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小七も無極も(//∇//)宗越は? (ねこ)
2019-10-18 15:30:47
前回に引き続き、天権国に来てからネタが多いような(//∇//)
小七の血が必要と言っとき、小七はそんな感じもしないでもないけど(≧∀≦)
え?無極の血なら大丈夫ということは、無極もそうなの⁈嘘〜と思った(*゚▽゚*)
じゃあ、宗越さんは違う⁈のかなという疑問も沸いてきたりして
Unknown (Berry)
2019-10-20 05:42:29
砂漠にある草が薬なのですね。。。
ねこさんの疑問ですが、、無極皇太子は、私も以外でした。 でも太淵の国王のときは、お芝居でしたよね。

宗越兄様は、医者の立場と、いくら薬でも扶揺が飲むのを嫌がると思って遠慮したのではないのでしょうか、、。
血を薬にするというのは、本当にあるのでしょうか。栄養ということか。他のウィルスや感染の心配もありますよね。自分としては命がかかっていても飲みたくない部類です。草と血は絶対に美味しくない。

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